LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
公爵家を出て、他の場所で働いてひどい目にあっていた侍従たちはメーデイアに助けられていました。そして再びメーデイアのもとで働くと忠誠を誓います。ペロンはメーデイアの指示で兄デキスに会いました。
最新話65話のあらすじ ※ネタバレ注意
デキスはペロンの質問に「メーデイアは大切な妹、しかしメーデイアは私を必要としていない」と答えました。デキスはメーデイアに手紙を送りますが、その返事はなく、母の危篤など公的な知らせしか連絡がもらえませんでした。
そしてデキスは信頼して仕事を任せられるペロンはメーデイアの大切な人であり、その大切な人をメーデイアが自分のもとに送ってくれたと嬉しそうにペロンに言います。
それを聞いたペロンはメーデイアと知り合ってまだ1ヶ月も経っていない、大切な人どころか親しくもないと動揺し、メーデイアとデキスの性格はまったく違うと感じます。そしてデキスに名前を尋ねられたペロンは「フェルオン」と名乗りました。
”今まで通りにやっていけばいい。よく積み上げた。ただ、一歩よろめいてしまえば崖の下に落ちてしまう責任感が全部私に伴うだけ”
メーデイアは自分で全て責任を負おうとしているんですね
ホルン侯爵がベリアード侯爵に挨拶をし、ベリアード侯爵はこの前は世話になったと返します。
ホルン侯爵が執事を使ってべルアード公爵に神託のことを手紙で伝えたことですね!
ベリアード公爵は、手紙をもらったときは、自分のことを思って教えてくれたのだと思っていましたが、今考えてみると、自分とメーデイアの仲を引き裂いて争わせようとしていたのではないかと考えます。
皇居で行う本会議はいつもどおりの流れでしたが、会議が終わろうとしていたときにホルン侯爵が手をあげます。イアロスが当てるとホルン侯爵は「前もって報告すべきだったが、一度隠蔽された情報であるため、直接申し上げる点をお許し下さい」と言い、周りがざわめきます。
「殿下もさぞ驚かれたと思います。貴族とは皇室を助けて模範となるべきで、これを守れなかったものは非難された。なのに」とホルン侯爵が言いかけるとイアロスは何かを察し、発言に気をつけるように注意します。
「誰が皇室の情報を隠蔽するというのか。君の言葉はまるで私が陛下の代理能力がなく、本会議も統率できていないという声に聞こえる。帝国の主要貴族が集まるこの席で私を愚弄するように。」というイアロスにホルン侯爵は誤解だといいます。イアロスは会議を終了させ、ホルン侯爵だけ残るように指示しました。そしてイアロスはホルン侯爵だけを残したのは話を聞くためではなく、脅迫するためだと言い、ベリアード公爵をことを言っているならばやめるように言います。そしてイアロスはホルン侯爵がベリアード公爵に悪感情を持っていても、派閥争いをしても関与しないが、仮に剣を握ったらその刃先に誰がいるか知っていなければいけないと言います。
家にもどったホルン侯爵は八つ当たりで子供(奴隷?)にムチを打ち、倒れた子供を片付けておくよう使用人に指示します。
みすぼらしい服装の子供に倒れるまでムチ打つホルン公爵…「片付けておけ」ってもしかして死んでる…?
ベリアード公爵を落とせるチャンスなのに何もできないこと、そして再び公爵が勢いにのったらそのときは取り返しがつかないことを思いますが、イアロスの言葉も気になり、どうしようかと悩んでいた時、後ろからコート伯爵が「諦めるつもりなのか」と問います。
メーデイアに平手打ちをもらったご婦人ですね(47話参照)
コート伯爵に気付いたホルン侯爵はずっと音信不通でコート伯爵ほど頭のまわる人もいなくてどうすればいいか悩んでいたと話すとコート伯爵はメーデイアの監視があったから動けなかったこと、そしてこれからベリアード公爵家を倒す知恵を出すことをホルン公爵に言いました。
感想
メーデイアと兄のデキスがまったく性格がちがうことに驚きです!性格は優しそうですが、メーデイアより先に父親の不正を気づいていたところから、頭の良さはメーデイアもしくはそれ以上かもしれません!そしてコート伯爵が登場しました!以前登場してすぐメーデイアにやられてしまいましたが、どんな反撃をしかけてくるのでしょうか?続きが気になります!