LINEマンガで人気配信中の「主役の初体験、私が奪っちゃいました」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
目を覚ましたリプリーのもとに家族や友人が見舞いにきます。その中でエトワールに軟膏の事業の売り上げを聞いたリプリーは驚くのでした。
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「主役の初体験、私が奪っちゃいました」78話のあらすじ ※ネタバレ注意
庭で1人、リプリーはニヤニヤします。
ゼロニスが機嫌が良さそうだと話しかけると、リプリーは軟膏の事業が成功してかなりの金額が自分のものになったことを話します。そして、欲しいものがあればなんでも買ってあげるとゼロニスに言います。しかし、ゼロニスは帝国最高の財力家であることを思い出したリプリーは都市や国をねだられたらどうしようと考えますが、「何が一番欲しいのか考えてみる」と嬉しそうに言うゼロニスの笑顔を見て、リプリーはなんでも買ってあげようと思うのでした。
そしてリプリーはエトワールとともに孤児院のボランティアに行くことも話します。体調を気にするゼロニスですが、リプリーはもう少しで結婚式を挙げるために忙しくなるだろうから、その前に心配かけた子供たちにも元気な姿を見せたいと言います。
あれ?ゼロニスの表情が…気まずそう…
リプリーは鈴蘭の花を持ってきてくれた使用人の少年に呼ばれ、庭に咲く鈴蘭の花を見に行きます。
「私が横になっている間に世の中がこんなに美しかったと思うと、ちょっと悔しいですね」
「そうだな…私も君が眠っている間、まったく気がつかなかった。こんなに美しかったんだな…」
庭を散歩しながら2人は火事で燃えてしまった公爵邸を眺めます。ゼロニスはリプリーのことを気遣い、引っ越すことを提案しますが、リプリーは怖い目にもあったが、良い思い出もたくさんあり、何より、ゼロニスがそばにいてくれたら大丈夫だと言って断りました。
リプリーを気遣うゼロニスですが、公爵邸は幼い時に両親を無くしたゼロニスにとって大切な場所…それをわかっているリプリーだからこそ、このままこの場所で生活することを選んだんですね!
リプリーは結婚式の準備を進めようとゼロニスに言いますが、ゼロニスは消極的でした。あれほど結婚式を挙げることに積極的だったゼロニスが何も言わないのでリプリーはどうしたのだろうかと思います。
その時、リプリーの近くを蜂が飛び、ゼロニスがリプリーを抱き寄せます。
ゼロニスに抱かれドキドキするリプリーですが、ゼロニスも同様にドキドキしているのに気づきます。そしてそれが自分が抱きつくたびに早くなると気づいたリプリーは顔を赤らめました。
蜂が去り、顔が真っ赤になっているリプリーに気づいたゼロニスは熱が出たのかと心配しますが、リプリーは赤くなったのは熱のせいではなく、ゼロニスに抱かれたからだと説明します。
するとゼロニスもリプリーと同じ気持ちだと答えました。
「長い間、君に向かって独り言を言っていたから、こうやって僕の話に答えてくれる君の声が耳に届くたびに平常心を保とうと努力している」
「今日はもう来客はないから、これからずっと話ができますね。明日の朝まで。2人だけで…」
「明日の朝まででは全然足りない。52日間も言えなかったことを言うには…」
一方で公爵家から出たエトワールとライトは街中を歩きながらリプリーが元気だったことに喜び、みんな幸せになって欲しいと願います。
2人の近くをかけていく2人の少年のうち1人が路地裏で歩く、顔に包帯を巻き、ボロ切れで顔や体を隠す人物に視線を送り、もう1人の少年に言います。
「ねえ、見た?公爵夫人だ…!」
金髪の…女性…?公爵夫人?????
「主役の初体験、私が奪っちゃいました」78話の感想
無事リプリーが目覚めてすぐに結婚式をあげるのかと思いきや!ゼロニスはリプリーが結婚式というKWを出すと気まずそうにしています…どうしてでしょうか…?
魂を完全に入れ替えたことにより、結婚式を送ってもこの世界は終わることはないとわかっているはずなのに…
そして最後に現れた人物は一体…もしかしてローゼ…?でもその姿を見た少年が「公爵夫人」と…誤訳?ローゼは伯爵令嬢なので…帝国で公爵夫人はリプリーしかいないはずですし…謎ですね…