LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
公爵邸でメーデイアが階段を降りていると何者かに背中を押されます。
「君の全てを奪いたい」111話のあらすじ ※ネタバレ注意
メーデイアが背中を押されると気づいたバディはメーデイアの腕を掴み、自分が身代わりになって落ちていきます。
バディイイイイイイーーーーー
メーデイアはすぐにバディのもとに行って抱き寄せると、頭から血を流していました。
メーデイアの背中を押した者は傍系の誰かの子供のようでした。
「ごめんなさい…走っていたらスカートを踏み間違えて…転んでしまいました。わざとじゃないんです。」
それを聞いたバディは転んでしまったなら仕方がない、メーデイアに何もなくてよかったと言います。
「部屋に閉じ込めて飢えさせる」
メーデイアはそう言うとバディを抱き抱えて歩き始めます。
他の使用人たちがバディは自分たちが診るからメーデイアは傍系たちが待つ会議に行くように言いますが、メーデイアはそれを無視してバディを自分の部屋のベットに運びました。
早く会議に行くように言うバディにメーデイアは安静にするように指示し、医者を呼びます。
”子供を飢えさせる狂人のように見えるだろう”
メーデイアの背中を押した女の子は質の良い服をきていましたが、腕は骨と皮しかないほど痩せ細っており、そんな状態で遊びまわっていたのは、誰かの指示なのだろうとメーデイアは推測します。
そしてそんな女の子をそのまま帰したらひどい目に遭うと考えました。
メーデイアは女の子を守るために「部屋に閉じ込めて飢えさせる」と言ったんですね!
執務室では傍系たちがメーデイアを待っていました。
傍系たちは武闘会の参加を希望していました。武闘会は健康な若者であれば参加可能ですが、毎回負傷者が出るほどのもので、本当に参加するのかとメーデイアは尋ねます。
「…公爵様も参加されるじゃないですか」
傍系たちは武闘会への参加は皇室に忠誠を証明する方法であり、また自分たちはメーデイアと違い剣術での受賞歴もあるので、メーデイアを守ることもできると言います。
傍系の人間たちはメーデイアの強さを知らないみたいですね
”…そうだね。そうやって来ると思ったよ”
メーデイアは自分が武闘会に出場すると知ったら、傍系たちはこの機会に自分の命を狙って来るだろうと予測していました。
え、武闘会で堂々と命狙ってこようとしてるの?
そして傍系のうちの1人の男がメーデイアとの手合わせを希望します。
「手合わせか…」
メーデイアは手合わせを希望した男の頭を机にのめり込むほど強く押さえつけます。
「私がなんで?」
「君の全てを奪いたい」111話の感想
とうとう傍系がメーデイアの命を取りに動き始めましたね…しかし、分かりやすすぎる行動…メーデイアを馬鹿にしているのか、それとも傍系が馬鹿なのか…
普段冷静なメーデイアですが、バディを傷つけられてしまい、今回は黙っていなかったですね!自分の身を呈してまでメーデイアを守るバディ。メーデイアの方がバディより圧倒的に強いのに、それでもメーデイアを守ろうとするバディの忠誠心に感動します…。