「再婚承認を要求します」ネタバレ 172話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
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「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

ラスタが否定をするも、噂は広まり、親子検査をするかどうかの話まで発展しました。

←「再婚承認を要求します」 171話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 172話のあらすじ ※ネタバレ注意

ソビエシュは以前のように執務室にグローリーエムを連れて行くことはなくなりましたが、頻繁に会いにきていました。そしてたまにソビエシュは姫を抱いて泣くことがありました。

ソビエシュは自分と似ているところはないかとじっとグローリーエムを見て探しますが、見つからず、また、姫の性格は穏やかだったため、性格までもソビエシュに似ていませんでした。

そるくん
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ラスタも穏やかそうに見えないのですが…

姫は自分の子供なのかと気になるソビエシュではありましたが、自分から『親子かどうか検査する』と言うのは屈辱的でした。しかし、アレンの行動により、『姫と皇后のためにやむを得なく検査をしよう』と言えばいい状況になりました。

ソビエシュは出会った頃のラスタを思い出し、最後にもう一度、ラスタを信じようと思いました。

”どうしてああなってしまったのか分からないが、あの頃のラスタは私以外と接触していないはず…だからグローリーエムは私の娘だ”

そるくん
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その頃からラスタと仲良いのはエルギ公爵ぐらいですよね…ソビエシュの子供だといいのですが…


ナビエがソビエシュからのプレゼントの箱を開けると、そこには妖精の涙と言われる宝石が入っていました。妖精の涙は相手を失った妖精が悲しみのあまり永遠の眠りにつくという伝説のある宝石で大変貴重で高価なものでした。

そるくん
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え、もしかして、ソビエシュ、自分と重ねてる…?

以前、ナビエは自分の誕生日のプレゼントに妖精の涙が欲しいとソビエシュに言ったことがありました。その時、ソビエシュは「私達の子供が生まれた時にプレゼントしよう」と言っていました。

”幸せだった頃を思い出させるものをなぜこのタイミングで贈ってきたの…”

ナビエは箱に宝石を戻し、ソビエシュに返すよう、エベリーにお願いしますが、今や皇帝に仕える魔法使いであるエベリーはナビエの願いを聞くことはできませんでした。

エベリーに断られ、悩んだナビエはハインリに相談しようと思いますが、ソビエシュの話をするだけで嫉妬するハインリにこんな話をすれば不快にさせてしまうのでは…と思います。

そこへカフメン大公がやってきて、エベリーの心の中を読んだこと、エベリーは”東大帝国の魔法使いの魔力の減少に西大帝国が関与しているのではないかと疑っている”ことをナビエに教えました。

ナビエはハインリとマッケナの会話や魔法学園の学長の話を思い出し、エベリーがどうして自分に魔力が戻ったことを隠していたのか納得しました。

カフメン大公が帰った後、ナビエは椅子に座ってぼんやりと考えていました。そこにハインリがやってきました。

「クイーン、この箱はなんですか?」

ナビエは妖精の涙が入った箱を置きっぱなしにしていたことを思い出しました。


ラスタはエルギ公爵に義両親を用意してもらった時、絶対親子検査をしてはいけないと言われていたため、最初は検査をしないと言っていました。

しかし、姫がソビエシュの子供ではないという噂が広まり、ラスタは困惑します。

ラスタは相談しようにも、次の皇后の座を狙う貴族は多かったため味方はおらず、唯一の味方であろうロテシュ子爵もルベティを探すため、ラスタのもとにきませんでした。また、エルギ公爵に…とも考えますが、これ以上噂が広まるのを恐れ、相談することができませんでした。

ラスタは考えた結果、親子検査を受けることにしました。問題なのは自分と親の検査であり、グローリーエムとの検査は問題ないと考えたラスタは、イスクア子爵夫婦と実父には検査をする前に姿を消して貰えばいいと思いました。

そるくん
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ラスタ…人を消すことに罪悪感を感じなくなってますね…

そんな時、実父からの連絡が来ます。自分が大変な目にあっている今、少しでも心配してくれているのではないかとラスタは手紙を読みますが、内容はいつも通り、お金の要求でした。

”どうしてラスタはこんなゴミのような親から生まれたんだろう。生まれた時からラスタは奴隷だった。あの人は生まれながらに貴族で優しい親がいて、周りに愛されて…ラスタも愛されたかった。幸せになりたかった。皇后の座とその夫を奪ったから罰を受けるの?でも皇后になっても不幸だった。何もしなくても不幸だったから、今度は何かしようとしたら余計不幸になった。幸せな人は最後まで幸せで、不幸な人は最後まで不幸なの?ラスタは大人しく奴隷のまま死ぬまで暮らしていればよかったの…?”

ラスタは涙を流しながら床を叩きました。その度に大きな宝石のついた指輪がラスタの指に刺さり、血を流します。

まるでその宝石が”あなたに私はふさわしくない”と言っているようでした。

ラスタは一通り泣いた後、何かを決意しました。

「再婚承認を要求します」 172話の感想

ナビエは次から次へと考えることが増えていきますね…これも秘密主義で嫉妬深い旦那様のせい…ソビエシュのプレゼントを知って、さらにハインリは嫉妬しそうですね。笑

ナビエは知らないですが、ハインリは地味にソビエシュに嫌がらせをしているので、ハインリはソビエシュに再び嫌がらせをしそうですね…

最後のラスタのシーン…少しかわいそうに思いました。せめてラスタの実父がまともで、家族揃って奴隷落ちしていなければ、ラスタもこんなひねくれた性格にならなかったのかも…と思うと、なんとも言えない気持ちになりました。それでも、誰かを蹴落とそうとするのはやっぱり間違ってますけどね。

続き(「再婚承認を要求します」 173話)を読む→

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