「再婚承認を要求します」ネタバレ 188話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

東大帝国のことを知ったナビエはソビエシュとラスタの愛の結末に複雑な心境になりながらも、ハインリに告げることではないとキスをしました。
←「再婚承認を要求します」 187話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 188話のあらすじ ※ネタバレ注意

ロテシュ子爵から実の娘はエベリーであると告げられたイスクア子爵夫妻は憔悴していました。
ロテシュ子爵が言っていたことは信じがたく、渡された資料も十分ではないものの、わざわざロテシュ子爵が自分たちにそんな嘘をつく必要はないのではないかと考えます。
そう考えると、エベリーは自分たちに似ているのではないかとイスクア子爵は口にします。また、ラスタからの話でエベリーを悪者だと決めつけていましたが、よく考えてみればそんなに悪い人間とは思えなくなり、むしろ賢く、真面目に生きていると思いました。
そう考えれば考えるほど、エベリーに対する今までの態度にイスクア子爵夫妻は後悔します。そしてエベリーとの関係を修復したいと考えました。

そるくん
そるくん

あれだけ酷いことをして…修復できると思うこの夫婦怖い…

その時、2人の前に思わぬ人物が現れます。
イスクア子爵夫妻の前にやってきたのはエベリーでした。
「エベリー」
「…今日は下品な娘だと呼ばないのですね」
「これまであなたにしたこと…謝罪させてほしいの」
「結構です。何を聞いても法廷を有利にさせるためとしか思えませんし。今日来たのは、あなた方が私にしたように、悪口を言いに来ました。ただ、なぜ私を殺そうとまでしたのかは気になりますがね」
「私たちは無関係だ」
「”親も親なら子も子”。ラスタを見ればこの言葉がぴったりだと思いました。離れて過ごしていてもラスタは親の悪いところを受け継いでいる。きっと妹さんもあなた方のような人間なのでしょうね」

そるくん
そるくん

一応世間では、2人の娘のうち、ラスタが長女で次女を今探しているという体でしたね

エベリーが出て行った後、イスクア子爵夫妻は泣き崩れました。
「私たちはあの子の親になってはいけない。もし親だと知ってしまえば、さっきあの子が言った言葉で自分を苦しめることになってしまう」
イスクア子爵夫人のその言葉にイスクア子爵は頷きます。
そしてイスクア子爵夫妻はこのような結果を招いたラスタに復讐を誓いました。

そるくん
そるくん

実際にイスクア子爵夫妻はエベリーを殺害するつもりはなかったみたいです。エベリーを殺害するように動いたのはラスタの差し金のようです…


西大帝国ではハインリがデビュタント前の令息令嬢を招いて、武術と学術を披露させる場を設けると発表しました。
貴族たちは各々で家庭教師を雇い、子供を教育しているため、わざわざそのような場をハインリが設ける理由がナビエにはわかりませんでした。
ローズは生まれてくる赤ちゃんのために、令息令嬢の資質や話し相手を探るのが目的ではないかと言いますが、ジュベール伯爵夫人はジュメンシア老公爵への嫌がらせではないかと言います。実際、ジュメンシア老公爵の孫は招待されていませんでした。
ナビエもジュベール伯爵夫人が考えたようにジュメンシア老公爵への嫌がらせだと思いますが、ハインリの猫かぶりな性格を素直に話すのに躊躇い、「赤ちゃんのためでしょう」と言いました。

その時、シャレット姫がナビエに会いにやってきました。

そるくん
そるくん

ホワイトモンドの王女でナビエの兄であるコシャールに求婚した姫です!

メガネをかけてシンプルな装いのシャレット姫は知的で学者のように見えました。
シャレット姫の登場に侍女たちはマスタスの様子をうかがいます。
シャレット姫がやってきてからマスタスの元気がなくなっていく様子を見たナビエはマスタスがコシャールのことを本気で好きなのかと思いました。


夕食の時、ナビエは遊び人と言われていたハインリなら分かるのではないかとマスタスのことを聞いてみようと思います。
「あなたは恋愛に詳しいですか?」
「いいえ」
「少しぐらいは?」
「私にはクイーンしかいないのに他の人なんて分かるわけないじゃないですか」
「別にあなたの過去を聞きたいわけじゃありません。人の恋愛事情で分からないことがあるので聞いて欲しいのです」
「私は詳しくないので」
「…猫かぶりのくせに」
思わず口にしてしまったナビエは慌てて食事をして誤魔化しました。


「クイーンは可愛い〜♪」
翌朝、ハインリはそう言いながら踊っていました。
そんなハインリを見てマッケナは悲鳴をあげ、やめるように言います。
「お前も可愛いよ」
ハインリがそう言ってマッケナに抱きつくと、マッケナはハインリを殴りたい気持ちになりました。

そるくん
そるくん

朝からとんでもないことに巻き込まれているマッケナ…笑

「どうしたのですか?ナビエ様に可愛いとでも言われたのですか?」
「違う。クイーンが可愛いから可愛いと言っているんだ」
”氷と鉄を混ぜたようなあのナビエ様が可愛い…?”

そるくん
そるくん

マッケナ地味に失礼ですね。笑

「『猫かぶり』って言われたんだ」
「はい?」
「クイーンが新しいニックネームで呼んでくれたんだ!!」
「それは悪口かと思うのですが…」

「再婚承認を要求します」 188話の感想

イスクア子爵夫妻は嫌いでしたが、今回、エベリーを守るために自分たちが親であることを名乗らないと決意したシーン、ちょっと感動しました。財政が傾くほど、娘たちの捜索にお金をつぎ込んだ2人からしたら苦渋の決断だったと思います。それでも自分たちがしたことを認め、自分たちの気持ちではなく、娘の気持ちを優先させた2人はエベリーの親なんだなと思いました。そしてラスタに復讐を誓う夫婦…エルギ公爵はここまで考えていたんでしょうか…?
しかし、最後のハインリの謎の踊りのインパクトのせいで、今回の話の内容、全部持ってかれました。笑
もう、ナビエから言われた言葉はハインリにとって全てご褒美になるんですね、きっと。笑
マッケナ、ドンマイ!としか言いようがなかったですね。笑

続き(「再婚承認を要求します」 189話)を読む→

タイトルとURLをコピーしました