「再婚承認を要求します」ネタバレ 202話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
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「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

ナビエが一命を取り留めたと知ったソビエシュはナビエの回復を祈ります。そこに宮殿を出るとエルギ公爵が挨拶に来ました。
←「再婚承認を要求します」 201話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 202話のあらすじ ※ネタバレ注意

「なんのことだ?」
「アレイシア嬢のことですよ」
その名前を聞いたソビエシュは固まり、もしかしてエルギ公爵はアレイシアの息子なのかと考えましたが、それを読み取ったエルギ公爵は否定します。
「私の母は人の家庭に入り込むような人間ではありませんよ。まあ、残念ながら父親はそのような人間とお似合いの人でしたが」

そるくん
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アレイシアはソビエシュの父親の側室みたいです!

アレイシアには自殺したという噂と、彼女の両親が自殺に見せかけて殺したという2つの噂がありました。父親の側室の中で、どうして彼女だけそのような目にあったのか、それにはソビエシュが大きく関わっていました。
幼い頃、ナビエにクッキーをあげたソビエシュはその事を母親に知られ、そのクッキーには中絶薬が入っている事を知らされました。それを知ったソビエシュは、父親の元に行き、アレイシアが中絶薬入りのクッキーを母親にあげ、それをソビエシュ自身が食べてしまったと報告しました。息子の言葉を疑わなかった父親である当時の皇帝は怒り狂い、涙を流すアレイシアを追い出しました。
この真実を知っているのは、ソビエシュとその母親とアレイシアしかおらず、否定はされましたが、エルギ公爵が息子でなければ納得できない話でした。

そるくん
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ソビエシュのクッキー事件はナビエ以外にも被害者がいたのですね…含みのあるエルギ公爵の様子から、アレイシアの真相を知っていると感じ取ったソビエシュはエルギ公爵が息子であるという疑惑を拭えないようですが…一体どんな関係なのでしょうか…?

「陛下にプレゼントです」

エルギ公爵はそう言うと、赤と青の箱をおいて退出しました。

しばらく考えていたソビエシュはエルギ公爵が置いていった2つの箱を開けてみると、その中にはそれぞれの色の鍵が入っていました。
エルギ公爵が宮殿をでた時、鍵のかかった箱を部屋においていっていましたが、掃除をした者がその箱をエルギ公爵が泊まる宿に送ったことを知り、ソビエシュは急いでその箱をもって来るように指示しました。
まず青の鍵を使って箱を開けてみると、中にもう1つ箱と『薬』と書かれた紙が入っていました。
次に赤の鍵を使って中に入っていた箱を開けると手紙が入っていました。
『皇女殿下は陛下の実の娘です』
ソビエシュはその言葉の意味が分からず動揺しました。

そるくん
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エルギ公爵、最後に爆弾落としていったああああああ!

ソビエシュは親子検査をした時のことを思い出します。
”確かに検査をした…2回も!でも2回とも皇女の手から血を抜いたか…?”
ソビエシュはすでに用意してあった血が使用されたことを思い出します。
”しかし、いくら王族であるエルギ公爵だろうと、血液検査を操作できるはずは…”
ソビエシュはカルル侯爵を呼び、急いでベルディ子爵夫人たちを捜索するように命令しました。
”そんなはずはない…エルギ公爵の嘘だ”
動揺するソビエシュですが、今回エルギ公爵がベルディ子爵夫人の手助けをした理由が罪悪感からとしたら…と考え、寝室に飾ったままの皇女の肖像画を眺めます。
「…そんなはずはない」

そるくん
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ソビエシュ、寝室にナビエとの2ショット肖像画飾って、グローリーエムのも飾っていたとは…寝室に肖像画を飾ると自分のもとを去るという呪いでもあるのかと言うぐらい去っていく…笑


その頃、ベルディ子爵夫人たちは国境の近くまで来ていました。そのあたりは以前、常時泉が活動していましたが、コシャールが現れてから姿を現さなくなっていました。
トイレのためにベルディ子爵夫人が宿によると、騎士たちが赤子を連れた女性を探しているという話を耳にします。ソビエシュが自分たちを探しているのだと思ったベルディ子爵夫人は慌てて馬車にのり、出発しました。

無事検問を通り、東大帝国から出ることができたベルディ子爵夫人は安堵すると、突然馬が暴れ、馬車が横転してしまいました。
馬車の扉があき、外に出されたベルディ子爵夫人たちの前に現れたのは常時泉の首長でした。
コシャールが西大帝国に行ったことを知った彼らは、もうこちらにコシャールが来ないと考えて襲撃したようでした。
首長は馬車から金目のものを出すように指示をし、ベルディ子爵夫人から引き剥がした赤ん坊はどこかに捨てておくようにいいます。
すると、賊の中の1人が、その赤子を見て、なかなか子に恵まれない自分の妻にそっくりだといい、捨てるなら欲しいと言いました。
「好きにしろ」と首長が言うと、その男は「私の娘」といいながら赤ん坊をあやし、去っていきました。

「再婚承認を要求します」 202話の感想

ソビエシュが良かれと思ってあげたクッキーでまさか娘まで手放すことになるとは…。まあ、勝手にクッキーを持っていったこともダメですし、中絶薬入りだと言うことを素直にナビエに話していたらもしかしたら…当時の医療技術でどうなるかは分かりませんが、こんなに拗れたことにならなかったのかなと思います。
しかし、側室が何人かいる中、ソビエシュがなぜアレイシアを選んだのか、母親が薬を飲ませる相手がアレイシアだったのか、アレイシアとエルギ公爵との関係…1つ回答が来てもその倍以上に疑問が出てきて…この先気になりまくりますね!!
一方、グローリーエムも突然の危機に!グローリーエムにそっくりの妻ってすっごい美人ですよね。アレンやグローリーエムを見てわかるようにラスタの美人遺伝子強めなので、もしかしたらラスタの親戚だったりして…

続き(「再婚承認を要求します」 203話)を読む→

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