「再婚承認を要求します」ネタバレ 82話(小説)あらすじと感想

再婚承認を要求しますタイトル ネタバレ
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の原作小説82話を翻訳しました!

前回のあらすじ

ソビエシュが離婚通告しました。会議後にエレギ公爵の部屋に行くとハインリがいてナビエを抱擁します。そしてナビエにすぐに再婚申請をしたいと告げます。

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82話のあらすじ ※ネタバレ注意

ハインリの言葉にナビエはうなずきました。ナビエは自分が思っていたことをハインリが言ってくれたので安心しました。

ハインリはナビエにコーヒーを飲むか尋ね、2人分のコーヒーを作り始めました。ハインリはナビエと目が合うとニコリと笑います。2人はコーヒーを飲むと静かになってしまい、ナビエは決まりが悪くなってエレギ公爵がいないことをハインリに聞きました。ハインリは2人で居たかったのでエレギ公爵を追い出したと言いました。ナビエはふとハインリと夫婦になることを考えると急に恥ずかしくなりました。ソビエシュの時は幼い頃から決まっていたので大人になってハインリと夫婦になると思うと恥ずかしくてそれしか考えられなくなりました。再び沈黙が続いたのでナビエはまた決まりが悪くなりエレギ公爵がいないことを聞いてしまいました。そして同じ答えが返ってきました。ハインリは笑いを堪え、ナビエはコーヒーカップの底を覗きました。そこでナビエは本当に聞かなければいけないことを思い出し、ハインリが離婚調停に参加すると言ったらソビエシュはそれを邪魔するかもしれないとハインリに言いました。ハインリは準備はしているからナビエは離婚調停が終わったあとすぐに再婚申請をしてくれれば大丈夫だと答えてくれました。そしてナビエのタイミングに合わせて自分が登場する、その姿をみた周りの人は驚いてひっくり返るだろうと言います。ハインリは人の気持ちを楽にさせてくれる人だなとナビエは改めて思いました。

ナビエはハインリがなぜこんなに早く来れたのか疑問を投げかけます。ハインリは今は言えない、結婚後に教えると言います。ハインリも1つナビエに質問したいと言い、結婚後1番最初に何がしたいかと尋ねます。ナビエの悩んだ姿にハインリは夜のいやらしい話ではないと顔を赤らめながら訂正します。ナビエは国の予算の流れを把握して早く仕事に対応したいので帳簿が見たいと答えます。その答えにハインリは無言になりました。


バルアン侯爵はハインリに手紙を渡した後、手紙を読むハインリの姿を見て、ナビエに直接返事をもっていこうと決めていました。しかし、ここ数日ハインリに会えないことが続き、焦っていました。手紙の内容は見ていないもののナビエの対応から急を要する内容だと思ったからでした。バルアン侯爵は側近のマッケナにハインリについて尋ねるとハインリは急用で外出しているとのことでした。そしてそんなに時間はかからないだろうからと宮殿で待つようにマッケナに提案されましたが、バルアン侯爵は帰る支度をし始めました。


ナビエはハインリと会った後から外出できませんでした。以前離婚通告後に皇帝を殺害しようとした皇妃がいたため、離婚調停まで皇妃とその侍女は外出を禁じられました。時間の流れは遅く感じ、日に日に心が乱れて行きました。離婚調停の前日、ソビエシュはナビエのもとに来ました。ナビエがお別れの挨拶をしにきたのか尋ねると、別れる時間は短いと言うのでナビエはこれからは一緒にいた時間より離婚した時間の方が長くなると返します。ソビエシュはそばにいて欲しいと言いますが、離婚後は他人になるのでそれはできないとナビエは言いました。


離婚調停当日、重い空気の中ナビエが着替えていると侍女たちは泣いていました。ナビエは一ヶ月前と同じ景色なのにどうしてこんなことになったのかと思います。そしてソビエシュの指示で騎士団が迎えにきました。ナビエは悲しいそぶりを見せないように淡々と進みますが、騎士たちが片膝を着いたのでぎこちなく止まらなければいけませんでした。騎士団長もはじめは困惑しましたが、騎士たちと同じように片膝を着いてナビエに頭を下げました。

感想

ハインリとナビエのシーンが微笑ましく、恥ずかしくてコーヒーカップの底を覗くナビエがとても可愛いです。ソビエシュはこの離婚は一時的なものだと考えていますが、ナビエはそれを知らないため、再婚の手配をしています。ソビエシュがちゃんとこのことを説明していればこんなことには…でも説明したとしてもラスタの赤ちゃんをナビエが見なくてはいけなくなるので、ナビエにとっては今は苦しくてもハインリとの再婚の方が幸せになれるのかもしれません。離婚調停の侍女や騎士団の行動からはナビエは本当に愛された皇后だったのだなと強く感じました。この後離婚調停になります!続きが楽しみです!

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