LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
メーデイアとプシュケーは入れ替わり、メーデイア(中はプシュケー)はイアロスに皇居に連れて行かれ、伯爵邸では暗殺者の死体が発見されました。
最新話73話のあらすじ ※ネタバレ注意
イアロスはメーデイアを馬車に乗せて皇居につれていきます。メーデイアには公爵達を刑務所に入れたことやメーデイアの安全を保証するために、証人を保護するという名目で皇居につれていくこと、部屋は自分の部屋の横だとイアロスは言いました。それを聞いたメーデイアは感謝を伝えます。
”むかつく。イアロス、こんな風にずっと私を傷つけて欲しい。その分私は強くなるから”
プシュケーはこの怒りをバネに強くなっていくんですね！
プシュケーは『君は空の星だよ。この地の宝石だよ。試練は君を強くさせる』という言葉を思い出し、誰から聞いたっけ？と思いました。
伯爵邸に皇太子の補佐官がやってきました。プシュケーが死体に近づこうとすると補佐官が立ちふさがり、風が強いので部屋に入るように勧めました。
プシュケーのふりをして対応したメーデイアは使用人たちが内申プシュケーをバカにしているのではないかと感じます。
伯爵邸は乳母といい、腹黒がいっぱいです…
部屋に戻ったプシュケーはリンだけを残し、他の侍女たちを下がらせました。そしてプシュケーが上着を脱ぐと、真っ赤に染まったドレスが顕になります。
「朝起きたら服がこうなったいたの、あなたはこれが何か分かる？」
「分かりません」
「何をすればいいか分かる？」
「その服が見つかれば周りは心配することでしょう。お嬢様のお許しがあれば、私がこっそり処分します。」
リンは血だとすぐに分かるものをあえて尋ねてきたことから、”正解を聞いているわけではない”と考えて、「分からない」と答えたんですね！プシュケーだったらこんな駆け引きめいた会話はなさそう…
プシュケーは褒美として宝石をリンに与えます。リンは「ありがとうございます。私だけ信じて下さい！」と言い、そんなリンを扱いやすいとメーデイアは思いました。
”聖物を回収しにきたのを見ると、犯人は確かだ。”
聖物は白い丸いものです！回収人が皇太子の補佐官なので…首謀者は明らかですね！
暗殺者はイアロスと補佐官によって歯を抜かれ、そこに噛めば自害できるよう、聖物を仕込ませていました。
聖物は毒のようなものでしょうか？
補佐官は暗殺者を確認し、聖物が噛み砕かれていないことから、暗殺者の死に疑問を感じます。
そこに使用人がやってきたので、死体を焼くように指示し、プシュケーに叙任式用にイアロスと服装を合わせるための日程を空けてもらうように言い、皇居に戻ります。
イアロスがメーデイアのために用意した部屋は豪華でした。補佐官が扉のところでイアロスに何かを伝えると、イアロスは「用事ができた」と退室しました。プシュケーはその隙に紙とペンをもってメーデイアに手紙を書きました。
”メーデイア様が身体に戻った時に状況の把握に役に立ってほしいと思って書きます。身体の毒は取っておきました。この部屋はイアロスが用意したもので裁判まで過ごすことになるでしょう。プシュケーを殺そうとしたのもイアロスが企てたことでしょう？命を狙うものに勝つには、自分も命を差し出す覚悟がいるのですね。”
「良い誓いだよ。プシュケー」と言いながらメーデイアは手紙を燃やします。
メーデイアが自分の身体に戻ってきましたね！
メーデイアはコート伯爵に会いに行き、裁判で自分のために証言するよう取引をしました。
物事が順調に進んでいる中でイアロスが聖物を使用したことにメーデイアは違和感を覚えます。聖物は帝国の長い歴史の中で保護されていたもので、それを私用で扱うのはイアロスらしくない、むしろ、イアロスが目指す完璧な聖君であれば絶対に使用しない、とメーデイアは考えます。
”もし、私やプシュケーが成長したように、イアロスも変わったのなら、どういうふうにしないといけない？”
イアロスはコート伯爵に会いにきていました。
何をする気だ、イアローーーース！メーデイアの予感的中でしょうか？
感想
メーデイアとプシュケーの成長が凄まじいですね！プシュケーが婚約者になった時、メーデイアはイアロスに振り回され、後手に回ってしまっていました。しかし、今回のストーリーを読むとメーデイアがイアロスの行動を先読みして、先手に回っている気がします！イアロスがやられるところが早く見たい！