LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
メーデイアとプシュケーは無事自分達の身体に戻ります。メーデイアはイアロスの動きに違和感を覚え、イアロスはコート伯爵に会いにきていました。
最新話74話のあらすじ ※ネタバレ注意
看守がご飯を配るとコート伯爵の応答がないことに気が付きます。
コート伯爵…死んでる…?
プシュケーは店に足を運び、裁判と叙任式用のドレスの作成を依頼しました。プシュケーは暗い色の生地で作るようにお願いしました。
街はお祭り気分でどこへいっても人々は裁判の話をしました。なかには裁判の勝敗を賭ける者までいます。以前は悪女と言われていた公女も今回のことで民衆は同情し、手のひらを返したような反応をしました。そして貴族の反応も同じ様なものでした。その中で革命派はどの様な態度を取るべきかと話し合います。
革命派はベリアード公爵家を擁護する議会派と対立する派閥で若い貴族の集まりでした。2年前、皇室がベリアードから背を向けた時、革命派は議会派を追い出そうとしますが、力が足りませんでした。そんな革命派にとって今回の裁判はチャンスでもありました。しかし、メーデイアを支持するということで意見が賛成と反対の半分に分かれてしまいます。そんな中にペロンが現れました。
メーデイア裁判前に伝えたいことがあるとイアロスを部屋に呼んでいました。
メーデイアは父を擁護する議会派ではなく、革命派を支持するようにイアロスにいいます。
議会派の力を削ぐことが皇権の役に立ち、革命派はこの裁判が議会派を打つ機会で、自分を支持だろう。そして私が皇后となれば党派も力が強まることをメーデイアが伝えるとイアロスはメーデイアの手に自分の手を添えます。
「お気づきになっても知らないフリをしてください。私を皇后にして欲しいという可愛い脅迫なのですから。一度捨てられたのでこれくらいは備えておきたいと思ったのですが、ダメですか?」
その言葉にイアロスはメーデイアを抱きしめ、「むしろ良い」といい、「裁判が楽しみ」と最後に付け加えました。
裁判…どうなるのでしょうか…嫌な予感です。
裁判当日、裁判所には入れないほどの人が集まりました。
裁判所にはペロンの姿があり、その姿を見た1人の男はペロンとメーデイアが恋人関係だともう1人の男に話します。ペロンはその話の誤解を解きたいと思いますが、口をつぐんでじっとしていました。
ペロンはメーデイアの指示通りに動きましたが、兄のデキスは結局裁判に訪れませんでした。
するとメーデイアが派手な格好で裁判所に現れ、ペロンに手を振ります。
感想
コート伯爵がおそらく牢獄で死んでしまっています…前回イアロスが現れた後だったので、犯人はイアロスなのか…?ペロンが革命派の集まりに侵入しますが、これもきっとメーデイアの指示ですね!
メーデイアがイアロスに皇后になると決意したことを伝えます。メーデイアはもともと皇后の座を狙っていましたが、今はイアロスに対して嫌悪感もあるはずです。メーデイアがこのままイアロスと結婚して皇后になるのはイアロスの思惑通りになり、なんだかもやもやするので、どうか、イアロスにバツがくだりますように…笑