「君の全てを奪いたい」ネタバレ 86話 最新話のあらすじと感想

君の全てを奪いたい 君の全てを奪いたい
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

プシュケーの父親であるポリー伯爵が毒を仕込まれ倒れてしまいます。そしてその犯人は屋敷の使用人であるとプシュケーは考え、メーデイアの力を借りず、自分で解決しようと考えます。

←「君の全てを奪いたい」 85話 あらすじと感想

「君の全てを奪いたい」86話のあらすじ ※ネタバレ注意

プシュケーは父親のポリー伯爵を神聖の力で癒し、2度とこんなことが起こらないようにすると眠っている父親に誓います。


メーデイアは執務をしながら、プシュケーから連絡がないのを心配していました。

”プシュケーが一人で解決する姿は想像できない。信じられないからではなく、未知の領域だからだ”

プシュケーは正々堂々と真正面からぶつかるタイプなのでどんな方法でこの困難を乗り越えるのだろうかと考えます。


プシュケーは自分の家やその使用人たちを誰よりもわかっているつもりでした。そしてそんな使用人たちが自分を憎んでいると想像することも、盲目な愛情の裏側に何かがあるのかもしれないと考えることもしませんでした。今までの油断した状態は最も気楽で脆弱な状況だとプシュケーは気づきます。そして、今はその使用人たちがプシュケーに油断しているのではないかと思いました。

プシュケーは使用人たちを集め、父親が目覚める前に自分たちで解決しようと言います。そして、今回の事件は伯爵家のホールで起きたことであり、もし外部犯であるなら、この家の警備が手薄であることを示すので怖いとも言います。


プシュケーの話を聞いた使用人たちはプシュケーに今まで通り安心して過ごしてもらうために何か手を打とうと考えます。そして今回のことはイアロスに相談はせず、自分たちで解決しようと言います。そして、1人の男の使用人がスケープゴートを用意すればいいのではないかと提案しました。

そるくん
そるくん

あれ?使用人たちの中にベリアード家でみたことある使用人がいるような…


後日、乳母が最近入った使用人であるリラが自分が犯人だと自白したことをプシュケーに伝えます。リラという使用人が自白したというのはプシュケーを油断させるために仕組まれたもので、リラは嘘の自白の引き換えにお金をもらうことを乳母と話していました。

リラが犯人であると聞いたプシュケーは乳母に感謝し、リラを自分の元に置くことにします。


しかし、数日経ってもリラに罰が下ることはありませんでした。

酒場にやってきたリラにお酒を飲んでいた伯爵家の使用人はリラが生きていること見てを「心優しいお嬢さんだから許してくれたのかも」と笑いながら言います。

そるくん
そるくん

完全にプシュケーを馬鹿にしてますね!

リラは路地裏でどうして自分を殺さないのか、死ななければ幼い弟たちが暮らすのに十分なお金がもらえないと焦ります。


リラはプシュケーにどうして自分を殺さないのか尋ねると、プシュケーは「聞きたい言葉があるから」と言います。それを聞いたリラは自分に謝罪や更生をして欲しいのか?と思い、プシュケーにだんだん苛立ちます。

ある日、プシュケーとリラが薬草を買いに行って帰る途中、にわか雨が降り、小川には死にそうなうさぎがいました。そのうさぎは近くの山で罠にかかり、ここまで逃げてきたようでした。そうしたところで死ぬのに、それに抗ううさぎの姿をリラはもどかしく感じます。

そんなうさぎを救おうとするプシュケーにとうとうリラは今までの理性がプツンと途切れます。

「ええ、ええ。やっぱり、お優しいですね、ご立派です。何をしても死んだはずだったうさぎがお嬢さんの思いやりだけで命拾いしましたね。」

「私の配慮が気に入らないの?」

「はい。知らなかったんですか?」

リラはとうとう今まで思っていたことをプシュケーにぶつけます。そして言い終わった後にやらかしたと思いますが、スッキリした気持ちにもなってどうにでもなれと思います。

「それがあなたの本心でしょ?私はその言葉が聞きたかった」

そるくん
そるくん

プシュケーの聞きたい言葉とはこの事だったんですね!

リラは今度こそ殺されると思っていたので、プシュケーの言葉に驚きます。そしてプシュケーは使用人たちが自分を嫌いなことが明らかなのに好きなふりをするをおかしいと感じていたこと、直接聞くまでは認めたくなかったから、今の言葉で確かになったことを言いました。

「それでも側にいてくれない?」

プシュケーは神聖の力でうさぎを癒し、うさぎは元気を取り戻します。そしてそれを見たリラは驚きます。。

「私の配慮で死なないこともあるじゃない。助けてくれと泣く目だった。リラ、あなたはどうして傷ついてるの?」

「君の全てを奪いたい」86話の感想

プシュケーは今まで信じていた使用人たちが自分の父親をこんな目に合わしたとは本当は信じたくないですよね…。それでも立ち向かうプシュケーは最初に比べて本当別人のように強くなった気がします。メーデイアが想像できないのは信じてないからではなく、未知の領域だからというのはもちろん、自分とは全く違うタイプのプシュケーだというのもあるかもしれませんが、プシュケーの成長も関係しているのではないかなと思います。プシュケーに頑張って欲しいですね!

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