LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
叙任式当日、プシュケーは教皇を待つために城門付近で待機します。すると大きな音が鳴り、城壁が崩壊して、人々を襲います。
「君の全てを奪いたい」99話のあらすじ ※ネタバレ注意
城壁が崩壊し、その瓦礫により多くの人が犠牲となりました。中にはまだ息のある者もおり、付近にいた者たちで瓦礫の下に埋まっていた人を救おうと動き出します。
しかし、城壁の崩壊は収まっておらず、助けようと動いた者までも犠牲となってしまいます。
危険を察知した人々はその場から逃げ出しますが、逃げ遅れた人々に再び崩壊した城壁の瓦礫が襲います。
「枢機卿猊下…!」
ペロンは自分を盾にして襲いかかる城壁の瓦礫から住民を守ります。そして行進を中止し、騎士たちに被害が増えないように崩壊した城壁に住民が近づかないようにすること、城壁の崩壊により怪我した負傷者を助けることを指示します。
さすが英雄!!!
一方でプシュケーたちは崩壊した城壁から離れ、逃げていました。しかし、今日は叙任式であり、行進の終点である城門付近には多くの人が集まっていただろうと思ったプシュケーは、城壁の崩壊により、多くの被害が出ているのではないかと考えます。
自分の神聖の力を使って助けようとも考えますが、その力を見た国民たちに気味悪がられ、怪物だと思われないかと不安になります。
『怪物じゃない。それは全てを持っているイアロスも望むほど、並々ならぬ力であるだけ』
メーデイアの言葉を思い出したプシュケーは唇を噛み締め、城門の方に走り出します。
”怪物になってもかまわない。自分を守ろうと人々の死に目を逸らすよりもそっちの方が千倍もいい”
自分がどう言われるかより、人々の命を優先するプシュケー、かっこいいです!
「止まってください!」
走るプシュケーの前に騎士たちが立ちはだかります。騎士たちは何かあった時、プシュケーを守るようにイアロスより指示されており、プシュケーを無理矢理皇居に連れて行こうとします。
しかし拘束しようとする騎士をプシュケーはひらりと払い除け、騎士を倒します。
それを見た他の騎士たちは武器を持ち、プシュケーを囲むようにして道を塞ぎます。
「最後まで阻止するってことだよね?」
”賢明な判断だ。私が武術を習ったのはせいぜい2ヶ月程度。今のも意表を付いたから通じただけで、ずっと修練した騎士を何度も倒せることはできない。でも…あなたたちもイアロスも知らないことが1つある。”
プシュケーの神聖の力がプシュケーの手のひらでバチバチと火花を散らします。
”これを使えば100人が武器を持って飛びかかっても勝てるんだよ”
プシュケーの神聖の力、強すぎる!!!!
叙任式の会場にいたメーデイアにイアロスが声をかけます。
「遠回しにいうつもりはない。君に1つ提案をしよう。」
「君の全てを奪いたい」99話の感想
叙任式当日で大惨事が起きてしまいました!城壁の崩壊による2次被害に颯爽と現れ、住民を助けるペロン!カッコ良すぎます!
崩壊は終点地の城門付近で起きたようなので、行進もあと少しで終わりのところ、崩壊が起きたんですね…この件、イアロスが絡んでいると考えてしまう私は、もしかしてペロンの命を狙ってイアロスが城門付近の城壁を崩壊させたのではないかと考えてしまいます…
最後にメーデイアに声をかけたイアロス…一体どんな提案をするのでしょうか…?
そして、プシュケー!今までは神聖の力は主に治癒に使われていましたが、神聖の力をコントロールできるようになったプシュケーはそれを攻撃にも使えるようになったみたいです!一体どんな攻撃になるのか…それも見ものですね!!