LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
裁判はメーデイアが勝利し、父親たちがその日に処刑されることになりました。メーデイアが幼い頃、ベリアード公爵は息子のデキスをムチで叱ります。その様子をメーデイアは見ていました。
「君の全てを奪いたい」78話のあらすじ ※ネタバレ注意
子供が生まれ、母親がデキスを呼びます。デキスは産まれた赤ん坊のあまりの小ささに驚きました。
”初冬の初日に祝福を受けて産まれた私の妹は私ととても似ているが全く違う子だった”
デキスが幼い頃、メーデイアが産まれたシーンですね!
1年後、赤ん坊のメーデイアが「デキ…」と言うと、デキスは自分の名前を呼んだのだと喜びます。乳母が「坊っちゃんを呼ぶ愛称のようですね」というのでデキスはメーデイアのことを『メディ』と呼ぼうと言います。
”メディ、知ってた?私はあなたがどのように成長するか想像するだけでときめいて眠れなかったんだ”
時が流れ、デキスの部屋にある赤い花をメーデイアが見ているとその花はサルビアだとデキスは教えました。そして気に入っているならまた自分の部屋に見に来るようにメーデイアに言い、自分が小公爵になったら、屋敷の裏一面にサルビアの花を植えようと言いました。
メーデイアが少し大きくなって、10歳くらいでしょうか?この赤い花はメーデイアがベリアード公爵家の極秘文書保管庫で不正の書類を見つけた場所の近くにあった花と同じですね!
メーデイアは愛らしく、賢く、また、剣術の才能もありました。メーデイアが見様見真似でやった剣さばきにデキスは褒めます。剣を習いたいというメーデイアに両親は基礎以上の授業はさせないだろうとデキスは考え、自分が内緒で教えることにしました。
べルアード公爵夫人はデキスとメーデイアが普通の兄妹以上に仲がいいことを公爵に話すと、公爵はすでにそのことを知っていました。そして、「息子の弱点は気弱なところだったが、最近は兄として動いているし、鞭打ちもよく我慢するようになった。メーデイアがデキスの弱点だろう」といいました。
公爵…身内にまでもほんとひどい…
宴会でデキスが他の貴族と会話をしていると、メーデイアが「対話中に失礼します」と声をかけ、バルコニーでなくしものをしてしまったとデキスに話します。デキスはメーデイアのなくしものを探すためにその場を離れました。
宴会場ではデキスとメーデイアの評判は良く、求婚をしようとする人も多くいました。
メーデイアがデキスを連れて行った場所はバルコニーから離れた場所でした。メーデイアはデキスを座らせ、ジャケットを脱ぐように言います。デキスの背中は血で滲んいました。
「痛いでしょう?」
「バレた?」
「気づかないほうがバカでしょ」
宴会で会話した人は誰一人気づかなかったので、デキスは”全員バカなのか?”と笑います。
デキスは自分の傷を心配して宴会場から不自然にならないように連れ出してくれたメーデイアの気遣いに泣きそうになります。
「明日皇居に行くんだって?」
「うん、皇后様に呼ばれたの」
”自慢の妹。唯一の安息。君の目の前には輝かしい未来だけがある。”
メーデイアは父親の公爵に指導を受けます。
”でもさ、メディ。私は時々なんでも学んだどおりに吸収する君の天才性が、心配だし、怖かった。”
デキスは父親が言う家訓には納得していませんでしたね。公爵の指導によって、メーデイアが変わってしまうのではないかと不安に思ったんですね…。
「君の全てを奪いたい」78話の感想
今回はメーデイアの兄、デキス目線でストーリーが進みましたね!どれだけ、この兄妹の仲が良く、デキスがメーデイアのことを愛していたのかが伝わってきました。公爵の教育方法は異常ですが、この頃はまだ兄妹が周りの貴族にも人気だったようです。一体いつからメーデイアは悪女と呼ばれるまでになったのでしょうか…?それも今後でてくるのかな?