LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
公爵が夕食にメーデイアを誘います。夕食に公爵が毒を盛ることを知った執事はメーデイアを救うため、解毒剤をメーデイアに飲ませるように侍女に頼みました。食事をするメーデイアは父親の様子を不審に思い、挑発をします。
最新話69話のあらすじ ※ネタバレ注意
メーデイアは父親の盛った毒のせいで倒れてしまいます。公爵は先にメーデイアの方から毒を盛ったのだからそっくり返しただけだと言い、「こんな悪魔が生まれたら誰も私のせいにはしないだろう」と言います。それを聞いたメーデイアは自分が悪魔だというのなら、それを育てたお父さんが悪魔でなければ、私は生まれていなかったと言いました。
メーデイアは解毒剤を飲んだはずなのに意識がぼやけて心臓が熱く感じました。そしてその苦痛は以前、同じ毒を初めて飲んだ12歳の時と同じだと感じ、意識を失います。
12歳の時、メーデイアが毒を飲み、意識を失っている中、メーデイアの兄である小公爵がメーデイアの名を必死に呼びます。執事が公爵に来ていることを知られたら怒られると言いますが、小公爵は自分のせいで毒を飲んでしまったメーデイアを放っておけませんでした。”私事に流されず、家門や当主のために犠牲になることがベリアードの姿勢”という家門の精神を納得できない小公爵はメーデイアを私事で小さなこととは考えられず、父親の公爵とも考え方が大きく違う自分がベリアードをこのまま継ぐことができるだろうか?と呟きます。
するとメーデイアが意識を取り戻し、兄に「父上に申し上げて、私に後継者の座をくれ。」と言います。小公爵は「そうしたいならそれでもいいよ。君が私より優れているのに誰が反論するだろう」かと言いました。
メーデイアの12歳の毒を飲んだ時の回想シーンですね。ベリアード家はこうやって小さい頃から毒の耐性をつけていたんですね。
デキスは10年以上前に言った言葉は本気だったけど、メーデイアが本当に小公爵になる準備をしていると知って、自分よりすごいと感じます。
デキスはメーデイアの「後継者の座をくれ」という言葉を覚えていたんですね!
そして、メーデイアが送った人物が枢機卿であることも気付いていました。そして、自分が公爵家を離れたのは必然だったかも知れないと感じます。
ペロンはデキスに”フェルオン”と偽名を名乗っていましたね!
裁判まで時間がないなか、デキスはペロンに証拠となる資料を手渡します。手渡された資料を見たペロンは膨大な資料の中から数日で証拠を集めまとめたデキスを有能だと感じ、メーデイアがここに自分を送った理由に納得します。ペロンは裁判には証拠を集めた本人がいた方が突発的な事が起きても対処ができるので、明日一緒に首都に行かないかとデキスを誘います。デキスはメーデイアが自分に会いたくないだろうからと断りますが、ペロンは明日の朝まで考えて欲しいと言いました。
デキスはペンダントに入れたメーデイアの写真を眺めながら、メーデイアのことを思い出します。
「勝手に逃げて、一生後悔して生きて!」
デキスが公爵家を出ていく時にメーデイアに言われた言葉でしょうか?
公爵が意識のないメーデイアを馬車にいれます。
「行く間、ぐっすり寝なさい。その間にこの事態を全て終わらせておくから」
感想
メーデイアが解毒剤を飲んだにも関わらず、意識を失ってしまいました。毒の耐性を知っている父親が用意するであろう毒も予想していたんですね!最後に意識のないまま、馬車に入れられてしまいますが、メーデイアは大丈夫でしょうか?こんなときはヘリーが助けに来てくれると信じてます!