「君の全てを奪いたい」ネタバレ 100話 最新話のあらすじと感想

君の全てを奪いたい 君の全てを奪いたい
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

城壁が崩れ、プシュケーは人々を救うために向かおうとしますが、イアロスの指示を受けている騎士たちに阻まれてしまいます。

←「君の全てを奪いたい」 99話 あらすじと感想

「君の全てを奪いたい」100話のあらすじ ※ネタバレ注意

城壁の崩壊により混乱していた会場にいる貴族に向けて帝国騎士は安全のためにその場に止まるように言います。

この混乱に乗じてメーデイアとヘリオは別行動でこの場を抜け出そうとします。

”よりによって全国民がペロンを注目しているときに事故が発生した。ペロンのせいにしやすい。さらにペロンは神殿所属の身。神がペロンを望まず、激怒したと謀策するのにちょうどいいじゃないか!”

数百年もなんともなかった城壁がこのタイミングで崩壊したのはイアロスの仕業ではないかとメーデイアは考えます。


一方でプシュケーは神聖の力を使い、一瞬の隙を作って騎士たちを突破し、人々を助けようと考えます。しかし、神聖の威力を調整できるか少し不安を感じていました。

そのとき、城壁から逃げる人々がプシュケーを護衛していた騎士たちを見つけ、救助しに来てくれたのだと勘違いします。

騎士たちは国民に囲まれ、その隙にプシュケーを見失ってしまいました。


「ヘリオ閣下!」

騎士たちに囲まれたプシュケーを救い出したのはヘリオでした。ヘリオとプシュケーは馬で城壁から遠ざかります。人々を救おうと考えていたプシュケーはヘリオに城壁に向かって欲しいと頼みますが、ヘリオはイアロスに捕まる可能性を考えてプシュケーの願いを拒否しました。

「皇太子があなたを見張っていたのはあなたの神聖の力を他に知られたくなかったからだ。そんな人が騎士を送る程度で満足するはずない。万が一の事態に備えて2重、3重に手を打つだろう。今頃は事故周辺を統制しているはずだ。そしたら目撃者まで殺して真偽を明らかにすることもできる。」

そるくん
そるくん

プシュケーが例え人々を救ったとしても、イアロスなら自分の都合のために助けられた人やそれを目撃した人に躊躇なく手を下しそうですね…

「…悲しむなプシュケー。今、100人死ぬように放っておくことが、未来1万人を生かす道だから」

プシュケーはヘリオのその言葉を聞き、悔しく感じます。


メーデイアは会場から離れる最中、イアロスに捕まってしまいます。どこに行くのかと尋ねられるメーデイアは人々を助けるために城壁に向かうこと、そしてイアロスも同じ目的なのであれば、一緒に向かいたいと言います。

「いや、悪いけど、僕は君に会いに来たんだ。城壁が崩れて人が死ぬのは悲しいことだが、私が崩したのだから大きくは傷つかないよ」

そるくん
そるくん

犯行認めたー!!!!

驚くメーデイアにイアロスは以前から計画していたこと、そして行進のタイミングを狙って城壁を崩壊させることにより被害を大きくさせ、民衆の怒りをペロンに向けさせようとしていることを淡々と話ます。

そしてその言葉にメーデイアは頭をかかけるのでした。

そるくん
そるくん

国民を自分のコマとしか考えてない…イアロス恐ろしすぎます…


「未来に1万人を生かすことがいいことでしょうか?それで…世界がもっと良くなるのでしょうか?今日死んだ人たちの世界は今日消えるのに」

プシュケーは神聖の力を使ってヘリオを傷つけ、馬を奪います。

「ごめんなさい、閣下。帰ってきて必ず治療します。私、100人の未来も1万人の未来も救います!」

そるくん
そるくん

プシュケーらしいですね!!


プシュケーは城壁付近に急いで向かい、被害の状況を見ます。幼くして亡くなってしまった命を目の当たりにし、プシュケーは涙を流します。

そこにかろうじて息のある女性に「お母さん!」とそばで泣き叫ぶ子供の姿がありました。

「泣かないで。まだ生きている。大丈夫、大丈夫だよ。」

プシュケーは泣いている子供を抱きしめます。

”誰にいっているのか分からない。泣いている子かな?それとも、平凡に見えたプシュケー・ポリーに告げる別れの挨拶だろうか”

プシュケーは神聖の力を使います…

「あ、あれを見ろ!」

人々が目にしたのは目や鼻や口から血を流すプシュケーの姿でした。

「君の全てを奪いたい」100話の感想

とうとう100話突入です!最初はメーデイアVSプシュケーの構想かと思いましたが、今やライバルだった2人は手を組み、皇太子イアロスに挑みます!!なかなかのサイコパスな相手ですが、メーデイアにコテンパンにやられて欲しい…

とうとう今回はプシュケーの神聖の力で治癒ではなく、攻撃的な部分を見ることができました。不意打ちとはいえ、帝国でも強いと言われるヘリオに一撃を与えることができる神聖の力…恐るべしですね!しかし、最後に治癒の力を使おうとしたプシュケーが血だらけになってしまいます…あれ…治癒をする時、プシュケーが血だらけになることはなかったはず…ということは何かプシュケーの神聖の力が暴走しているのでしょうか…?治癒する力が失われたとか…?それとも先程のヘリオへの攻撃の力の代償とか…?まだまだ謎の多い神聖の力…一体何があったのでしょうか?

そしてメーデイアとイアロスの対面!イアロスがすんなりと自分の仕業だと認めましたね!前回イアロスがメーデイアに「提案をしよう」で終わっていますが、今回の話はその前の話になるのでしょうか…?時系列が少し混乱しますね。笑

一体イアロスは何を企んでいるのか!次回明らかになることを期待します!

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