LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
鐘が鳴り、中央競技場では緊張が走ります。一方で、メーデイアとディオンは他の貴族チームに襲われたところを返り討ちにします。
「君の全てを奪いたい」119話のあらすじ ※ネタバレ注意
何度も鐘が鳴り、鐘が鳴った数が死傷者の数を表すため、中央会競技場では緊張が走りました。
イアロスの様子がおかしいことに気づくプシュケーは、イアロスがメーデイアを心配しているのだろうと感じます。しかし、どこかイアロスの表情が自分の推測と違うような気もするのでした。
イアロスがプシュケーに気付かれるほど、感情のコントロールできなくなってます…
イアロスは俯きながらつぶやきます。
「…私を騙した。どうして…違うよね?何度も警告して、目もかけてあげていたのに」
愛するメーデイアに裏切られたと気づいたイアロス…怖すぎますね
ヘリオのチームは順調に他の貴族チームに打ち勝ちます。部下がメーデイアのチームと合流するために北へ向かうことを提案しますが、ヘリオは他に向かうことを選択します。
ヘリオがメーデイアを好きなことは部下たちにも知れ渡っているんですね。笑
「そこにいるのは誰だ!」
傍系の男が声を上げると、ディオンが現れます。ディオンは襲撃されたこと、そしてそこから逃げ出したことを話します。
「メーデイア様は?」
「公爵様は…」
血がついたメーデイアのコートを握りしめるディオンの姿を見て、傍系の者たちは状況を察します。
襲撃されたところに行くと、メーデイアの姿はなく、血溜まりだけが残されていました。
ディオンはメーデイアが傷を受けて動けない様子だったこと、もしかしたら襲撃した者たちが連れ去ったのではないかと話します。
しかし、それはメーデイアがディオンにそう言うように指示したことでした。
そしてその指示をした時、メーデイアはディオンの忠誠心を測るために、脇腹に怪我を負わせます。
さっきの血溜まりやコートの血はディオンの…
傍系の者たちは残った血溜まりを見て、出血量からメーデイアが危険な状態であることを推測します。
”バカだな。一生懸命考えているが、あれは僕の血だ。こんなふうになるとは思わなかったけど。公爵様側になったら、視野が変わる。なんでみんな気づかないんだ?彼らの機嫌をとっていた自分が情けない。”
ディオンがメーデイアの後を追跡しようと探している傍系たちを見ていると、1人の傍系の者が、ディオンを怪しんで声をかけます。
「公爵様が危険になるほどの怪我をしたのにお前が無傷なのはおかしくないか?」
ディオンが怪我をしているか確認するために服を脱がそうとすると、ディオンの怪我を発見します。
まさかここでも怪我が役に立つとは!
ディオンは疑った傍系の者に文句を言い、疑いは晴れました。
「それでは…これからどうする?誰が後を継ぐ?」
傍系の男が自分こそ次期当主にふさわしいとメーデイアのコートを着ます。
頭が坊主の人ですね…
傍系の男が早速、他の者に指示を出し、大会は最後までやり切ると言います。
「こうなると思ってたよ、こいつ…」
1人の傍系の者がそう呟くと、傍系の者たちが突然、コートを着た傍系の男を囲むようにして剣で刺します。
『協同していたものが無くなったら、一丸となっていた者たちがどう変わるか…お前の目で見ることになるだろう。ディオン。彼らは公爵を殺そうとしていた奴らだ。一度しでかしたのに、もう1人殺すことに躊躇すると思うか?』
メーデイアの言ったことが目の前で…
「君の全てを奪いたい」119話の感想
どうやらメーデイアを襲ったのは他の貴族チームみたいです!それをあんなにも容易く倒すメーデイアの力量…すごすぎますね!
そしてそれに気づいたイアロス…メーデイアへの愛が大きい分、怒りも大きそう…あのイアロスが表情をコントロールできていないほどなので…相当ショックが大きかったんですね。
傍系の者たちはメーデイアが想像した通りに動き…さぞかしディオンの目には愚かに見えたでしょう…
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