LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
公爵邸で仕事をするメーデイアのもとにヘリオが現れます。そしてヘリオはメーデイアに「慰めましょうか?」と尋ね、唇を重ねました。
「君の全てを奪いたい」104話のあらすじ ※ネタバレ注意
「お前は毎回ボタン1つもまともに外せないな」
シャツのボタンが外せないヘリオにそういうとメーデイアはヘリオに覆い被さりボタンを簡単に外してしまいます。
ヘリオはメーデイアの指先から腕へと舌でなぞると噛み跡を見つけます。
”この前、イアロスがつけた跡だ”
102話でペロンではなく自分を選べとメーデイアにつけたイアロスが付けた歯形ですね…
噛み跡に対してヘリオは何もいうこともなく、そこに口付けをします。
”聞く資格がないと考えているのかもしれない…”
そして突然涙を流すヘリオにメーデイアは一人で不安な妄想をしているのだろうと感じます。しかし、あえて大丈夫かと尋ねることもしませんでした。
翌朝、出かける準備をしているメーデイアにデキスが声をかけます。メーデイアは公爵として皇太子妃候補の見舞いに行くところでした。
プシュケーは神聖の力を使って目や口から血が出てましたね…
それを聞いたデキスは禁足令が解除されてよかったと言います。
メーデイアはポリー伯爵邸に向かいます。メーデイアが訪れるのは禁足令が出てから以来で、今後も訪れることになるだろうと考えます。
プシュケーの部屋に招かれたメーデイアは出されたお茶を飲みます。プシュケーはベットから起き上がった状態で、その横には乳母がいました
プシュケーの部屋にはたくさんのプレゼントが山積みになっており、それは全て見舞いの品でした。
たくさん送られるプレゼントにもう十分だというプシュケーにメーデイアはそれならば、この山積みの箱は片付けたほうがいいのではないかと提案します。
「私はわざと見せつけるかのように置いていると思いました。それが自慢じゃないのであれば催促かな?」
「それでは持って行ってください。私には必要ないので」
そういうとプシュケーはメーデイアと話すために乳母に席を外すよう指示します。
「ふう…私の演技はどうでしたか?公爵様怖かったです!」
2人は乳母の前であえて仲が悪いように見せてたんですね!
2人は軽く話し合ったあと、本題に入ります。
城壁が崩れた時、その現場に居たプシュケー、そして現場には行けなかったものの、その後の後処置に動いたメーデイア。2人の情報を合わせることで、あの事故の確実な結論が出ました。
真実を知ったプシュケーがどうしてそこまでしてイアロスは皇帝になろうとするのか疑問視します。
純粋なプシュケーにとってイアロスの考えを推測するのは難しいとメーデイアは考えます。
皇位は尊い地位ではあるものの、神になりたいと考えるイアロスにとっては皇位さえ、踏み台でしかありませんでした。
今後のイアロスの動きは皇帝を盾にして皇太子の座に留まるか、皇帝になるか。この2つのうち、イアロスは後者に拘っていると感じ、その理由も探ろうと考えます。
”本当に簡単だね、誰かはやっと公爵位を手に入れたのに。イアロス、あの男は人が願うもの全て簡単に手に入れてしまう”
「君の全てを奪いたい」104話の感想
ヘリオはメーデイアのことを愛しているとは感じてましたが、皇太子であるイアロスの婚約者になった時に自分の想いは諦めてしまったんでしょうか…つらすぎる…
確かにメーデイアは公爵、ヘリオは侯爵なのでメーデイアに求婚しても承諾してもらうことは難しいかと思いますが…イアロスに付けられた傷をただ黙って見るヘリオの表情がとても切なかったです。
そしてプシュケーは無事回復しつつあるみたいで良かったです!今回は叙任式での事件の真相のすり合わせ、イアロスの思考の考察で終わりましたが、どうしてプシュケーが血を吐いたのか、その原因は明らかにされていません。また、ペロンとプシュケーがお互いに癒す効果があることも…
神聖の力はまだまだ謎が多く、今後明らかになっていくことを期待します!
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