「再婚承認を要求します」ネタバレ 133話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

噂で窮地に立たされたクリスタはハインリに自分を側室にして欲しいと頼みます。

←「再婚承認を要求します」 132話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 133話のあらすじ ※ネタバレ注意

クリスタがハインリに側室にして欲しいと言ったことはすぐに広まり、社交界は騒然とします。

ナビエも貴族もクリスタの行動を理解できませんでしたが、もしかしたらクリスタはコンプシャーに行っても醜聞からは逃れることができないと悟り、賭けにでたのではないかとナビエは推測しました。

クリスタの件を知ったローラとジュベール伯爵夫人はソビエシュとラスタの時のようにならないかと心配しますが、ナビエは彼女たちにハインリは側室を受け入れるような人ではないと言いました。

侍女たちが出ていくと、入れ替わりでハインリがやってきて自分を信じて欲しいと言うので、ナビエはハインリのことを疑っていないと言いました。


今回の騒動を解決する方法を見つけるために、ナビエは机の秘密の引き出しから、以前カフメン大公に調べてもらったクリスタの侍女たちについての調査書を出します。

調査書にはクリスタに対しての忠誠心や家門に対しての不満についてが書かれており、クリスタの侍女たちの中にも、辞めたくてもそれが言えない人たちもいるのではないかと考えたナビエは、調査書をもとに忠誠心が低く、現状に不満も持っている人物を何人か選び、密かに自分のもとに連れてくるように自分の侍女に指示します。

そるくん
そるくん

カフメンの心を読める能力がまさかこんなふうに使われるとは!!


「クリスタさんはもう権力を取り戻すことはできないでしょう。クリスタさんは元王妃なのでよほどのことがなければ処罰はされないでしょうが、あなた方やその家族は今のような名誉をこれからも享受することができるかしら?」

そるくん
そるくん

まだクリスタの味方でいるの?って遠回しに言ってますね!

ナビエは呼び寄せたクリスタの侍女たちにそう言い、もし気が変わったら次の閣議でクリスタがハインリと密会していたと言っていた時間に本当は何をしていたかを話して欲しいと言いました。


一方、ハインリはクリスタの父であるジュメンシア老公爵を呼び出していました。ジュメンシア老公爵はクリスタの発言に頭を抱えつつも、娘のことなので守ってあげたいと考えていました。

経験豊富なジュメンシア老公爵は若い皇帝に何を言われても揺るがない自信がありましたが、執務室に入って、腰をかけているハインリを見た瞬間、この話し合いは簡単にはいかないだろうと考え直します。

「対面を保つことはできる。だかその後はどうするつもりだ?」

「評判は落ちるでしょうが、クリスタなりに責任を負おうとしています。しかし、陛下は今回の件に関して責任を負おうとなさらない。また、このことを理由にクリスタやその側近に危害を加えようとすれば、陛下の評判は落ちてしまうでしょう」

「私の評判はすでに落ちるとこまで落ちている。これ以上落ちることはないだろうから何をやっても関係ない。もし私がジュメンシア公爵家やケトロン侯爵家を追い出したら人々はなんと言うだろうか?気にならないか?」

「それは脅迫ですか?」

ジュメンシア老公爵の問いにハインリは笑みを浮かべながら「そうだ」と返しました。


クリスタを側室にするかどうかの閣議が開かれ、ナビエや他の貴族、クリスタも参加します。

閣議では賛成反対の意見が飛び交いますが、そこにいる者はみな、クリスタとハインリが密会していたことは事実だと思っていました。

ナビエは閣議の数日前に、クリスタの侍女が証言をすると言ったので、より証言を効果的に伝える機会を伺っていました。

ケトロン侯爵が、「前王がクリスタのことを頼んだのにも関わらず、結婚初日にしてクリスタを辱めた」と言ったので、ナビエはこのタイミングかと考えます。

「ハインリ陛下はその晩、私といました」

突然外国語が言い争いの中に飛び込み、皆が静まると、カフメン大公がその日の晩、ハインリと一緒にいたことを証言します。また、一度席を外したことはあったが、その後はずっと貿易について話していたと言いました。

カフメンはその時、本当はラスタと一緒にいましたが、クリスタの心を読んだカフメンはハインリと一緒にいなかったと確信して言った嘘でした。そしてナビエもその事実を知るラスタがこの場にいなくて良かったと思います。

ナビエはクリスタの侍女に合図を送り、証言をさせます。クリスタの侍女は「その日クリスタ様はすぐお戻りになり、少し外出した後はずっと部屋にいらっしゃいました。また暗い表情をしていたため、密会を楽しんだ後のようには見えませんでした。」と証言します。

クリスタに視線が集まり、クリスタの表情は青ざめていましたが、顔は堂々とあげていました。


翌日、クリスタがコンプシャーに移ったとナビエは報告を受けます。ナビエは表情を変えずにうなずきましたが、一歩間違えればハインリは兄嫁を誘惑したと汚名を着させられるところだったので、内心安堵していました。


夜になり、ナビエはハインリに会うと抱きしめます。

「私のものよ」

笑いながらハインリが「私の疑いは晴れましたか?」と言うと、ナビエは返事の代わりにキスをしました。

「再婚承認を要求します」 133話の感想

元々カフメンの惚れ薬のせいですが、ちゃんと最後にはその責任を果たしましたね!クリスタやその父がハインリに執拗に責任を取れと言いますが、本当に責任を取らないといけなかったのはカフメンですもんね…笑

今回でクリスタの一件は片付いたのかな…?クリスタもかわいそうではありますが、ハインリとの一件は自業自得でもあります。一瞬の気の緩みで今まで築き上げたものを一気に失ってしまうこともあるということですね。しかし、今回もハインリたちに攻撃的なケトロン侯爵…クリスタがコンプシャー行って悔しがるケトロン侯爵の顔を拝みたいですね!笑

続き(「再婚承認を要求します」 134話)を読む→

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