LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
イアロスがプシュケーとメーデイアの魂の入れ替えに気づき、その会話をプシュケーが扉越しに聞いてしまいます。
「君の全てを奪いたい」122話のあらすじ ※ネタバレ注意
「ペロン猊下。何をぼんやり立っておられるのですか?遅れたくせに本当に堂々としてますね」
扉を開けたイアロスはペロンに部屋の中に入るように促します。
扉の裏には、プシュケーがバレないように隠れていました。
”びっくりした…バレたかと思った…”
プシュケーがバレなくてよかった〜!ペロンはイアロスに呼ばれていたんですね!
部屋に入ったペロンは、テーブルにお茶が用意されているものの、座る椅子が用意されていないことに鼻で笑います。
”私に立っていろって?お茶は用意してある…今までもてなしたこともなかったのに。人を喜ばせる才能があるな”
イアロスは本当はペロンを呼ぶつもりはなく、教皇とペロンの目について話すつもりでした。しかし、メーデイアの問題が浮かび上がった今、1人で考える時間が必要だと考え、2人を帰します。
”まんまと騙された…気づいてから振り返ってみると1つずつ辻褄が合う…”
過去のことを思い出し、プシュケーの小さな違和感はメーデイアだったからだと思います。
”2人の体が本当に入れ替わったか確認する方法…それは”
「器を破壊すること」
2人のどちらに手を下すか考えたイアロスは、武闘会で自分の横に座っているプシュケーよりも、試合に参加しているメーデイアを狙うべきだと考えます。ベリアードの傍系がメーデイアを良く思っていないこともイアロスにとってはプラスに働きました。
罪をなすりつける気満々ですね…
「私は確かに何度も警告をした。最後のチャンスさえ振り払ったら…その時はどんな手を使ってでも君を壊すって」
イアロスは侍従を呼び出し、試合前にメーデイアにつけた騎士に秘密裏に遠距離攻撃できる銃を渡し、メーデイアを遠くから打つように伝えるように指示します。
イアロスは当初、傍系からメーデイアを守るために騎士をつけてましたが、メーデイアの命を奪うために命令することになるとは…
一方、プシュケーはイアロスが自分達の入れ替わりに気づいたことを知り、慌ててメーデイアにそのことを伝えようとしますが、その手段がなく、焦ります。
メーデイアはプシュケーから治してもらったはずの背中の火傷が再び痛みだし、少し休憩をしようと考えます。
「…またすぐ落ち着くだろう。試合が再開するまで、少し…ほんの少し…休もう」
プシュケーの治癒の力…まだ完璧ではなかったのでしょうか…?
中央競技場では、決勝戦に向けて盛り上がっていました。首位は依然としてメーデイアですが、ヘリオとの争いも注目されます。
そんな中、プシュケーが体調を崩し、一旦席から離れようとします。
プシュケーはメーデイアに連絡を取るためにイアロスから離れようとしてるんですね!
しかし、その手をイアロスが握り、座るように言います。
「一体いつまで恥知らずな行動をするんだ。命を賭けて戦う彼らの名誉を守れ」
イアロスはプシュケーにそう言いながら、頭の中ではプシュケーとメーデイアの体の入れ替わりについて考えていました。
”2人の真意は?2人の体を永遠に変える方法は?入れ替わる方法を2人は知っているのか?”
さまざまなことを考えながら、とりあえず、メーデイアの負傷の連絡を受けたプシュケーの反応を確かめようと考えます。そしてその反応を見るためにプシュケーを席から外させるわけにはいきませんでした。
「やっぱり、お前のような女は皇后になる資格がない。うんざりするような演技は飽きたと言っただろう?今日全てを終わらせたほうがいいみたいだな。ここで婚約破棄を宣言しよう」
「君の全てを奪いたい」122話の感想
メーデイアが命の危険に晒された時、メーデイアの体にプシュケーの魂が入り、プシュケーの魂によってメーデイアの体は治癒されますが…プシュケーの体にメーデイアの魂が入ったとしても、その体に神聖の力は宿ってないはず…それなのにイアロスはプシュケーの体にメーデイアの魂が残り、それが永遠に続く方法はないかと考えているのは…なぜでしょう…?
イアロスしか後ろ盾のない伯爵家のプシュケーより、公爵位もあり、評判も上がりつつあるメーデイアの方がいいはず…
また、メーデイアの傷の痛みが再発したのも気になります…プシュケーの力は完璧ではなかった…?痛みで休んでいるところにイアロスの騎士から命も狙われるので、メーデイアの命の危険が迫っています…試合中、2人が入れ替わってしまったら…と考えると、恐ろしいですね。