LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
イアロスはベリアードの傍系を自分のもとへ呼び、メーデイアを守るように指示しました。そして傍系がメーデイアを”公女”と呼ぶとイアロスは怒りを顕にした。
「君の全てを奪いたい」117話のあらすじ ※ネタバレ注意
「公爵様とは以前から付き合いがあったもので、以前のように呼んでしまったようです。」
「それでは自分が正しいと言うことか?」
「失言でした。次からはそのようなことはないように致します。」
傍系の男は、イアロスがメーデイアを嫌っていると事前に情報を得ており、イアロスの反応に困惑します。しかし、現在イアロスは皇帝の代理を勤めているので、下克上と受け取ったのかもしれないと思い、メーデイアを煽てる様に見せて悪口を言おうと考えます。
…ここでやめとけばよかったのに…
傍系はメーデイアは自分たちが守らないといけないほど、弱くないと説明し、先日、自分たちを叱るために素手で木のテーブルを破壊したことを話します。
正確には傍系の若者の頭を机にのめり込ませた…ですね!笑
そして、武闘会は突然の事故が起こる可能性もあると話そうとすると、イアロスが大声をあげて笑い始めます。
自分の話が受けたのかと感じた傍系がさらに詳しく話し始めようとすると、イアロスは傍系の男の顔を掴み、言います。
「私は冗談を話し合うために呼んだのではない。ベリアード公爵を守れと言ったのだ。事故だのなんだの言い訳を並べるな」
イアロスは傍系たちに下がる様に命令し、その後すぐに侍従に傍系たちが怪しいので、人を配置するように指示しました。
イアロスは選手や国民の前で、今大会では真剣の使用を許可すると宣言し、8つの用意された真剣を各チームリーダーに渡しました。
イアロスがメーデイアに剣を渡す時、2人だけに聞こえる声で無事に帰ってくるようにと言います。そしてそれと同時に、自分に隠していることはないか、もし自分を騙すなら、容赦しないと話しました。
傍系があまりにもメーデイアの実力を強調するからイアロスも気になったんですね…しかし、今大会でメーデイアの武力の才能が顕になる…これをイアロスはどうとらえるのでしょう?
武闘会が開始され、8つのチームは森の端に配置されました。制限時間までに中央競技場に戻らなければならず、一定の距離に配置された審判たちが状況を中央競技場に伝える様になっていました。
メーデイアたちは北の4番に配置されました。
傍系の男が「防衛が最大の攻撃だ」と言って、早めに中央競技場に向かってはどうかと提案します。
『攻撃が最大の防御だ』は聞いたことあるけど…笑
メーデイアはその提案を受け入れます。そして、前半戦は集団での行動になるため、チームの結束力が重要になることを言い、早く移動しようと指示します。
その言葉を聞いた傍系の男はニヤリと笑いました。
しかし、ディオンだけが不安な表情をしていました。明らかな罠なのに公爵様は気づかなかったのだろうか、ここで伝えず、後々バレたら自分も殺されてしまうのではないかと考えたディオンはどうすればいいのかと悩みます。
中央競技場ではイアロスたちが選手たちが来るまで退屈そうに待っていました。1時間ごとに定期的に中継で連絡が入り、その時に競技場の鐘も鳴ります。ただ、例外として死傷者が出た場合も鐘が鳴るようになっていました。
”鳴らないことを祈るしかないな”
「君の全てを奪いたい」117話の感想
武闘会がようやく開催されました!あれほど、イアロスがメーデイアを守るように指示したのにはびっくりしましたが、イアロスも傍系たちの考えに勘づいているようですね!
しかし、傍系の男はなかなか諦めない…森の中での戦闘は危険なため、皆慎重になる中、急いで中央競技場へ向かおうと提案するのは…絶対森の中で何かしようとしてますね!!!しかも偶然を装って!!もしかして、以前傍系の男が手に入れた情報が書かれた書類、あれにはベリアードが配置される場所の情報があり、事前に暗殺者を手配したとか…?すでに暗殺者を送っている傍系たちならあり得ますね!!