「ハーレムの男たち」ネタバレ 19話(小説)あらすじと感想

ハーレムの男たち ネタバレ
そるくん
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LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました!

そるくん
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LINEマンガ19話、20話の内容になります!

前回のあらすじ

側室5人が入宮し、誓約式と宴会を行います。宴会後、入浴を終えたラティルのもとに侍従長が現れ、入宮の初日は側室の誰を選ぶのか尋ねます。ラティルは悩んだすえ、決心しました。

←「ハーレムの男たち」 18話 あらすじと感想

19話のあらすじ ※ネタバレ注意

ラティルはラムナンのもとに訪れると伝えます。それを聞いた侍従長は他の侍従に目配せし、侍従はラムナンのもとへ行きます。

ハーレムはドーナツの形に似ており、建物の中には廊下といくつかの部屋があり、建物の外側は華やかな庭園が、中央にはおおきなプールがありました。

侍従長はクラインとラムナンの部屋を最も離したとラティルに伝え、各部屋の位置を説明します。侍従長が扉を開け、ラティルは入っていきます。中を進んでいくと、ラティルを待っていて少し疲れている様子のラムナンがいました。ラムナンがラティルに気がつくと笑顔を向け、ラティルは恥ずかしくなり、何度言えば良いのか悩みました。ラムナンが近づき髪の毛を指でとかしながら緊張しているのかと尋ねてきます。間近でラムナンを見たラティルは他の令嬢がラムナンの美貌を褒め称えるのに納得するほど美しい外貌だと思います。ラティルは少しと素直に答えるとラムナンはラティルのこめかみにキスして自分もだと答えます。ラティルが一つも震えていないというのでラムナンは心臓の音を聞きますか?と言います。ラティルが礼服の上から聞いてみても心臓の音が聞こえなかったのでそう言うとラムナンは礼服の真ん中のボタンを開け、固まったラティルの頭を自分の胸にあて、もう聞こえますか?といいました。


ヒュアツィンテがクラインの連絡はまだかと部下に苛立ちながら尋ね、部下はなだめます。ヒュアツィンテはラティルやクラインや他の側室たちのことを考えると不安になりました。ヒュアツィンテがアクシオン副団長を呼ぶように部下に指示をします。しかしヒュアツィンテの前に現れたのはアイニ皇后でした。ヒュアツィンテの顔はこわばり、冷たい声でなぜ来たのかアイニに問います。アイニは自分と離婚する準備をしているのは本当かどうか直接本人に聞きに来たというので、ヒュアツィンテは3年前からスパイに聞いていたはずだが、なぜ知らないふりをするのかと言います。


ラティルは目を覚ますとラムナンに抱きしめられた状態でした。ラティルはぼうっとして昨日のことを思い出す。すると横でカサカサ音がしてラムナンが起きてきました。ラムナンはラティルに一緒に洗っていくか尋ね、ラティルが首を横に振るとラティルの服を拾って着替えるのを手伝いました。

ラティルは無意識にヒュアツィンテと比べてしまい、忘れなければいけないのにそうできないことを嫌に思います。

「今夜もいらっしゃるのですか?」

「え?」

「いらっしゃらないのですか?」

「うん、いそがしいようだから」

「忙しいでもなく、忙しいようだ、ですか?もしかして忙しくなりたい、ではありませんか?」

「!」

「おいでにならないようですね」

冷たい声でラムナンはつぶやき、ラティルの髪をくしでときました。

ラティルは不自然に笑いながら本当に忙しいと言いました。しかし、本当は別に理由がありました。ラティルは毎日ハーレムの側室のもとに訪れるつもりはありませんでした。毎日行くことで妊娠する可能性は高くなりますが、赤ちゃんを産んだら数ヶ月は政務ができなくなります。後継者は重要ですが、ラティルは基盤を整える前までは妊娠を最大限延長したかったのでした。

ラティルはハーレム内での序列を作りたくないため、一人を寵愛することは避けたいと思っていましたが、1日過ごしたラムナンを少し名残惜しく感じました。


ラティルが部屋を出るとラムナンの侍従カルドゥーンがお風呂や食事の用意をします。食事の時、カルドゥーンが他の側室たちでは相手にならないといいますが、ラムナンは返事をしませんでした。カルドゥーンはその姿に心配になりました。するとクラインがやってきて喧嘩をふかっけてきますが、ラムナンは無視をしつづけます。なにも言わないラムナンを不思議に思ったカルドゥーンはラムナンにどうして今日は誰とも口を聞かないのかた尋ねると、ラムナンは昨日は最後までいってないことを言いました。

昨晩、雰囲気はよく、皇帝はラムナンを意識しているようで可愛らしい反応をしました。

ラムナンは他人に関心がなく、触れることさえ嫌でした。勉強をしながら少し心配にもなりましたが、いざ本番を迎えると本の内容を忘れるほど、ラティルの姿は魅力的でした。

しかし、ベットに横になるやいなや皇帝は疲れたと言って眠ってしまい、それが最後でした。

本に出てきた華やかで騒々しいことは別世界の話で、ラムナンはラティルを一晩中抱きしめて眠りました。

感想

初日の初夜でいったいどんなことが起こるのか!と思っていたらまさかの人間抱き枕で終わるとは!これは自信たっぷりのラムナンのプライドズタズタですね。序列を作らないために他の側室のもとへ行くとは思いますがラティルと結ばれる人はいるのでしょうか?先が読めないハーレムの男たち!続きが気になります!

続き(「ハーレムの男たち」 20話)を読む→

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