LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました!
LINEマンガ20話、21話の内容になります!
前回のあらすじ
ラティルは側室の入宮初日の夜はラムナンと過ごしますが、眠るだけに終わってしまいました。
20話のあらすじ ※ネタバレ注意
ラムナンはため息をついて、自尊心が傷ついた様子でした。
初夜として過ごせなかったので自分に魅力がないのかと思ってしまったんですね
カルドンは落ち込んだラムナンの自信を取り戻させるために、ラムナンの性的魅力を伝え、ラムナンは自尊心を回復させます。
その様子を見たタッシールは「禁断の恋?」とにやにやしながら言います。
タイミングがタイミングなので誤解されてもしかたがないですね。笑
カルドンはラムナンの顔は見えませんでしたが、不快に思っていると感じました。
そして、ラムナンの冷たい視線にタッシールは両手をあわせて許しを請うふりして去っていきました。
タッシールのあとを部下たちが追いかけ、タッシールに小言をいいます。
アンジェス商団のライバルであるアングル商団では娘は3人だけだったので、レアン皇太子が生まれたときから娘のうち1人を側室に入れると意気込み、皇后の教育を受けさせてました。
しかし、レアン皇太子が退き、状況は完全に反転してしまいました。
レアン皇太子はラティルのお兄さんですね
アンジェス商団主は笑いながらアングル商団主の娘は側室になれない、自分の息子が側室になるかもしれないと言うと、アングル商団主は女皇帝は側室を入れないから平民であるアンジェス商団主の息子が側室になれるわけがないと返します。
しかし、ラティルは戴冠式のあとにハーレムを宣言したため、アングル商団主は頭を抱えました。
逆にアンジェス商団主は長男・次男どちらをいれるかと大騒ぎになりました。
部下はタッシールに天から降ろしてくれたチャンスなのだから、ラティルから寵愛を受けるように行動をしてほしいと言います。
タッシールは分かったと面倒くさそうに返事をして宮殿を見物しにハーレムの外を出ました。
ラティルが図書館に向かおうとすると侍従長が初夜のお祝いにラムナンにプレゼントを送るかと尋ねてきました。
ラティルはぎこちなくうなずいて送るように侍従長に指示をしました。
一緒に夜を過ごしましたが初夜をしたわけではないのでからぎこちなくなってしまいますね…
ラティルは本を読んで心を落ち着かせるようと図書館に入るとゲスターがいて笑いました。
側室の一人で宰相の次男ですね!
ゲスターは顔を真っ赤にして瞳をあちこち向けて逃げ道を探す様子だったので、ラティルがにげなくていいじゃないかと声をかけ、ゲスターのとなりに座ります。
かつてゲスターはラティルを見て逃げようとして不審者と誤解され、近衛騎士に捕まったことがありました。その後になぜ逃げたのか追求されるとラティルを好きだと告白しました。
ゲスターは逃げたことはありませんと言いますが、昔のことを思い出し、ラティルの言葉に納得し、ラティルは笑いました。
ラティルはゲスターが落ち着くのをまってから、昨日の夜、私が行かなくて寂しかったかと尋ねます。顔を赤らめて視線をそらすゲスターをラティルはもう少しからかいたくなりましたが、泣きそうだったので軽くせめただけでした。
ラティルはゲスターの手を握って、心配だから誰かにいじめられたら私に言うようにとゲスターに言います。ゲスターはラティルの手を親指でかき回し、なぜ自分にこんなことを言うのかと忍び込むような声で尋ねます。そしてどこか期待する目でラティルを眺めました。
まるで”僕のこと好きですか?そうだと言って下さい”と全身で叫ぶゲスターに、本気で思ってくれる相手には嘘がつけないとラティルは返事ができませんでした。
ゲスターはずっとラティルのことが好きだったんですね
ラティルはゲスターに一緒に散歩することを提案しました。
タッシールは宮殿内を歩き回っていました。タッシールの部下は後を追いましたが、タッシールにはわざと声をかけませんでした。タッシールは変わり者ですが、抜け目のない後継者だったので、見物だといっても宮殿全体が頭に入れていました。
中央宮の2階の廊下を渡る時、大きな門が開いてラティルが出てきました。駆けつけてお礼をいうかと思いきや、タッシールは柱の後ろに隠れます。部下が小さく抗議すると、タッシールは隠れながら手信号を送るので、部下が再びラティルの方をみると驚きの光景がそこにはありました。
なんと性格がおとなしい上に恥ずかしがりやで物静かなゲスターがラティルと手をつないで歩いていました。
一見弱そうに見えるゲスターがラティルと手をつないで歩いているのを他の側室が目撃したら、強敵だと思ってしまいますね!
感想
ラティルがゲスターのことを前から心配だと言っていましたが、彼の性格を理解した上での言葉だったのですね!ゲスターは小さい頃、告白してからもずっとラティルのことを考えると…ゲスターを応援したくなってきます!ラティルは次にその側室の部屋に訪れるのか、続きが楽しみです!