LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
イアロスはペロンではなく自分を選ぶようにメーデイアに言います。らしくないイアロスの言動にメーデイアはイアロスは自分を愛しているのだと尋ねました。
「君の全てを奪いたい」102話のあらすじ ※ネタバレ注意
イアロスはメーデイアの腕を掴み、跡がつくほど強く噛み付きます。
”イアロスが私を愛しているだなんて…驚愕すべきことなのに、するりと受け入れられた。これまで感じていたなぜ?という疑問の完璧な答えになったからだ。イアロスは私を愛している。しかし、愛していないふりをする。バレたら致命的な弱点であることを知っているから。”
「殿下は私を愛していらっしゃらないでしょう。愛していたら絶対、私を惨めにさせなかったでしょうから」
メーデイアは愛されていることを知らないふりをして、わざとイアロスが傷つくように言います。そうしながら、イアロスがプシュケーにやった時の気持ちはこんなものかと感じ、プシュケーをかわいそうに思いました。
一方で、プシュケーはペロンに助けてくれたことを感謝します。そして自分では何の釈明もできず、人々に憎まれていただろうと言いました。
「憎しみぐらいただで受けろ。彼らが憎もうと好もうと間違ったことはないじゃないか?」
プシュケーはペロンの話を聞いて、ペロンは荒っぽい話し方をするけど、それは正直なもので、優しい人だと感じました。そして、さっきまで傷んでいた内臓の痛みが治ったような気がします。
ペロンもプシュケーといると目の痛みが和らぐと言ってましたね!
リラのもとまでプシュケーを送っていったペロンは安全な場所に移るように言って別れを告ます。
プシュケーの乗った馬車が移動しようとした時、プシュケーはペロンのマントの裾を掴み、「油断しないで」と言います。今回の騒動が人災だと感じたプシュケーは、犯人が民間人に紛れ込む可能性が高いことを伝え、最後まで油断しないように警告しました。
城壁が崩壊した場所で、フードを被った民間人が突然火を持ち出し、自分に火をつけます。そして帝国の人間に対する神罰だと叫びました。
周辺にいた騎士たちは圧倒され、ただ見ることしかできませんでしたが、そこに駆けつけてきたペロンが急いで火を消して、火をつけた民間人を取り押さえます。
”プシュケーの言った通りだった。本当に民間人として隠れていたなんて。おかげで最悪は免れたよ…”
「邪魔しないで…」
オディレイ公国の言葉を使う民間人に、ペロンは崩壊した周辺の地域が公国出身者が住んでいた村だったことを思い出します。そして、この状況は火をつけた民間人が村の住民のふりをして大量虐殺のテロを起こした犯人だと思われるだろうとペロンは考えます。しかし、人の悪意を見ることができるペロンの瞳には大量虐殺をしたほどの悪意がその民間人からは見えませんでした。ペロンは別に真犯人がいると考えます。
その時、ペロンのもとにイアロスが現れます。
「あ…こりゃ困った。想定した範囲外だけど?」
「イアロス!!!」
「君の全てを奪いたい」102話の感想
イアロスはメーデイアが好きだとは…!確かに、船でメーデイアに皇太子妃になって欲しいと言ったらへんからめちゃくちゃ積極的になりましたね…でもそれって、メーデイアとプシュケーが交代していた時、イアロスにキスされたメーデイア(中身プシュケー)が思わず表情に出てしまったからだったはず…それで…?いや、でもプシュケーは神聖の力狙いだったから、最初から…?
とりあえず、プシュケーの分までメーデイアにズタズタにされてしまえ!と思ってしまいます。笑
一方でプシュケー大好きペロン!しかし、当のプシュケーは気づいてない様子ですが、お互いに癒す力があるのでしょうか…?お互い不思議な力を持つ、善良同士、お似合いですね!早くイアロスとの婚約破棄をして欲しい…プシュケーには幸せになって欲しいです…