「ハーレムの男たち」ネタバレ 30話(小説)最新話のあらすじと感想

ハーレムの男たち ハーレムの男たち
そるくん
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LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作小説を翻訳しました!

 

そるくん
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LINEマンガ33話と未収録の内容になります!

前回のあらすじ

ハーレムではクラインがゲスターに水をかけられたと怒り、その復讐を企てます。ラティルは急展開を迎えた先皇帝の暗殺者に会いにいきました。

←「ハーレムの男たち」 29話 あらすじと感想

「ハーレムの男たち」30話(小説)のあらすじ ※ネタバレ注意

ラティルは暗殺者がいるという地下牢に向かう間、警備員になぜ暗殺者を捕まえることができたのか尋ねると、警備員は目を泳がせながら「自白しました」と言いました。

皇帝の暗殺は重罪の中でも重く、一族・親族までも処刑や奴隷になるほどの犯罪でした。それなのに自白をしたと聞いたラティルは驚き、暗殺者に会いに行きます。

「君か、君が先皇帝陛下を暗殺したと自白したのか」

自分が暗殺したと言う男の印象は犯人とは思えないものでした。ラティルは暗殺者と名乗る男に質問をします。

「どんな風に父を殺したの?」

「心臓を…短刀で…」

「どのように皇居に入ったの?」

「塀を越えて警備の目を避けて移動しました。」

「警備員は多かったと思うけど、それを避けることができたの?」

「正門の警備は52人が…3交代で…」

「警備隊員の数まで知っているんだね。寝室に侵入した時、部屋にも何人かいたよね?」

「部屋には誰もいませんでした。そして…私が侵入したのは寝室ではなく、執務室です。」

暗殺者は公開されていない情報も知っており、言葉の罠を仕掛けましたが、それには引っかかりませんでした。

ラティルは「皇帝を暗殺をした犯人は早く殺して欲しいと思うほどの罰を受け、その家族も処刑もしくは奴隷になる。もしかしたら恋人や友人などの関係者まで処罰の対象になるかもしれない。それなのにどうして自白をしたのか知りたい」と尋ねると、暗殺者は顔を青くしました。

そるくん
そるくん

皇帝を暗殺したときの罰がそんなに重いものだと知らなかったようですね…

40分ほどラティルは直接取り調べをしました。

ラティルは地下牢の外を出てから暗殺者と自白した男の拘束を緩め、監獄ドアを開けておき、脱出できるよう誘導して欲しいと指示をしました。驚くサーナット卿と侍従長に対し、「犯人ではないが、真犯人は知っているようだ」と言いました。

そるくん
そるくん

泳がせて真犯人を捕まえるみたいです!


ラティルが本宮の執務室に戻っている時、秘書が急いで走ってきました。

「陛下!クライン様がゲスターの侍従に暴行しています!」

ラティルは暗殺者のことを聞く前に何があったのかを思い出します。

今回はゲスターが散歩途中で水にかかり、その侍従がクラインの仕業ではないかと考え、抗議しに行ってトラブルになったと騎士が伝え、ラティルはハーレムのクラインの部屋に訪れました。

部屋の前には人集りができており、その中にはタッシールの姿もありました。ラティルが到着すると人々はラティルに挨拶をして道を開けました。中に入ると、ゲスターの侍従が床に転がっており、クラインはそのそばで強制的に侍従の口を開いて水をかけていました。その姿を見たラティルは額に手を当てます。

ラティルがクラインの名を呼ぶと、クラインは侍従が先に自分に暴言を浴びせてきたと抗議します。侍従の顔はアンパンの様に腫れていました。

ゲスターは泣きべそをかきながら侍従を抱きしめ、侍従がクラインに失礼なことを言ったとクラインをかばいました。自分の侍従が一方的に暴行を受けているにも関わらず、クラインをかばうゲスターのその姿に周りのものをは感嘆し、クラインは顔を赤くしてゲスターを睨みます。

ラティルが事情を聞くと、クラインが「私のようなものは遠くないうちに陛下に見捨てられるやカリセン出身だから乱暴など、あらゆる暴言を浴びせられました」といい、ゲスターは「私の侍従がそんなこと言うはずがありません」と反論します。

侍従が浴びせた暴言が事実ならクラインがあんなに腹を立てるのは分かりますが、その言葉を証明するものはありませんでした。

ラティルがなぜクラインを疑ったのか尋ねると、ゲスターの侍従は先程の騒ぎから1時間もたっておらず、状況上、クラインしかいなかったことを答えるとクラインは自分がここにずっといたと反論します。侍従がクライン本人が動かなくても誰かにやらせることはできると言うとクラインは復讐するつもりであったが、実行前だったことを打ち明けました。

そるくん
そるくん

クライン、素直すぎる。笑

ラティルはため息をつき、クラインとゲスターの両者に2人の意見が違うが、証拠となるものがあるか尋ねると、2人は静かになりました。

「選択して!2人ともこのまま黙っている、もしくはクラインはゲスターの侍従を暴行したこと、ゲスターの侍従はクラインを侮辱したことで2人とも罰を受ける」

「ハーレムの男たち」30話(小説)の感想

暗殺犯と自白した男はどうやら犯人ではなさそうですね!しかし、真犯人への手がかりになりそうなので、うまく泳がせて捕まえられるといいのですが…

そして再びゲスターVSクライン!やはりクラインはゲスターの侍従を一方的に暴行できるほど、強いんですね!しかし、クラインがやっていないとなると誰が犯人なのでしょうか?

続き(「ハーレムの男たち」 31話)を読む→

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