「ハーレムの男たち」ネタバレ 29話(小説)最新話のあらすじと感想

ハーレムの男たち ハーレムの男たち
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作小説を翻訳しました!

そるくん
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LINEマンガ32話、33話の内容になります!

前回のあらすじ

タッシールが先皇帝の暗殺、落書き、手紙は黒林の仕業ではなく、それを黒林のせいにしようとしている者がいるとラティルに告げます。混乱したラティルは翌朝、サーナット卿と散歩をし、サーナット卿の初恋について聞くのでした。

←「ハーレムの男たち」 28話 あらすじと感想

「ハーレムの男たち」29話(小説)のあらすじ ※ネタバレ注意

調査はなかなか進みませんでした。ラティルは皇帝としての仕事が忙しくハーレムにはなかなか行くことができませんでした。しかし、忙しいラティルとは違い、宮廷の人々は少しづつ平和を取り戻し、宮廷の雰囲気も落ち着いてきました。

そんな中、カリセンから思いがけない客が到着しました。

ヒュアツインテの近衛騎士副団長であるアクシアンがクラインの護衛としてやってきました。

皇帝の近衛騎士が遠いタリウムまで尋ねてきて、しかもクラインの護衛としてやってきたことにラティルは驚きます。

ラティルも父親が生きていた時、父親の近衛騎士団長であるサーナット卿を連れてカリセンを訪問しましたが、それは一時的なものだったので可能でした。しかし、クラインの護衛となると何年、もしくは一生ここにいなければいけなくなるかもしれません。

ラティルは舌打ちをし、ハーレムに向かったというアクシアンに会いに行くことにします。

ラティルは侍従長にクライン皇子はスパイではないかと言いますが、侍従長は簡単にはこたえませんでした。


ラティルたちがハーレムの中に入るとどこからか怒りに満ちた叫び声が聞こえてきました。

声のする方にラティルたちが向かうとクラインとゲスターと彼らの侍従たちがいました。

ラティルが来たことを侍従長が知らせようとしましたが、ラティルは彼を止め、静かにその様子を見守りました。そんなラティルに気づかず、側室たちは戦いづつけます。

どうやらゲスターがクラインに水をかけてしまったせいかクラインの髪はびしょびしょに濡れており、クラインが怒り、ゲスターが言い訳をしているようでした。

大まかな状況を理解したラティルにサーナット卿が話しかけると、ラティルが答える前にクラインがラティル達の気配に気付き、視線をそらします。それにつられてゲスター達もラティルたちを見ました。

ラティルがどうしたのかと尋ねるとクラインはゲスターに水をかけられたことを言い、ゲスターはわざとではないと言い返します。しかし、故意でないと自分にかかるはずがないとクラインが言い返し、握り拳で威嚇をしました。それに対しゲスターの侍従が動くとクラインの後ろに居た男がゲスターの侍従を牽制しました。初めて見るその男にラティルはその男がアクシアンだと気付きました。

武力争いになりそうなところを侍従長が「陛下の前で何をしているんですか」と声を上げ、ようやくゲスターの侍従もアクシアンも後ろに退き、ラティルに向かって膝をつきました。

ゲスターは目の縁を赤くして涙をこらえ、クラインは濡れた髪の毛の下で青い目を光らせてました。

彼らはラティルがこの場を締めくくるのを望んでいました。しかし、事の前後がわからないラティルはどちらの味方もすることができず、捜査官を呼べば、真実は明らかになるだろうが、仕事は増やしたくなかったので、ラティルはどちらの味方にもならないことにしました。

「ミスでも故意でも水をかけたのはお前のミスだ。謝らなければいけない」

ラティルは見つめていないのに、ゲスターの表情を察しました。

「クライン、人は失敗することもある。故意だと確認できるものもないから、いったん許してやれ」

ラティルはゲスターに目配せして、謝罪させましたが、クラインの表情はあまりよくなりませんでした。クラインはラティルに裏切られたような表情でラティルを見つめ、ラティルはクラインが自分の肩を持たなかったことに思った以上に傷ついたのだと気づき、申し訳ない気持ちになりました。

アクシアンの調査もあったので、見かねたラティルがクラインを連れ出そうとした時、3人の警備員がやってきてラティルに先皇帝の暗殺者が逮捕されたことを報告しにやってきます。

ラティルは急いで暗殺者のもとに向かいますが、クラインは言いたいことがいっぱいあるといった視線でその後姿を眺めるのでした。

ラティルが遠ざかってからクラインはゲスターを睨みつけて自分の部屋に戻りました。


「そういえばアクシアン、君はなぜここにきたの?」

「申し上げたじゃないですか!」

「兄さんが僕を護衛しろと言ったの?」

「はい」

「俺より弱いやつに、俺を護衛しろって?」

アクシアンはプライドが傷つき、眉をひそめたものの、否定はしませんでした。

そるくん
そるくん

クライン…強かったんですね。笑

クラインが追求しますが、アクシアンは護衛という返事を覆しませんでした。

「護衛はもういい。来たついでにお使いをしてこい」

「お使いとは…?」

「お前、姿を隠すのうまいだろ」

「?」

「俺に水をかけたやつに同じ様にやってこい」

「ハーレムの男たち」29話(小説)の感想

ハーレム内で再びトラブルが!5人とも個性があるからこそ衝突してしまうのかもしれませんね…しかし、最近ラムナンを見てない気がします…

進展がないままかと思いきや暗殺者が捕まったと報告が!こんな早い段階で暗殺者が出てくるとは思いませんでいた!まさか偽物?

続き(「ハーレムの男たち」 30話)を読む→

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