LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
LINEマンガ未公開話になります!
前回のあらすじ
東大帝国にナビエとハインリは到着し、賓客室に案内されます。ナビエが結婚式に参加すると知ったラスタはドレスだけでなく装飾品も華やかにするようにデザイナーに指示するのでした。
「再婚承認を要求します」 106話のあらすじ ※ネタバレ注意
貴賓室に案内されたナビエは自分がこの部屋を使うことになるとは!と思わず笑ってしまいます。ローラとジュベール伯爵夫人には実家でゆっくりするように指示を出していたため、侍女はローズとマスターズだけでマスターズは2人だけだと変な気分だとぼやきました。
しかし間もなくして東大帝国時代の侍女たちがナビエたちのもとに訪問してきました。
その中には侍女長だったエリザ伯爵夫人もいました。
ナビエは西王国に行った後のことを話しました。すると侍女たちはハインリとの関係が気になるようで訪ねます。ナビエが気まずそうに笑うと、ローズが頬を赤らめながら「みていると微笑ましいです」と言うので侍女たちにもっと問い詰められてしまいました。
ローズは馬車でのことを思い出して顔を赤らめているみたいです…笑
そこにハインリが現れ、「夫をあまりにも放置しすぎじゃないですか?嫉妬して立ち寄りました。クイーン」と言うので、侍女たちがキャと騒ぎました。ナビエが何も言わないことをいいことにハインリはナビエの手を握り、「会いたかったです」と言うと、侍女たちが息を同時に吸い込む音が聞こえました。ナビエは一国の王なのだから、人前では威厳のある行動をしないといけないのではないかと思いますが、それを指摘するのもハインリの立場を悪くさせてしまうため、結局無理に笑いました。
次の日もその次の日もナビエは侍女たちと遊びながらゆっくり過ごしました。そして結婚式前日、ナビエは急に落ち着かない気分になり外に出ると、ハインリも近くにいたので一緒に散歩することになりました。無言で歩いていると、2人が歩いた場所は以前にハインリと散歩した道でした。
「覚えていますか?クイーンの誕生日の話をしながら歩いたじゃないですか」
「覚えています」
「クイーンが私に虫を食べさせようとおっしゃいました」
「!…びっくりしましたか?」
「今も虫をみただけでハッとします」
「その時、ハインリはなんと言いましたっけ。西王国の鳥は食べ物を焼いて食べる、でしたっけ?」
「…」
「意外と臆病ですね」
ハインリがナビエに虫が怖くないのかと尋ねるとナビエは怖くないと嘘をつきました。ハインリは「では夜デートした時、虫が現れたらクイーンにお願いします」と言うのでナビエが困惑すると、ハインリはナビエの嘘に気づいていたようで笑っていました。ナビエがきまり悪くハインリを睨みますが、唇を噛み締めてハインリは笑いました。すると視線を感じたナビエが振り向くとそこにはソビエシュが立っていました。
ホラーですね…
ナビエがソビエシュに挨拶をすると、ソビエシュはハインリに席を外すように言います。
「すみません。ちょっと怒った様子ですが…いくら陛下の頼みでも私の妻を怒った他の男のもとに置いていくことはできません。」
「他の男?」
「ナビエは私の妻です」
ナビエは数ヶ月前、ソビエシュが言った「皇后は王子の案内人ではなく、私の妻だ」という言葉とハインリの声が重なって聞こえました。
ハインリ、絶対わざと言ってるよね…笑
するとソビエシュは2人だけで話たいとナビエに言いました。ナビエはソビエシュが何を話たいのか気になりましたが、ハインリのクヨクヨした表情を見ると彼を置いてソビエシュと2人でいくことはできませんでした。ナビエがソビエシュの誘いを断るとソビエシュはハインリを睨んで他のところに行ってしまいました。ハインリがナビエの手を命綱かのように握るので、ナビエが心配して声をかけるとハインリは顔を真っ赤にしてうなずき、膝を曲げてナビエの肩に自分の頭を乗せました。
結婚式当日はみんな準備で忙しく慌ただしくなりました。ローズとマスターズは自分の準備とナビエの準備にさらに忙しくしていました。特にローズはマスターズに貴族らしく行動するように呼びかけたため、より一層忙しく見えました。
「槍は置いてください。お願いだから」
「槍はレディの基本です!」
「違います!レディの基本でも紳士の基本でもないです。騎士でも槍を持ってパーティに参加しません。」
マスターズよ…何と戦う気なんだ…笑
準備に忙しい時に、エリサ伯爵夫人がラスタの衣装が華やかであることを人を送ってこっそり教えてくれました。地味なドレスを選べば機嫌を伺っているように思われると考えたナビエは適度に華やかなドレスを選んでいましたが、エリザ伯爵夫人の話を聞いて、持ってきたドレスの中で一番地味なものを選びました。
結婚式のドレスは比較的華やかなものですが、エリザ伯爵夫人が人を送ってまで知らせてくれたことはラスタのドレスがかなり華やかだということだろうと思ったナビエは、こんな時に一緒に派手なドレスを着たら元皇后と現皇后で華やかさをお互いに自慢していると思われ、笑い者にされると考えたからでした。
結婚式場は華やかに飾られており、ソビエシュが力を入れていることがみて取れたナビエはラスタを1年だけの皇后にするのは嘘だろうと感じ、手紙の返事をしなくてよかったと思います。ナビエはハインリと並んで座り、結婚式が始まるのを待ちました。結婚式が始まると大神官が疲れた様子で現れました。離婚の時より疲れた様子なのは繰り返された東大帝国の訪問によるものでした。
大神官が巻物を広げ、新郎新婦と読むと、新郎と新婦が入場するドアが同時に開きます。両門は反対側にはありますが、歩く道は途中で一緒になり、結婚を通じて1つの道を歩むことになるということを象徴する結婚式の流れでした。新郎側からはソビエシュが現れ、堂々として威厳あふれる姿でした。ナビエは初め、ソビエシュの方をみていましたが、ソビエシュを眺めるナビエの姿を人々に誤解されたくないと思い、次はラスタの方をみました。ラスタも美しく優雅に見えました。
しかし、ラスタとソビエシュが並び、招待客や椅子で隠れていたラスタのドレスがあらわになるとナビエは驚きます。ラスタのドレスは…華やかという程度ではありませんでした。ナビエは呆れてソビエシュの方を見ると、ソビエシュの表情は新婦を迎える嬉しい表情ではありませんでした。他の貴族たちもラスタのドレスを笑っており、ナビエはこのドレスだったからエリザ伯爵夫人は教えてくれたのだと感じます。
ナビエは以前のラスタを思い出し、主に白い服を着ており、かわいい野花のようで、華やかな貴族たちの中で新鮮で魅力的だったラスタが、もっとも重要な日にあんなおかしなドレスを着るとは…とナビエは思いますが、ラスタはとても満足そうでした。ラスタがナビエの横を通り過ぎる時、自信満々の勝者の微笑を浮かべていたのをナビエは気づいていました。
ソビエシュとラスタは大神官の前に立ち、結婚誓約書にサインをすると大神官は東大帝国の新たな皇帝夫妻の誕生を宣言しました。
2人が幸せそうに笑う姿をみたナビエは内心、『豊かに暮らさないで』と思いました。
「再婚承認を要求します」 106話の感想
ソビエシュはナビエを嫉妬させるために華やかな結婚式を開きますが、裏目に出てますね…より一層ナビエの心はソビエシュから離れていってます。そして、ラスタの満足げな表情…勝手に喧嘩を吹っかけてきてナビエほんとにかわいそう…ラスタは満足げですが馬鹿にされていることは気づいていないみたいです。でもこの後ソビエシュから怒られそうですね…