LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
LINEマンガ未公開話になります!
前回のあらすじ
カフメン大公が結婚式のお祝いに西王国にやってきました。東大帝国ではナビエに逆恨みしたラスタがナビエの結婚式で仕返しをしようと考えます。
「再婚承認を要求します」 111話のあらすじ ※ネタバレ注意
ナビエは当初の目的通りにクリスタのもとに向かいます。ナビエが来ることを予期していなかったクリスタは驚きながらもナビエを迎えいれ、お茶を用意しました。
ナビエは以前プレゼントのお返しに送ったアカシアの花の様子について話ます。
「アカシアの花はどうでしたか?」
「とても…気に入りました」
「良かったです。花は次も咲きそうですか?」
「花が咲くかはこれからよく育てなければわからないでしょう。でもきっと生きてはいます。」
アカシアの花言葉は友情であり、この意味をクリスタも理解しているようでナビエはクリスタの返事に少し安堵します。
しかし、次は勇気を持って周りくどい言い方ではなく、直接的な表現でナビエは聞きました。
「私はクリスタ様とは消耗的な心理戦をしたくはありません。」
「!」
「私にもクリスタ様にも結局何も与えられないんです。」
「私もわかっています。私もナビエ様と戦いたくありません。しかし今はお互いこのままで満足したいです。」
それを聞いたナビエは「そうですか」と彼女の提案が気に入ったような素振りで立ち上がり、自室に戻ります。
帰り道、ローズがどうだったのかと尋ねるので、ナビエは「結果が良くないです」と答えました。
一見和解を受け入れたような様子でしたが、クリスタが最後に付け加えた『今はお互いこのままで満足したいです』と言う言葉がナビエのなかで引っ掛かります。
現状維持で得をするのはクリスタだけであり、敵対していないと示した後で自分の良い方に維持しようとするクリスタに、今後ナビエが少しでも敵対を示したら、クリスタは自分は仲良くしたかったと言うのだろうと考えます。
クリスタ…意外と強かな女性でした。
何か手を打たなければと考えたナビエはマレイニーにコーリダリスとゲルラディアの花を送るようにローズに指示します。花言葉がそれぞれ『機密』と『協力』の意味をもつ花を送ると理解したローズは笑いながらそうすると答えます。ただ、マスターズだけはその意味をわからないためか、二人の様子に困惑しました。
ナビエはローズとマスターズの会話を聞きながら離宮に戻るとそこにはカフメン大公がいました。目が合ってしまい、今度は避けることができないと感じたナビエはカフメン大公に挨拶をします。
しかし、カフメン大公は唇を震わせて、困惑した表情を浮かべます。その姿をみたナビエはまだ媚薬の効果は残っているのだと確信しますが、周りにいた侍女たちは、ナビエをじっと見つめた後、何も言わずに立ち去ってしまうカフメン大公に怒りを顕にしました。
ナビエは相手はカフメン大公であり、人見知りをする人だからと2人をなだめ、早く離宮に戻りました。
このままじゃ交易のことで話し合うことは難しそうですね…
その様子を柱の後ろからクリスタの侍女が眺めていました。カフメン大公とナビエの微妙な雰囲気に何か感じ取った侍女は急いでクリスタのもとに行き、良い報告だと言ってカフメン大公がナビエのことを嫌いなようだと伝えます。
そして、コシャール卿を利用して令嬢らの人気を集めているナビエに対抗すべく、コシャールにも負けないイケメンであるカフメン大公を利用すべきだと言います。
ラスタは貴族たちの心を掴むためにはどうしたら良いのかじっくり考え、ティーパーティーを開くことにします。皇后からの招待状を断ることができない貴族たちは当日でも全員が集まりました。
訪れた貴族たちはテーブルに用意されたお菓子の城に驚きます。
「皆さんのために用意しました」
貴族たちはお菓子の城をみた時よりも驚いた表情でラスタを見ます。ラスタの口調はまるでナビエそっくりであり、着ている赤いドレスもナビエを連想させるものでした。ラスタは貴族たちを座らせ、最も上席に座ります。
「いろんなことがありましたが、全て安定してきました。新たな時代です。私は皆さんと友情を築いて良い関係を維持したいです。貴族間での争いは皇帝陛下にとっても迷惑ですので」
そう言ってラスタはにっこりと笑い、乾杯をした後、シャンパンを半分だけ飲みます。お腹の赤ちゃんのために半分しか飲めないことを謝罪すると、戸惑っていた貴族たちも貴族たちも笑いながらラスタに声をかけていきました。
貴族たちの様子にラスタは次の皇帝が自分のお腹の中にいる赤ちゃんであることを示すことができたと感じます。
その時、テーブルの片隅で悪意に満ちた笑い声が聞こえました。大声で笑っていたのはナビエが離婚した日、「どうして離婚しなければいけないのか」と攻め入ろうとしていたバルアン侯爵でした。
ナビエとハインリの文通を届けてくれていた人ですね!
ラスタは誰が皇后宮の主人か知らしめるためにトロビー公爵以外に招待状を送りましたが、その決定を後悔することになります。
「ああ、すみません。皇后陛下、ただこの状況が少しおかしくて」
「私がおかしいと言うのですか?」
「そんなはずが」
ナビエのように話すラスタにバルアン侯爵はさらに大きく笑いながら、「私ただ、記者たちに平民の味方となる皇后になりたいと言っていた方が、ここにきて貴族たちと仲良くしようとするのがちょっと。皮肉に思われます。」というとラスタは眉をしかめて出て行くように指示します。
バルアン侯爵は命令で通りに出ていくと、何人かの貴族たちは用事をつけてバルアン侯爵の後についていき、最後には1/3ほどの貴族が出ていきました。
ティーパーティーを終えたラスタはエレギ侯爵に事情を説明し、インタビューの回答でバルアン侯爵に皮肉を言われ、多くの貴族たちがその言葉を受け入れ受け入れているようでとても腹が立ちます。
「もしかして、わざとラスタに間違った回答を教えたんじゃないですか?」
エレギ公爵に助言してもらったことに逆ギレしてますね…
「再婚承認を要求します」 111話の感想
ナビエとクリスタの関係は膠着状態ですね…ナビエが思い描くようないい関係には慣れないようです…しかし、通常であれば退くべきクリスタがここまで西王国の離宮にこだわるのは一体なぜでしょう…権力のためなのか?
そしてラスタの様子がおかしいですね…なぜナビエを嫌いながらナビエの真似をするのか…
ラスタはナビエを嫌いながらも憧れているのかと感じます。
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