「再婚承認を要求します」ネタバレ 112話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

LINEマンガ未公開話になります!

前回のあらすじ

ナビエはクリスタと対話をしますが、ナビエが望むものは得られませんでした。ラスタは自分が皇后であると示すためにティーパーティーを開きますが、そこに招待されたバルアン侯爵のせいで屈辱を味わい、エルギ公爵に八つ当たります。

←「再婚承認を要求します」 111話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 112話のあらすじ ※ネタバレ注意

ティーパーティではバルアン侯爵たちが出て行ったあと、微妙な雰囲気になりました。多くの貴族がラスタに慰めの言葉をかけましたが、ラスタに一部の貴族たちが目配せして嘲笑っていた姿の方が気になりました。

エルギ公爵はラスタの話を聞き、軽く笑い、ラスタのことを「依然として純粋ですね」と言います。

エルギ公爵はラスタが平民と貴族を両方選べる立場でなく、平民か貴族かどちらかを選ばなければいけなかったこと、そして行進の時の平民の反応は平民の味方だと言った影響だと話します。そして、貴族たちはお腹の赤ちゃんが生まれれば変わるから心配ないと言います。

「本当ですか?」

「もちろんです」

エルギ公爵の言葉にラスタの気持ちは落ち着くとともに恥ずかしくなり、エルギ公爵に謝罪します。

エルギ公爵は笑いながら「大丈夫です」と答えますが、ラスタにはどこか以前よりエルギ公爵と距離があるように感じました。距離を感じる原因が「皇后陛下」と呼ばれているせいかと思い、以前のように「お嬢さん」と呼んで欲しいと言います。

しかし、エルギ公爵は皇后になったラスタにそのような呼び方はできないし、距離をおかなければいけないと言いました。

「だめです!」

ラスタは驚いて叫びます。しかし、エルギ公爵は断固として話しました。エルギ公爵はラスタにとって、唯一プレゼントを送ってくれた、真実の友情を尽くすと誓った相手だったので涙を流しながらお願いします。

「そんなこと言わないでください。ラスタは公爵様がいなければ信じる人が誰もいません。」

「皇帝陛下がいらっしゃるじゃないですか」

「ラスタは彼を愛してますが、その方を信じることはできません。」

ラスタは自分の言った言葉で驚きます。いつも考えていることではありましたが、口に出したのは初めてだったので怖く感じました。ラスタは当惑しながら、「陛下を信頼しないのではなく…」とエルギ公爵に言います。その姿に笑を吹き出したエルギ公爵は「このエルギを陛下よりも信頼しますか?」と気分良さそうに言うので、ラスタは頷いてエルギ公爵の手を握り、2人の時は自分を呼び捨てで呼んで欲しいこと、話し方も以前のように気楽にして欲しいとお願いします。

「ラスタ様は人を魅了することがお上手ですね」

ラスタはエルギ公爵の話し方に壁を感じなくなり、安心します。

するとエルギ公爵が突然ラスタのお金の管理について質問してきました。ラスタは驚きながらも借りたお金を返さなければと思いますが、皇后になった今でも自分のお金がいくらで動かせるお金がいくらなのか知りませんでした。ラスタの驚いた表情を見ながらエルギ公爵が自然に聞きます。

「もう皇后の座に就いたのだからお金の管理がご自身でされるでしょう?」


エルギ公爵が訪れた翌日、ラスタはお金の管理をしているラント男爵に自分でお金を管理したいと言います。しかし、ラント男爵はそれにはソビエシュの許可が必要だと言いました。そして申し訳なさそうに、お金の管理はとても大変なことなので、ラスタには楽しく暮らして欲しいと陛下が思っていること、お金はいくらでも渡すことをラント男爵は付け加えます。

しかし、ラスタは自分で管理したいと言うので、ラント男爵はソビエシュに確認をとってみると言いました。


西王国では結婚式が一週間前に迫り、続々と外国貴賓が訪れました。結婚式の主役であるナビエは貴賓を迎えることはできなかったので、時間を持て余しました。

ナビエは結婚式をすれば、堂々とハインリの役に立てると考えます。しかし、初夜のことに関して心配になりました。ナビエには初夜の経験がある分、そのことが鮮明に想像でき、初夜の後にハインリと向き合うことができるだろうかと考えただけで顔が熱くなります。

その様子を見たローラが、ナビエに熱があるのではないかと心配しますが、ナビエは誤魔化しました。

ナビエは侍女たちと会話をする中で、社交界について話していきます。

昨日、マレイニーから返事として『信頼』の花言葉をもつアゲラタムの植木鉢が執事を通して送られてきました。また、ニアンも社交界にうまく入ります。ニアンの社交界への入り方は強烈でした。ニアンは東大帝国での噂を否定せず、むしろそのイメージを利用して、右側には噂のランドレ男爵、左側には西王国の青年貴族を引き連れて登場したので、その演出を見た西王国の貴族たちはニアンの虜となりました。

ナビエは全てが順調だと感じます。

そしてふとナビエはソビエシュとラスタが結婚式に来るだろうか、そしてソビエシュはどうして『帰ってこい』と自分に言ったのだろうかと疑問に思います。あの時は思わず『嫌い』と言ってしまいましたが、今になってソビエシュの本音が気になりました。

ナビエが気分転換に外を散歩しようとするとローラはお弁当を持っていくことを提案し、ローズと準備します。

お弁当を持って出かけるとすでに先客がおり、そこにはカフメン大公がいました。

ナビエがカフメン大公に声をかけるとカフメン大公は驚き、手に持っていたペンダントを急いで首にかけ、服の内側にしまった後、堅苦しく笑いながら挨拶を返します。

そるくん
そるくん

ナビエの写真が入っているペンダントですね…笑

「またお会いしましたね」

「ここで過ごしてますから」

「あそこが王妃宮ですか?」

「結婚式の前まで、臨時で過ごしています」

「ああ。そんなことも知らずにこの辺りにいたので出会えたんですね」

そう言ってカフメン大公が笑ったあと、耳元が赤く染まり始めました。ナビエがもしかしてと思った瞬間、カフメン大公の理性が薬の効果に染まります。

「それでもいいです。こうやって会えるなら」

お弁当の入ったかごが落ち、カフメン大公はしまったという顔をします。ナビエは知らないふりをして、侍女たちにお弁当が台無しになってしまったから新しいものを用意するように言います。

2人になったあと、ナビエは薬の効果を無効にできなかったのかとカフメン大公に尋ねます。カフメン大公はできなかったことを伝え、自分を結婚式に呼んだのはハインリとナビエのどちらなのかと尋ねたので、ナビエは自分だと言います。

「ありがとう…嬉しかったです。…どうしてですか?」

ナビエは東大帝国での一件もあり、薬の効果がどのようなものなのか理解していたので、あえて彼の言葉を無視し答えました。

「一度無くなったルイフトとの交易の件を今度こそ実現させたくて招待しました。」

「再婚承認を要求します」 112話の感想

前回でクリスタとうまく関係を築いていけないことがわかりましたが、クリスタがいなくとも、ナビエの社交界での地位はうまくいけそうですね。しかし、マレイニーと手を組むと言うことはクリスタ派を追い出さなければいけないということ。それでこそナビエが心配していたようにそれがクリスタ側にバレてしまえば避難を受けるのでしょうが、今後どのようにマレイニーとどのように関わっていくのでしょうか?気になります!

そして、カフメン大公とやっと会話できましたね。しかし、このままではナビエが望む交易の件もまともに話せるのか不安にですね…しかし、カフメン大公が媚薬のせいでナビエに惚れてしまっていると外部に伝えることもできないので…カフメン大公の媚薬は今後どんな影響を与えるんでしょうか…?

続き(「再婚承認を要求します」 113話)を読む→

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