LINEマンガで人気配信中の「主役の初体験、私が奪っちゃいました」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
秘密の通路を抜けて無事リプリーとシルビアは公爵邸から抜け出し、探しにきたゼロニスに再開します。そしてそのままリプリーは意識を失っていましました。
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「主役の初体験、私が奪っちゃいました」73話のあらすじ ※ネタバレ注意
公爵邸は全焼してしまい、リプリーたちは離れにいました。
廊下で待つシルビアは部屋から出てきた医者にリプリーの容体を尋ねます。医師は傷も治り、もう目を覚めてもいい頃だが、まだ目を覚ましていないといました。
リプリーはあの事件の日以来、目を醒さずにいました。
ゼロニスは国中の名医を呼び、リプリーを診せますが、リプリーが目覚めることはなく、原因もわからないため”呪われ、永遠の眠りについた公爵夫人”という噂が流れはじめました。
眠り続けるリプリーのそばから離れないゼロニスの顔色は悪く、憔悴しきっていました。
そこに使用人の少年が訪れ、リプリーの好きな花である鈴蘭がきれいに咲いていたから持ってきたことをゼロニスに伝え、そして、リプリーに挨拶をしてもいいかと許可を取ります。
ゼロニスが許可をすると、少年は鈴蘭がきれいに咲いて、それを持ってきたこと、そして2週間ほどきれいに咲き続けるだろうから、枯れる前にまた持ってくると眠っているリプリーに言いました。
その話を聞いたゼロニスはリプリーの好きな花が鈴蘭であることを初めて知ります。
”君が鈴蘭を好きなのを初めて知った、肉が好きなのは知っていたけど。
どんな花が好きなのか全然知らなかった、甘いケーキが好きなのは知っていたけど。
君についてたくさん知っていると思ったけど、相変わらずわからないことが多い。
君が目を覚ましたら、君が何を好きで、私にどうして欲しいのかを知りたい”
ゼロニスのリプリーの好きなものがだいぶ食べ物に偏ってますね。笑
少年はみんながリプリーに会いたがっていること、鈴蘭の花が散る前に目を覚まして欲しいことを最後に告ます。涙する少年の頭をゼロニスは撫で、「私もだ」と言いました。
2人になったゼロニスは眠るリプリーに噂の話をします。
ゼロニスは全て燃えてしまったリプリーの部屋の中で唯一燃えずに残っていた呪いの人形を思い出します。
「君は…別の世界から来たと言った。私が君を守る、方法も見つけると言ったのに約束を守ることができなくて…それで呪いが君をまた元の場所に連れて帰ってしまったのか?」
黒髪になった呪いの人形のそばには幸せの道を知っている猫のぬいぐるみが置かれていました。
呪いの人形はあの炎の中無傷…”呪い”とつくだけあるし、その上リプリーが目覚めなければ、そんな噂も立つよね…
”リプリー”
「うん?」
黒髪の女の子は呼ばれた気がします。
足元には初めて見る黒猫がいました
どことなくあの猫のぬいぐるみに似ている気が…
風が強くふく中、その少女は再び呼ばれた気がします。
「え?」
「主役の初体験、私が奪っちゃいました」73話の感想
なんと、リプリーはあの事件以来目覚めず…
人形の姿も元に戻ってしまい、元の世界に行ってしまったのでしょうか?
最後のシーンで初めてちゃんとリプリーに憑依する前の姿が現れました。リプリーの仕草を連想させる動きから、本物のリプリーがその中にいるのは確実な気がします。
もし、魂の交換が再びされて魂が元の場所に戻るのなら、破滅すると言われていた予言?これはどうなるんでしょう…?