LINEマンガで人気配信中の「主役の初体験、私が奪っちゃいました」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ゼロニスが結婚式の話を避ける理由を聞くためにリプリーはゼロニスに会いにいきました。
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「主役の初体験、私が奪っちゃいました」83話のあらすじ ※ネタバレ注意
リプリーはゼロニスのぎこちない、いつもと違う雰囲気にマリッジブルーは自分が思っていたものより深刻なのではないかと感じますが、ここで引き下がってはいけないとゼロニスに言います。
「ゼロニス!私は全て理解しています!」
リプリーはゼロニスがマリッジブルーであること、それでなくとも結婚を目標として進んでいた今、いざ目の前にゴールが見えた時の虚しい気持ちも自分は理解しているとリプリーは言います。
「何を言っているのか…とりあえず落ち着いて、少し待ってくれ…」
「もう待ちきれません」
リプリーはゼロニスの襟を掴み自分の方に寄せ、キスをします。
「ゼロニス、今すぐ教えてください。結婚は一体いつするつもりなんですか!」
リプリーは今まではゼロニスがすぐに結婚しようと言っていたのに、どうして今更話を変えるのか、自分はすぐにでも結婚したいと言います。
「リプリー…君は…」
突然、ゼロニスがお腹を抱え笑い始めます。
え、え!ゼロニスが爆笑している…!!
ゼロニスはリプリーを抱きしめ、何度もリプリーの名前を呼びます。
「気まぐれでかわいい私の侯爵夫人。本当に一度も僕の計画通りになるようにしてくれたことがないね。バラを1000本用意してプロポーズしようと思ってたのに」
…!まさかの…!!今更ながらのプロポーズ!!笑
以前、ゼロニスはライトにプロポーズをしていないことを話します。今までリプリーに結婚しようと言っていたものの、それはほとんど脅しのようなもので、まずいと感じたゼロニスは、ライトに正式にプロポーズしてから結婚した方がいいと助言されたのでした。
初夜の責任をとれとリプリーに結婚迫ってましたからね。笑
ゼロニスはライトのアドバイス通りにバラを用意してプロポーズしようとしていたと言い、その視線の先には使用人たちがバラを運んでいました。
ゼロニスはリプリーから視線をそらしていたのではなく、バラのことを気にしていたんですね。笑
ゼロニスはリプリーの意識が戻らなかった間、自分は何かを間違えたのではないかとずっと考えていました。結果としてリプリーは自分を好きになってくれましたが、自分が強要してしまったことは事実でした。
「それで今回は強要せずに君に私の気持ちを告白して結婚を申し込もうと思う」
ゼロニスは跪き、リプリーの手をとってリプリーの名を呼びます。
「あの夜、あなたが私に言ってくれた言葉は私が初めて会った光と同じで、その日以来ずっとあなたは私の世界の太陽でした。愛しています。私と結婚してくださいますか」
リプリーは目に涙を溜め、嬉しそうに微笑みながら返事をします。
「はい、喜んで」
「主役の初体験、私が奪っちゃいました」83話の感想
よかった…。もう、あまりのゼロニスの焦らしっぷりに最悪の結果を想像していましたが、その分今回の話は嬉しさ倍増です!!!
しかし、この世界の男たちはロマンス小説なのに、なかなかプロポーズがスマートにいきませんね。(ライトとゼロニスだけですが。笑)
でもさすが主人公!リプリーに出鼻を挫かれますが、プロポーズの姿、言葉、全てが素敵すぎる!!かっこいい!!キュンとしますね!
あれ、そういえば…プロポーズに気を取られましたが、結局結婚式はいつするんでしょう?笑