LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ハインリとナビエの結婚式にハインリは帝国になることを宣言します。結婚式後の披露宴で2人はダンスをし、ナビエは西王国で歓迎されるのでした。
「再婚承認を要求します」 117話のあらすじ ※ネタバレ注意
「困ったわ…」
結婚式の夜、ナビエはうまくリードできるかどうか不安になります。どうしようかと悩んでいるうちに、結婚式前には入れなかった皇后の間(王妃の間)に案内されます。
西王国到着時にローズの弟ユニムにまだ使えないと言われた部屋ですね!
皇后の間には大きなベットがありましたが、皇帝の間との間に部屋があり、そこにもベットがありました。
2人で過ごすようのお部屋ですね…笑
皇后の間は金で装飾されており、それは素晴らしいものでした。ナビエがその美しさに見惚れていると、侍女たちも部屋にやってきて感嘆します。
ナビエの好きな色は金色…ハインリはナビエのために皇妃の間を用意したみたいです!
侍女たちはローズに自分たちの部屋を案内してもらい、戻ってきた彼女たちは部屋が豪華だったのか興奮気味に部屋の様子をナビエに話ます。
ナビエが部屋を後で見せて欲しいというと侍女たちは顔を見合わせてニヤニヤし始めました。
ナビエは侍女たちの考えを読み取り、ハインリも今頃用意しているのかと考えますが、先程、ハインリの秘書が緊急の報告があると言っていたので、まだ部屋にはいないのだろうと思います。
侍女たちはナビエを湯浴みに誘い、意気揚々と準備をしようとしますが、ナビエはそれに少し抵抗し、ハインリがまだ部屋にいないことを理由に、火照った顔を冷ますため、少し外の空気を吸いたいと言います。
ナビエはベランダに出て冷たい風を受けますが、火照った顔は一向に冷めませんでした。
会場にはまだ人がおり、会場のベランダに1人、寂しそうに立っているカフメン大公がいるのに気づきます。
ナビエは薬のせいで苦しむカフメン大公に同情しながらも、薬のせいで出てしまうカフメン大公の口調が少し面白いとも思っていました。
するとカフメン大公がナビエの方を見ました。
心の声が聞こえた?!
遠く離れていても目が合っていると感じたナビエは振り向き、ベランダから出ます。
ナビエが部屋に戻ると、マスターズがハインリも部屋に入ったことを報告します。ナビエはバスルームに入り、侍女たちが用意した湯船に浸かり、香水をつけ、ガウンを着ます。
ナビエは意を決して侍女たちを退出させ、2人の部屋の間の寝室の扉の前に立ちます。
寝室は2人の部屋からしか入れない構造になっており、廊下などから入ることはできず、侍女たちも許可がなければ入ることはできない構造になっていました。
中にはすでにハインリがいるのか咳払いする音が聞こえました。
ナビエが部屋にはいるとハインリは扉のそばに立っており、「クイーン」と呼びます。
ナビエは恥ずかしくなり、背を向けるとハインリが後ろから抱きついてささやきます。
「早く教えてください」
ナビエは恥ずかしさに涙が出そうになるのを堪え、ハインリをベットに促しました。
どうしたらいいかわからないというハインリの表情にかわいいと感じたナビエはハインリの上半身を少し押し、横に寝かせます。
「激しくしてもいいですよ」
「激しくてもいいの?それとも激しくして欲しいの?」
「奥さんにお任せします」
ナビエはハインリのガウンを脱がせ、上にまたがり、上半身を愛撫するとハインリがうめき声をあげました。ハインリがこそこそと手を動かしているのに気づいたナビエはハインリの手を押さえつけ、「今日は私がリードするって言ったでしょ?」と言ってハインリにキスをしました。
ナビエはハインリのズボンを脱がすと準備はできてました。
「いやらしいワシだわ」
ナビエがそう言って笑うとハインリは耳まで真っ赤にして、キスをしながらして欲しいとナビエにお願いしました。
ソビエシュはナビエが会場が出てすぐに来客用の自分の部屋に戻っていました。
ハインリの手を握って笑うナビエを思い出し、拳を握りしめます。
今頃ハインリと一緒に過ごしているのだろうかと考えると頭が真っ白になり、ナビエがハインリに微笑むのも、ダンスするのも耐えられませんでした。
ソビエシュの胸に苦痛が襲いかかり、それは込み上げる怒りを抑えるほどの痛みでした。
ふと、ソビエシュはナビエも自分と同じように苦しんだのかと考えます。
しかし、淡々としたナビエの様子から、ナビエは自分に関心がなく、自分と同じように苦しんではいないだろうと思います。
なんと身勝手な思考…
酔ったソビエシュの目の前に突然戴冠式のナビエが現れます。
「早くきてください、陛下。みんなが待ってます」
「立ち上がれないんだ…」
「何を言ってるんですか?早くきてください」
「歩けないんだ…」
「それじゃあ、手を繋ぎましょう」
これは戴冠式の時の記憶ではなく、初めて酔っ払った時のことだとソビエシュは気づきました。
ソビエシュがナビエの手を握ろうとするとナビエが消えてしまいます。
「…ナビエ?ナビエ?どこいったんだ?」
ナビエが消えたことに戸惑ったソビエシュはナビエの名前を叫びながら部屋の外に出て、カルル侯爵にナビエを探すように指示します。
ソビエシュが狂った…
カルル侯爵はソビエシュに酔っているのだと言って部屋のベットに寝かせます。
その一部始終を子守唄を歌ってもらおうとソビエシュのもとへやってきたラスタは見ていました。
「再婚承認を要求します」 117話の感想
ナビエを手に入れ、幸せの絶頂の中にいるハインリとナビエを失い、狂気に落ちるソビエシュ。対照的な2人が描かれていました…
ソビエシュよ。招かれた場所で、元妻のめでたい日に、何をしている!!!!
最初のハインリとの幸せムードから、ソビエシュの狂った姿で一気にイライラしてしまいました。カルル公爵が迅速に対応してくれたからいいものの、ナビエの名を叫びながら狂ったように探す東大帝国の皇帝を見た他国の貴族たちはどう見るか…それによってナビエにまで迷惑をかけてしまうことも考えないこの行動…本当自分勝手すぎて腹が立ってしまいました…
最後にその姿をラスタが見てしまったことで、少しラスタにダメージがきたかな?と思うとちょっとだけスッとしましたが、それによってラスタが再びナビエに何かしないのではないかと不安にもなり…本当ソビエシュは余計なことしかしない男だ…
ハインリとナビエがこのまま幸せに過ごすことを祈ります。