LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ハインリとナビエは初夜を迎えます。一方で酒に酔ったソビエシュはナビエを失ったショックに狂い、その姿をラスタが目撃してしまいました。
「再婚承認を要求します」 118話のあらすじ ※ネタバレ注意
ラスタは急いで部屋に戻ります。
”そんなこと…あるはずない”
お酒に酔っていたとはいえ、ナビエを恋しがっているようだったソビエシュの様子にラスタは動揺します。
ラスタはナビエとソビエシュは政略結婚で恋愛はなかったと思ってますからね…
ラスタにとってソビエシュは自分をどん底から救ってくれた人物であり、そして弱点を知っている人物でもありました。まだお腹の子も生まれていないため、ソビエシュに追い出されてしまうと他に頼る人もいないラスタは恐怖を感じます。
ナビエはすでに再婚しているためソビエシュのもとに戻ることはないだろうとラスタは考え、自分を落ち着かせようとしますが、ソビエシュは皇帝で魅力的でもあったため、他の女性に取られてしまうかもしれないと考えてしまいます。
ラスタはベットに入り、エレギ公爵に『大丈夫』と言って欲しいと思います。
”そうだ。グズグズしている場合じゃない…”
側室の頃はソビエシュの愛が全てだったラスタですが、今は皇后で自分に力があり、ソビエシュも世間体を気にしてすぐには離婚しないだろう。そして何よりお腹の子が生まれればそれは皇帝の子供になる。そう考えたラスタは自分の子供を守らなければいけないと思います。
”前皇后は帝国になったばかりの皇后で、ランドレ子爵は武器を持たない弱いものを襲う乱暴者、トゥアニア公爵夫人は女を武器に男を虜にする尻軽女。そんな人たちを避ける必要はない”
そう考えたラスタは仕返しを決意します。
ラスタも先日皇后になったばっかだし、二アンを尻軽っていうけど男だけのお茶会を開いたのは誰だよ…
「よく眠れましたか?」
ナビエが目覚めるとハインリがナビエを見つめて微笑んでいました。昨日のことを思い出し、ナビエはハインリの胸に顔を埋めます。すると自分の体がベタついていないのに気づき、ハインリが洗ってくれたのかと尋ねると、「覚えていないのですか?」とハインリが、ナビエに頼まれて髪を洗ったことを話します。ナビエの髪からは確かにシャンプーの香りがし、そして同じ匂いがハインリからもするので、ハインリの話が確かだと気づいたナビエは恥ずかしくなってハインリを強く抱きしめ、顔を隠しました。
「クイーン。私はこのまま死んでも幸せです。」
そういうとハインリはナビエの耳から首筋を唇でなぞり、鎖骨にキスをしました。一方のナビエはハインリとは政略結婚のはずなのに、ハインリが本当に自分のことを心から愛しているような行動に困惑します。
ハインリはナビエの名前を呼ぶと、唇をそのまま鎖骨の下に移動させます。
昨日が初めてのハインリ…覚えが早いですね…笑
しかし、披露宴の準備をしなければいけないと考えたナビエによって止められてしまいます。
ハインリは残念そうにナビエの横に退き、その横顔にナビエは以前よりもハインリをハンサムだと感じます。
「今度は赤ちゃんが欲しい…」
ナビエはハインリの頬を撫でながら無意識にそう言ってしまいました。
ナビエが赤ちゃんを欲しいと思った理由は後継者を残すためでした。突然の発言に驚いたハインリですが、ハインリはナビエに似た赤ちゃんなら可愛いだろうと言います。ナビエはハインリに似て欲しいと微笑みながら返しますが、ソビエシュに子供ができないと言われたことが頭によぎり、不安に感じます。
ナビエが考え込んでいる間、ハインリはベットから出て、食事を持ってきました。そして持ってきたパンケーキをナビエに食べさせながら驚くべきことを話します。
「私たちが今座っているベットは魔力石でできており、西王国の王様は代々魔法使いで、その妻も魔法使いになります」
高価な魔力石がベットに使われていること自体すごいことなのに、魔法使いになるというハインリの発言にナビエは驚きます。本来、魔法は生まれながらの才能ですが、ある特別な環境下におけば魔法使いになるとハインリは説明します。
魔法使いと魔力石がつながると2つの間にマナが循環します。それは魔力石のベットでも同様のことで、そこに魔法を使えない者がいても同じようにマナが循環する。そして、魔力石から流れてきた魔力を魔法使いが受け取らなかった場合、その魔力は魔法を使えない者の元へ流れ込み、その者に魔力が溜まっていく。そうして魔法使いになることができるとハインリは説明します。
そして、魔力に慣れてくると体が健康になり、赤ちゃんもできるだろうとハインリはナビエに話しました。
ナビエはハインリの心遣いにときめきます。しかしすぐに別の疑問が浮かびました。
「クリスタさんも魔法使いなのですか?」
ハインリは険しい顔で首を振り、この方法には欠点があると言います。
「この大きさの魔力石に耐えられない場合はむしろ…」
ハインリは途中で言葉を切り、自分たちは大丈夫だと言いました。
上手くいけば身体が健康になる…でもハインリのお兄さんは若くして亡くなってしまった…それは耐えられなかったから…?だからクリスタも魔法使いになれなかった…?
ハインリはそれ以上話さず、ナビエも尋ねませんでした。
”魔力石に耐えられないと人は死んでしまうのかしら…?でもクリスタ様は健康そうだから魔法使いがリスクを負うのかしら…?”
ハインリは大丈夫なのだろうかとナビエは心配になります。
披露宴でもそんなことを考えていると、ふと視界の片隅にソビエシュが入ります。
ソビエシュは青白い顔でお酒を飲んでおり、それを離れて秘書や騎士たちが心配そうに見ているようでした。ラスタは向かい側で男たちに囲まれて楽しそうに過ごしています。
新婚なのに別々にいる2人をナビエが不思議に思うとラスタと目が合ってしまいます。ナビエは対立を避けるために微笑んでから視線をそらします。
その時、カフメン大公が近づき、ハインリに声をかけ、2人で話すために席をたちます。
残ったナビエはマスターズとお菓子を食べているとラスタがやってきてナビエに声をかけてきました。ラスタはナビエを『お姉様』と呼び、結婚を祝福します。そして以前は身分が低かった自分が、今は同じ皇后となった今、私たちは姉妹になれるのではないかと言います。
まだ姉妹にこだわるのか!!
「そんなに姉が欲しいのならば、ソビエシュが次に側室を持ったらその人と姉妹になればいいでしょう。夫が同じなのですから」
その言葉を聞いたラスタの顔から血の気が引き、ソビエシュが浮気をするのかとナビエに尋ねますが、ナビエはソビエシュはラスタの夫であって自分に尋ねられても困ると冷たく返します。
「そうですか。ナビエ殿下は不妊症だから、他のことを気にする余裕もないでしょうね」
「再婚承認を要求します」 118話の感想
ハインリとナビエの初夜はいい感じだったようです!そしてまさかの魔力石ベットに魔法使いになることまで!魔力を奪い、魔法使いを消すこともできるハインリ、西大帝国、すごすぎる!それなのに、魔法使いは東大帝国が一番だなんて…どれだけの魔法使いがいるんだ…
魔力石ベットは欠点があるようですが、ナビエの不妊症が治り、無事赤ちゃんができることが楽しみです!!
そして最後にラスタの爆弾発言…ハインリからその前に不妊を直せると聞いたから良いものの、それでも来賓もいる中で主役である花嫁のナビエにそんな暴言を吐くラスタ…やばすぎる…なぜ、秘書たちはラスタを止めなかったんだ…そしてラスタがここまでナビエと姉妹になることをこだわるのにも気になりますね。