LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
閣議に初参加したナビエにカトロン侯爵が常時泉への対策を尋ねます。
「再婚承認を要求します」 128話のあらすじ ※ネタバレ注意
「それはあなたが考えることでは?」
ハインリがカトロン侯爵に冷たく言い放ち、ナビエに謝罪します。
しかしカトロン侯爵はナビエが東大帝国の皇后だったから対策をご存じなのではと執拗に言います。
カトロン侯爵…ナビエをめちゃくちゃ敵対視してますね…
「私たちから先制攻撃を仕掛けましょう。先に攻撃をすれば、兵を分散させる必要もありません」
ハインリが再び注意をする前にナビエが言うと、カトロン侯爵はすぐに反論します。
「先に攻撃したら常時泉が西大帝国に攻めてきます。あ…あなたは東大帝国の人間だから、西大帝国のことは気になさらないのですね」
言葉に気をつけるようにとハインリが注意すると、カトロン侯爵は不満そうにします。
王子時代のハインリは放浪しており、カトロン侯爵のような兄の時代からいた者たちはハインリに忠誠を誓っていませんでした。また、カトロン侯爵はクリスタ側の人間でもあり、ハインリはそういう人をいつでも追い出すことが可能なため、ナビエはカトロン侯爵を自分の味方にする必要はないと判断します。
状況を把握したナビエが軽く笑うと、自分を馬鹿にしたのかと感じたカトロン侯爵はなぜ笑ったのかとナビエに腹立たせながら尋ねます。
「カトロン侯爵は常時泉について何もご存じないのですね。彼らは利益のみを求めます。利益にならないとわかればすぐに諦めるでしょう。あなたが言った通り、私は東大帝国の人間だったので、常時泉の動きが分かります。」
ナビエの言葉を聞いたカトロン侯爵は顔を真っ赤にして、ナビエを非難します。
「馬鹿げています。常時泉にそう思わせるためには、常時泉に大打撃を与えねばなりません。しかし、常時泉は簡単にやられる相手ではない。そんな彼らにどうやって大打撃を与えるというのですか!」
「そうですね。しかし、コシャール卿であれば、常時泉と50回以上やり合っているので、大丈夫でしょう。」
ナビエの言葉を最後にカトロン侯爵は口を閉じ、それ以降ナビエに質問をする者も出ませんでした。
閣議後にナビエはコシャールに会い、閣議での出来事や常時泉について話します。
それを聞いたコシャールは笑いながら、常時泉を懐かしみました。
その様子を見ていたマスタスがコシャールを驚いた様子で見つめますが、その目はまるでコシャールに恋をしたかのようでした。
「マスタス…?」
「申し訳ございません。コシャール様が気になりまして…」
「気になる?」
「常時泉とやり合うコシャール卿の力に興味が湧きました!」
それを聞いたコシャールは一緒に戦いに行くかと誘いますが、マスタスは躊躇して断ります。
「でも、コシャール卿とはいつか手合わせしたいと思っております!」
マスタスは戦闘狂ですね…
東大帝国の西宮殿では、ラスタの使用人になるために女性が集められていました。親を餌にコントロールしようと考えていたラスタは、子供持ちや親と不仲の者を除外します。
集められた女性たちは、ただ仕えるだけの仕事ではないと理解していました。しかし、仕事につけない彼女たちにとって、高給であり、皇后の権限である囚人への恩赦で親の減刑や無罪放免にしてもらえる可能性もあったため、このチャンスを逃したくありませんでした。
しかし、集まった女性たちはあまりに多く、ベルディ子爵夫人はラスタにどうするのか尋ねます。
「テストをするわ」
「テスト…ですか?」
ベルディ子爵夫人はラスタの指示通り、別室に移した女性たちを元の部屋に移動させようとすると、ラスタの叫び声が聞こえます。
「ここにあったラスタの大切な真珠のイヤリングがないわ!きっと誰かが奪ったのね!誰?誰がやったの?」
困惑する女性たちにラスタは知らないふりをするなら全員を罰すると言って、寝室に駆け込みます。
ベルディ子爵夫人がラスタの後を追いかけると、ラスタは女性たちの様子を尋ねます。女性たちが怯えていることを伝えると、ラスタは1人ずつ女性を寝室に連れてくること、そしてその時に『本当のことを言えば罰せない』とこっそり忠告するように指示します。
これがテストか…
状況を理解したベルディ子爵夫人はラスタの指示通り動きます。
女性たちの中には何も知らないと真実を話す者もいれば、恐ろしくなって嘘をつく者もおり、ラスタは嘘をついた者を採用します。
ラスタの判断にベルディ子爵夫人は心配しますが、ラスタは柔軟性と賢さが必要だからと言います。
「まだテストは終わりじゃないわ」
ラスタは不採用だった者のもとへ行き、今回のことを謝罪します。そしてこのことは誰にも言わないで欲しいとお願いしました。
翌日、ラスタは護衛に指示して不採用だった女性たちのもとに昨日の出来事を聞きに行かせます。
恐ろしくて真実を話す者もいれば、黙っている者もいました。ラスタはその中から黙っていた者だけを追加で採用します。
そして、雇った使用人の中から嘘の上手な者をエベリーのもとに送りました。
ラスタから使用人が送られてきたエベリーは怪しみますが、力のないエベリーは断ることはできませんでした。
しかし、エベリーは魔法使いの助手として過ごすことが多く、ラスタが送ってきた使用人と長く接することはありませんでした。
ある日、ラスタから送られてきた使用人が、エベリーがつけているネックレスのことを尋ねます。
孤児の平民であるエベリーが高価そうなネックレスをつけていることを怪しみ、ソビエシュから贈られたものではないかと考えたからでした。
ソビエシュからエベリーに贈り物をされてないか調べろとラスタからの指示されてたみたいです!
エベリーは魔法学校からもらったものだと言い、服の中にネックレスを隠します。
ネックレスはエベリーの魔力を戻すためにハインリから魔法学校経由でエベリーのもとへ贈られたものみたいです!
使用人は早速ラスタにネックレスのことを報告すると、ラスタはそのネックレスを盗むか壊すように指示します。
「陛下とエベリーが会っているのは見た?」
使用人が、エベリーは仕事でよく外出するため、追いかけることができないと言うと、ラスタは怒って使用人を追い出します。
ジョアンソンの謁見以降、ソビエシュとの距離ができたように感じたラスタは、不安になりながら、お腹をさすります。
その時、ノックの音が聞こえ、ベルディ子爵夫人がラスタの両親がやって来たことを伝えます。
本当の娘のように自分を可愛がってくれる2人に慰めて欲しいと感じたラスタは2人を部屋に入れます。しかし、両親の言葉はラスタを癒すものではありませんでした。
「ラスタ、妹は見つかったかい?」
「再婚承認を要求します」 128話の感想
カトロン侯爵…なかなかナビエに攻撃を仕掛けてくるものの、ナビエにうまく撃退されましたね!クリスタ派と言うこともあってのことかとは思いますが、自分が失脚する可能性もあるのに、どうしてここまで、ナビエを馬鹿にしようとするのか…コシャールに常時泉と一緒に退治して欲しいです!笑
そして、ラスタはなかなか…胸糞悪いテストをしますね…
そばで見ているベルディ子爵夫人もドン引きですね…採用された使用人たちが今後どのような動きを見せてくるのかも注目ですね!