LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
メーデイアの部屋に叔母の息子が夜這いにやってきますが、メーデイアはそれを冷静に拒否しました。
「君の全てを奪いたい」106話のあらすじ ※ネタバレ注意
「叔母がお前に私を誘惑しろと送ったのか?」
屋敷にきた親族たちの中で、メーデイアに従うことにしたもの、そうでないものに別れたようでした。そして、メーデイアはその中で自分に従おうとするものが、こう言ったアピールをするのは想定内…むしろ陳腐だと感じます。
メーデイアは叔母の愛人に手を出すことはできないと拒否をすると叔母の息子は顔を赤くして動揺していました。
”愛妾とは大きく分けて2種類ある。頭のいい策士で気に入り妾になる者とただ外見だけがいいバカ。その男は多分後者だろう”
メーデイアは息子に、息子と叔母が不純な関係であることをメーデイアが気づいていること、そして息子はメーデイアの好みではなく振られてしまったことを叔母に伝えるように言います。
「後悔しても知りませんよ!」
そう言って息子は部屋から出ていきます。
捨て台詞吐いていったけど、負け犬の遠吠え…
”やっぱりバカな方だったね”
その時、息子が扉を少し開け、「諦めません」とメーデイアに叫んで再び去ります。
「…訂正する。バカで勇敢な奴だ。」
メーデイアの部屋から出てきた息子はメーデイアからの侮辱に苛立ちながらホールを横切ろうとすると、そこにはデキスがいました。
デキスにこんな時間に何をしているのか尋ねた息子は逆にデキスにこんな時間に何をしているのか尋ねられ、困った息子は話をそらそうとしますが、デキスはそれを許さず、自分は仕事をしていて、もっと屋敷に警備を増やそうかと考えていることを明らかにします。デキスが警備を増やそうと考えた理由は公爵邸に客足が増えたためでその間だけ増やそうかと悩んでいました。しかし、それを聞いた息子は自分を追い出すために警備を増やそうとしているのではないかと誤解します。
そして、息子はメーデイアの部屋に許可もなく言ったことを謝罪しました。
「公爵様の部屋から今出てきたばかりなのに、どうして僕が行ったことをご存知だったのですか?」
「今知りました。」
「え?」
「君の口から白状してくれたおかげで」
自滅しましたね。笑
デキスは息子がメーデイアの部屋に訪れた目的を理解し、そしてメーデイア自身が特に処分をしていないのであれば、自分がする必要はないと考え、息子に今後は気をつけるように注意します。
自分を処罰しないと知った息子はデキスを優しいと言います。
「優しい人が好きなんです。これは秘密なんですけど…男性でも大丈夫です」
「結婚してます。」
「えええええええええええ!」
まさかの両刀発言!そして見事に打ち返すデキス!笑
後日、デキスが屋敷内外の警備を強化すると屋敷内の者に通達します。それを聞いた親族たちからは自分たちを監視するためかと非難の声が上がりますが、デキスは今まで節約するために警備を最小限にしていたが、そのせいで家主の部屋に侵入するものが現れたから仕方がないと言います。
「だよね。ディオン」
そのデキスの言葉に一斉に親族たちが叔母に隠れる息子に注目します。
そうだ…息子はディオンって名前だったね…笑
”気になる。誰があの男を非難し、誰が過ちを最小限にさせるか”
その様子をメーデイアは上から眺めていました。
非難するものと擁護するものを確認して、自分に従うものとそうでない者を見極めるとか…?
ポリー家ではイアロスが来るということで乳母がプシュケーの支度を手伝います。
褒めちぎる乳母にプシュケーは自分は裏庭で待っているから乳母はイアロスを迎えに行くようにと指示をしました。
ポリー家に到着したイアロスの機嫌の良さそうなところを見た乳母は安心し、これ以上ミスを起こさないようにと気を引き締めます。
プシュケーに言われた通り、乳母は裏庭にイアロスを案内しますが、そこにプシュケーはいませんでした。
”プシュケーお嬢様が一人で行くから大丈夫と言っていました…と言おうとすると言い訳みたいだ。全部事実なのに…”
乳母はイアロスに探してみると伝えると、イアロスは考えた上で、部屋に向かうと言います。
プシュケーの部屋の前に着き、中が騒がしいのでイアロスは自分の予測は正しかったと言います。乳母が本当にプシュケーがいるのだろうかと思いながら呼びかけますが、なかなか扉が開かなかったため、イアロスが乳母をどけて扉を開けるとプシュケーは服を着替え支度をしている状態でした。
乳母の用意したもの一式変更してお着替えしてます…笑
「君の全てを奪いたい」106話の感想
ディオン…アホすぎる…どうしてこんなのを叔母は差し出したのか謎ですね…
そしてメーデイアとデキスのディオンの評価が全く一緒で、似たもの同士の兄妹に思わず笑ってしまいました。笑
そして、プシュケーは乳母に一泡吹かせることができましたね!しかし、すんなりとイアロスがプシュケーの居場所を言い当ててしまったのには、さすがというべきか、残念というべきか…
乳母を出し抜いたプシュケー、次回プシュケーがイアロスになんというのかが気になります!