「君の全てを奪いたい」ネタバレ 116話 最新話のあらすじと感想

君の全てを奪いたい 君の全てを奪いたい
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

とある書類を見たベリアードの傍系の男が、メーデイアの殺害を目論みます。

←「君の全てを奪いたい」 115話 あらすじと感想

「君の全てを奪いたい」116話のあらすじ ※ネタバレ注意

メーデイアの命を狙う傍系の男にディオンが今はメーデイアを生かしておいた方がいいのではないかと提案します。しかし、他の者やディオンの母親はその発言を許しませんでした。ディオンがメーデイアのもとに行ってから様子がおかしくなったと感じた母親はメーデイアに懐柔されたのではないかと考え、ディオンを非難します。

本当にメーデイアを危険だと感じたディオンでしたが、他の傍系たちにそれを信じてもらうことはできず、ただ謝罪するしかありませんでした。


傍系の男が手にした書類は、公爵邸に滞在しなかった傍系の親族があらゆる手を駆使して手に入れた情報でした。

そるくん
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慎重派の傍系の人たちですね!

メーデイアに尻尾を握られるかもしれない危険を冒してまで手に入れた情報でしたが、情報を集めた傍系の男には1つ気がかりなことがありました。

『その時期、公爵様はとても閉鎖的で私たちも詳しくはわかりません。しかし、確かにおかしかったです。毎日暴れていた方が神殿で溺れた事件があった後は穏やかになって…本当に気が狂ったのではないかと恐ろしかったのですから』

そるくん
そるくん

プシュケーと入れ替わった時期ですね!


「メーデイア様。ついに武闘会ですね」

ヘリオがやっとメーデイアの実力を世間に見せる時が来たとメーデイアに言います。そして、今日自分がトロピウムの当主として武闘会に参加できるのはメーデイアのおかげだと感謝しました。

ヘリオはメーデイアの勝利を祈り、剣に結ぶ装飾をプレゼントします。メーデイアは装飾を眺め、何かを考えている様子でしたが、ヘリオに「ありがとう」と言って武闘会へ向かいます。

その後ろ姿をヘリオは眺めながら思います。

”今、何か考えておられたようだが、また本当に気になることは教えてくださらなかったな…”


帝国の武闘会は歴史も長く、森の真ん中に位置する競技場で8つのチームに分かれて模擬戦争が行われものでした。各チームのトップはブローチをつけ、そのブローチを奪い合い、最後の1人が残って試合は終了となります。また、勝者には皇帝からなんでも1つだけ願いを叶えてもらうことができました。

今回の武闘会は皇帝が不在のため、イアロスが代理を勤めるだろうとメーデイアは考えます。また、武闘会は貴族が武力を見せることで皇室への忠誠と国民への安心感を与えることも意味しますが、今回の騒動で不安を抱く国民を沈めるタイミングとしては出来すぎていると感じます。

メーデイアは自分のチームのメンバーである傍系の男たちに「今日、ベリアードが優勝する」と言い、イアロスの開会宣言が始まります。


参加者の出場の誓いを終えた後、ベリアードの傍系の男たちのもとにイアロスの従者が現れ、イアロスのもとに連れて行かれます。

イアロスを目の前にした傍系の男は気分を高揚させながらも、自分をよく見せようと考えます。

しかし、イアロスの言葉は傍系の男たちの予想を裏切りました。

「お前たちの使命は家主を守ることだ。公爵が今大会で毛一本怪我をしないように補佐しろ。もし公爵が怪我でもしたら、お前たちの腕を切り落とす」

イアロスの言葉を聞いた傍系の男は、今メーデイアが手にしている地位は本来は自分たちのものであり、メーデイアの卑怯な手段によって奪われたのだと考え、腹を立てます。

「殿下、恐れ多くも申し上げますが、公女は私たちの補佐を必要としておりません。どれほど強健か、お恥ずかしい話ですが、数日前に…」

「今、ベリアード公爵をなんと呼んだ?公女?今までメーデイアをそんな風に呼んでいたのか?」

そるくん
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イアロスの冷たい視線が…公女は娘に対しての言葉なので、確かに公爵本人に使う言葉ではないですね!

「君の全てを奪いたい」116話の感想

ディオンの危機察知能力はすごいですね!それを聞かない傍系たちは今度後悔するでしょうね!笑

とうとう武闘会が始まります!の前に、まさかのイアロスが、メーデイアを庇うとは!!

メーデイアは皇太子妃の争いでプシュケーに負け、イアロスから見放されたのではないかと周りは思っているでしょう…そして傍系もそう思っていたであろうところにこの忠告!しかも、その場にはプシュケーもいましたから…公式自分の嫁候補の前でどれだけ有能であれ、わざわざ呼び出して忠告するなんて…イアロス相当メーデイアに惚れ込んでる…?それともこれも計画の1つなのか…イアロスの本心は全く読めませんが、メーデイアへの執着心は異常にも感じます。それが命取りになることを願いながら、でも今回の傍系への牽制はナイス!だと強く思ってしまいました。笑

続き(「君の全てを奪いたい」 117話)を読む→

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