LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
妹を探すために謁見にジョアンが参加します。順番を待っていると、自分より1つ前の、父親と赤ん坊の番になりました。
「再婚承認を要求します」 126[½]話のあらすじ ※ネタバレ注意
赤ん坊を抱こうとしないラスタに周囲がざわめいたので、ラスタは仕方がなく赤ん坊を抱き上げます。
抱き上げた赤ん坊の顔はラスタそっくりでした。そして赤ん坊の目を見たラスタは自分の息子だと恐怖に感じます。
「可愛いな」
赤ん坊の顔を見ていたソビエシュがそう言うと、ラスタはさらに恐怖に感じ、赤ん坊の顔を隠しました。泣いていた赤ん坊はラスタに抱っこされ、すぐに泣き止みました。しかし、ラスタはかつて抱いた小さな亡骸を思い出します。
ロティシュ子爵が偽の赤ん坊の亡骸を息子だとラスタに言ったんですよね…
この子も死んでしまうのでは…と不安になり、ラスタは震え始めます。さらにソビエシュが赤ん坊の顔を見ていたので、自分と似ている赤ん坊を変に思わないのだろうかと不安に思います。
ラスタはアランにすぐ赤ん坊を返し、ソビエシュを見ますが、すぐに目をそらします。
ラスタの額には冷や汗がつたいます。
ソビエシュに自分の子だとバレるのを恐れているんですね…
しかし、ソビエシュはすでにこの赤ん坊がラスタの赤ん坊であると知っていました。
ソビエシュには、ラスタが赤ん坊を懐かしんでいるようにうつり、こわばった表情も会えなくなる寂しさからきているのだろうと考えました。
ソビエシュの秘書が終了の合図を出し、アランは退席します。
「アン、お母さんはお前と一緒にいれなくて悲しいんだね」
謁見の後、廊下を歩きながらアランは赤ん坊に囁きます。
「ラスタの隣にいるべきは僕なのに、どうして他の人がいたのだろう…」
ロティシュ子爵が赤ん坊とラスタを引き離した時…その時アランはラスタを庇いませんでしたよね…?記憶どっかいった?
謁見がジョアンソンの番になり、ソビエシュたちにジョアンソンが挨拶をします。
ラスタはジョアンソンが平民の記者で記事でも自分のことを褒めてくれていたことを思い出し、安心します。
アラン、アンの予想外の登場に内心焦りまくってましたもんね
ソビエシュが謁見に参加した理由を尋ねると、ジョアンソンが皇居で働いていた妹と連絡が取れず、官吏に確認したところ、仕事を辞めていると言われたことを話します。そして騎士と逃げたのではと言われたが、独身の妹は逃げる必要もなく、自分たちは仲も良く、他所に行く場所もないことを話します。
それを聞いたソビエシュは妹がどこに勤めていたのかと尋ねます。
「皇后陛下にお仕えしていました、使用人のデリスです」
ラスタはジョアンソンの言葉に血の気がひきます。
ソビエシュもジョアンソンの探している妹がラスタが舌を切り投獄をした使用人だと気づき、内心舌打ちをしました。
ジョアンソンはデリスがどうなったのか知っているか尋ねると、ラスタは自分の使用人は2人しかおらず、仕事も大変だったため、仕事についていけず、辞めてしまったこと、その後は連絡が取れていないと話します。
嘘をつくラスタを横目に見ながら、ソビエシュも自分たちが調査すると言い、ジョアンソンを安心させました。
ジョアンソンが急いで立ち去ると、その後の謁見は通常通りに戻りました。
全ての謁見が終了した後、ラスタはソビエシュに尋ねます。
「記者に真実をお話しされるつもりなのですか?」
「…こうなることが予測できなかったのか?」
ソビエシュの返事に、ラスタはデリスが悪い、自分は悪くないと話します。
ソビエシュはため息をつき、結局どうするのか話さないまま去っていき、ラスタは怒りを顕にします。しかし次第に恐怖心に襲われて、エレギ公爵の元へ向かいうことにしました。
エレギ公爵のもとに行くと、ラスタは謁見での出来事を話します。エレギ公爵はどうして素直に使用人が罪を冒したため、投獄したことを話さなかったのかと尋ねると、妹を罰したのがラスタだと知ったら、妹が罪を認めようと自分を恨むだろうと思ったからだと話します。
エレギ公爵はラスタは皇后であり、そのお腹の中には皇帝の子供もいる。ラスタがミスを冒したら、皇室の権限にも関わるため、ソビエシュがなんとかしてくれるだろうと話します。
エレギ公爵の言葉に安心したラスタは、エレギ公爵に涙を流し感謝します。
エレギ公爵は震えるラスタの背中に手を回し、一瞬驚いたラスタも、エレギ公爵の胸に顔を埋めます。
エレギ公爵はその時、ニヤリと笑いました。
「再婚承認を要求します」 126話[½]の感想
自分の赤ちゃんとのご対面…ラスタは死んだとばっかり思っていたので、自分の赤ちゃんが生きていたと知って嬉しい反面、ソビエシュの視線も気になりますし、ロティシュ子爵に渡された赤子の亡骸は誰だったのかも気になりますし、色々複雑でしょうね…まあ、普通でしたら、ソビエシュが考えるように、子供との再会が一番嬉しいと思うのですが、ラスタはどちらかというと、自分が子供を産んでいたことをソビエシュに知られることを恐れていましたね…そんな人が皇后、そして時期皇帝の母親になるなんて不安でしかないです…そして、アレンの最後の囁きも…自分が皇帝にでもなろうと考えているのでしょうか…?
あと、エレギ公爵の最後のニヤリと笑うのも気になります…エレギ公爵はラスタに好意を示しているように見えますが、裏がありそうで…それも今後明らかになっていくんでしょうか?