「再婚承認を要求します」ネタバレ 185話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
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「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

ロテシュ子爵を呼び出したソビエシュはルベティの居場所を伝えるとともにロテシュ子爵とその息子のアレンの死刑を宣告しました。
←「再婚承認を要求します」 184話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 185話のあらすじ ※ネタバレ注意

ロテシュ子爵はソビエシュとの会話を思い出しながら廊下を歩いていました。ソビエシュが言った『残りの2人』のうち、1人は居場所を教えてくれたルベティのことであると思いました。そしてもう1人は自分の妻であることを祈りました。
自分の死に恐怖を感じたロテシュ子爵は力が抜け、廊下で座り込んでいると、パルアン侯爵が近寄り、ロテシュ子爵を見下ろしていました。
「…何か?」
「いえ、世の中面白いことがあるなと思いまして」
”…私が死ぬと言うのに面白い

だと?!”
「ロテシュ子爵はラスタ様を皇后にまで押し上げた方だ。何に怒っているか分かりませんが、うまく立ち回ることでしょう。これから何をするのか、楽しみにしていますね」

そるくん
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含みのあるパルアン侯爵の発言…ナビエ側である彼の発言から、ラスタに何かして欲しいって感じですかね…?


本を持って逃げるハインリをナビエは叱り、本を渡すように言って中身を確認しました。
「戦争の描写が多い小説を赤ちゃんに読み聞かせるなんて!」
「お腹にいるときに赤ちゃんに聞かせるとそのまま育つと聞いたので…」
「赤ちゃんを戦争王にでもするつもりですか?」
「…そうなったらいいと思います。勇敢な子に育って欲しくて…夢でみた赤ちゃんは弱々しかったので」
「だからと言って槍でさして血が出る描写を読む必要がありますか?」
「戦争の悲惨さを教えてたかったのです」
「そんなもの、大きくなってから教えればいいのです!」
そう言ってナビエはドアを指差し、出ていくようにハインリに言いました。
「赤ちゃんへの教育です。悪いことをすればお父さんでも罰を受けなければいけないという」


ナビエに追い出されたハインリはマッケナの元へいきました。ナビエに追い出された理由を聞いたマッケナはナビエに同情しながらも面白がりました。
ハインリは5歳の時から剣で遊んでいたことを持ち出すと、マッケナはそれにより、王妃に怒られたことを覚えていないのかと反論します。
「鳥の姿で家出した陛下を同じく鳥の姿で先王陛下が追いかけ、陛下の首を咥えて連れ戻した様子を見ていた宮殿の人々が、鳥も教育をするのだと面白がっていましたよ」
ハインリはマッケナを睨みつけるものの、本気で怒っている様子ではありませんでした。
また、ハインリはナビエが本気で怒っている訳ではないと分かっており、むしろ東大帝国にいた時よりも感情が豊かになっていることを嬉しく思っていました。
そんなことを思ってニヤけているハインリにマッケナは「変態」と言って部屋を出ていきました。

そるくん
そるくん

マッケナとハインリは主従関係もありますが、従兄弟としてのこのゆるい絡みがたまりませんね!

そんな2人を見たジュメンシア老公爵は、自分の娘のことを思い出し、胸を痛め、誓いを立てます。
自分が死ぬことになろうと、娘を死に至らしめたあの2人を苦しめてやると。


ロテシュ子爵はソビエシュの気が変わらないうちにと急いでルベティの元へ向かっていました。
ルベティがいると聞いた場所に辿り着き、中に入ろうとすると、護衛に止められてしまいます。娘が中にいることを説明していると、ロテシュ子爵を見つけたルベティが駆け寄り、2人は抱き合い、再会の喜びに涙を流しました。
ルベティはラスタが自分を殺そうとしたことをロテシュ子爵に話します。まだその時の恐怖心は拭えていないようでした。ロテシュ子爵はラスタに対し怒りが込み上げ、ルベティに姫がアレンとの子だと認定されてしまったこと、自分とアレンはソビエシュを欺いた罪で死刑になることを告げ、ルベティは自分の代わりに領主となり、母親と共に領地に逃げるように言いました。
納得のいかないルベティでしたが、ロテシュ子爵の決意は堅く、母親の面倒を見るように命令します。
ロテシュ子爵はもちろん、姫がアレンの子ではないと分かっていました。そしてラスタの立場が悪くなったため、自分たちに復讐するために、ラスタがアレンを巻き込んだのだと思っていました。
ロテシュ子爵は自分たちと共にラスタも地獄へ道連れにしようと誓いました。

「再婚承認を要求します」 185話の感想

東大帝国ではロテシュ子爵がとうとう動き出します!!パルアン侯爵の予想通りになりそうですね!確かに子爵という立場でありながら、ラスタを皇后にしたロテシュ子爵。何をするのか気になりますが、ラスタに大きなダメージを与えるのは確かですね!
一方の西大帝国はとうとうハインリの思惑がバレてしまい、ナビエに怒られてしまいますが、それでも和気藹々としていて微笑ましいです。赤ちゃんはクールで意外と天然なナビエ、人懐っこいようで強かなハインリ、一体どちらに似るんでしょう…?笑
そんなハインリたちを憎そうに見つめるジュメンシア老公爵…孫のためにと落ち着いたかと思いましたが、再び復讐の炎が燃え上がりそうです…ナビエや赤ちゃんに何もないといいのですが…

続き(「再婚承認を要求します」 186話)を読む→

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