「再婚承認を要求します」ネタバレ 132話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します

そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

ハインリとの噂が原因で窮地に立たされたクリスタに侍女はコンプシャーに言ってはどうかと提案しました。

←「再婚承認を要求します」 131話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 132話のあらすじ ※ネタバレ注意

侍女の提案を聞いたクリスタは表情をこわばらせました。

確かにコンプシャーに行けば生活は便利になるが、行ってしまうと自分が見捨てられた存在になるのではないかと考えます。

また、自分が王妃になったことで権力を手にした家族や友人にも影響を及ぼすことを考えると、コンプシャーに行く気にはなりませんでした。

「皇帝陛下も噂で悩んでいるはずなのに、どうして私だけ逃げなければいけないの?」

クリスタが侍女にそう尋ねると、ハインリは元々評判が悪かったことを話します。対してクリスタにはそういったイメージがなかったため、周囲は驚いていると説明しました。

年齢も近いナビエは離婚したあとに美しい夫と再婚して、明るい未来が待っているのに対し、夫と死別した自分はなぜこんな目に遭っているのだろうとクリスタは悲観に暮れます。

「このままコンプシャーに言ったら私の人生は終わり、ただ死を待つだけ…悪い噂はコンプシャーに行っても付いてくるでしょう。」

全てを失いたくないと思ったクリスタは逆にこの噂を利用しようと決意します。

そるくん
そるくん

内容を入力してください。


夜になってもナビエは共同の寝室には行かず仕事をしていました。寝室の方が気になるものの、ハインリに腹が立って仕方がなかったナビエは、ハインリが共同の寝室からナビエの部屋の扉をノックしても無視しました。

無視してもハインリがノックをし続けるので、ナビエは別の部屋にこっそりと移動し、その部屋の机に書類を広げます。しかし、ハインリのことが気になるナビエは、部屋の様子が見えるように扉にクッションを挟んで、ハインリが出てくるのを見えるようにしました。

”まだノックをしているのかしら?”

ハインリは現れず、寝室への扉とは距離があってノックの音を確認することもできなかったので、ナビエは不安になります。

”ノックのし過ぎで手の骨にヒビが入ったり、皮が剥けたりするかも…”

心配になったナビエが扉を開けると、その横にハインリが立っており、ナビエは驚きます。

「ここに逃げるほど、私のことがお嫌いなのですか?」

ナビエはハインリに重いと言われたことで拗ねていると思われたくなかったので、ハインリが怪我をしたため、気を遣ったと返します。

「私が怪我をしていないと知っていてわざとおっしゃっているのですか?私の羞恥心を利用して弄んでいらっしゃるのですか?」

「先に嘘を始めたのは誰でしょうか」

ナビエが部屋に戻ると、ハインリが後ろからついてきて、ナビエに振り向いてほしくてお芝居をしたと謝罪しました。

そのハインリの話し方が可愛いとナビエは思います。

「お芝居のことで怒っているのではありません。胸に手を当ててよく考えてみてください。あなたの気持ちほど私は重くないかもしれません。」


翌日、ハインリはマッケナに自分が布団を被っていた時、上に覆いかぶさってきたかと尋ねます。マッケナがそんなことはしないというとハインリの表情が青ざめました。

そるくん
そるくん

気づきましたね…笑

さらにハインリはナビエが自分の部屋に来たかマッケナに尋ねると、マッケナは夫婦喧嘩が始まりそうだったからすぐに部屋から立ち去ったと言います。

ナビエが自分の部屋にいたことを知ったハインリは手で顔を覆い叫びました。

ナビエの怒っている理由は自分が『重い』と言ったせいだとハインリはマッケナに言うと、マッケナは「重いから重いと言って何がいけないのですか?」と返します。

「そうですね。重いものに重いと言っても悪くはありません。重いから重いと言ったのですよね。それなのになぜ私が怒っているのか、知りたいですか?」

後ろから低い声が聞こえ、悪寒を感じたマッケナが振り返るとそこに笑顔のナビエがいました。

そるくん
そるくん

ひ!!!ナビエに聞かれてしまいましたね!

マッケナとハインリが固まる中、それを無視してナビエはマッケナに書類を渡します。

ハインリはナビエのご機嫌を取るためにナビエに愛らしく笑いかけます。

しかし、実際のところ、ナビエはあまり怒っていませんでした。ソビエシュがラスタのことでナビエを責めた時のことに比べれば、ハインリのしたことは大したことではありませんでした。

するとその時、クリスタがハインリに会いにやってきました。直接会って話したいと言うので、仕方がなく部屋に招き入れます。部屋にはクリスタと共に機嫌の悪そうなケトロン侯爵と申し訳なさそうな表情をしたユニムも入ってきました。ナビエは何か嫌な予感がします。

クリスタはナビエをチラッと見ると人払いをして欲しいとハインリに頼みます。しかし、ハインリはそれを断り、クリスタは苦笑いします。

「私を側室にしていただけませんか?」

部屋の中は静まります。

「…聞き間違えたようですね」

「私を側室にしていただけたら、私やその家族が西大帝国の繁栄に協力するでしょう」

「あなたの家門が私に協力し、この国を安静させるのは当然の義務では?」

「…噂の通り、私は陛下に好意があります。陛下は私に興味がないようですが、一度だけ受け入れてくださいました。その時の密会を多くの貴婦人に見られたせいで、私のイメージや評判が落ちてしまっています。こうなってしまった以上、あの夜のことは陛下も責任を取っていただかないといけません。」

「再婚承認を要求します」132話の感想

ナビエの本当に怒っていることを気づけたものの、タイミング悪く…マッケナも仕事ができるのにそこまでは気が回らなかったみたいですね…

女性に「重い」と言うのはなかなか失礼な話だと思うのですが、モテるマッケナに恋人がいないのは、仕事が忙しいという理由だけではないかもしれないですね…笑

そして、思い切って行動に出たクリスタ!自らこのような提案をするのは恥ずかしいかもしれませんが、もし成功すれば、自分の好きな人の側室に…でもハインリはナビエ以外愛さなさそうなので、逆に愛しあう2人を近くで眺め続けなければいけなくなる…クリスタにとってコンプシャーに行くのも側室として残るのも、どちらを選んでも嫌な思いをしそうですね…

続き(「再婚承認を要求します」133話)を読む→

タイトルとURLをコピーしました