LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ソビエシュは自分とナビエが描かれた絵を見ながら、ナビエに戻ってきて欲しいと声を上げて泣きました。
「再婚承認を要求します」 144話のあらすじ ※ネタバレ注意
しばらく泣いたソビエシュは、衝動的に絵を買ってしまったことを後悔します。ベットに横になり、明日になったら絵を外そうと思います。
しかし、翌日、ソビエシュは絵を外さず、宮廷の画家を呼び、ナビエが自分を見るように書き換えるよう指示しました。
ええええ…絵だけでも俺を見てくれと…あれ、ソビエシュそんなキャラでした?
ホワイトモンドの件でナビエたちは議論をしますが、結論は出ませんでした。
ハインリはケトロン侯爵に調べるよう指示し、カフメン大公は部下に状況を確認するよう指示します。
「ケトロン侯爵を信じてもいいのでしょうか?」
「そこまで愚かではないでしょう」
クリスタの件で心配になったナビエでしたが、ハインリの言葉を信じることにしました。ハインリとナビエが見つめ合っていると、ナビエは昨晩のことを思い出し、ハインリに顔を背けます。
カフメン大公は心を読んでしまったのか、急用ができたとその場を去っていきました。
好きな人の痴情のもつれは知りたくない…
ナビエがその場を去ろうとすると、ハインリはナビエを引き留めます。
いじらしい表情のハインリにナビエはドキッとしますが、ハインリが猫をかぶることを知ってしまったナビエは、ハインリの本心が分かりませんでした。
「もう仕事の時間です」
「クイーン、怒っているのですか?」
「怒ってなどいません。あなたも仕事が忙しいでしょう?」
ナビエはそう言って移動しますが、ハインリはナビエの後をついてきました。
「クイーンとの距離が縮まったかと思ったのですが、私を突き放されるので、つい感情的になり、あのようなことを言ってしまいました。」
そう謝るハインリの言葉を聞いたナビエは、自分が情けなく感じてきました。
”ハインリへの愛に溺れないように距離をおいたのは自分、そのせいでハインリに寂しい思いをさせてしまった…”
ナビエはハインリが両親の前で笑っていた姿を思い出します。
”彼のように私もハインリを幸せにすると誓ったのに、どうしてこうなってしまったのだろう”
ナビエはハインリに溺れないようにしていても愛しく思ってしまうのは、本当にハインリの身体だけを愛してしまっているからではないかと考え始めます。
「あなたの言葉通りかもしれません」
そういうナビエの言葉にハインリは何かを言いかけますが、その時、茂みから小さな男の子が飛び出します。
「パパ!」
男の子がハインリをそう呼ぶので、ナビエが驚くと、その男の子はマッケナの甥だとハインリは言いました。あとからマッケナがやってきて、宮殿の見学中にここまで入り込んでしまったことを説明します。
男の子はマッケナにも「パパ」と言い、その後、ナビエにも「パパ」と呼んで抱っこして欲しい仕草をしました。
ハインリに隠し子がいるのかと思いました…笑
遅れて乳母がやってきて、マッケナと乳母に連れられて男の子は言ってしまいました。
ナビエはその後ろ姿を見ながら、視線をハインリに移します。
”ソビエシュは自分の子供を欲しがったけど、ハインリはどうなのだろう。ベットの秘密を話した時、不妊症でも子供ができると言っていたけど、まだ、妊娠の兆しもない…。”
ナビエはロッキングチェアに座って、自分に赤ちゃんができた時のことを想像しますが、下に兄弟もおらず、赤ん坊と接する機会もなかったため、うまく想像することができませんでした。
”ハインリもソビエシュと同じように子供を欲しがるのかしら。もし、私に子供ができなければ、また同じように繰り返されるのかしら…”
また離婚を突きつけられるのではないかと考えているんですね…
お腹をさすりながら、ぼんやりと座るナビエの姿をお菓子を持ってきたジュベール伯爵夫人は心配しました。
その時、ローズがやってきて、ハインリが来たことを告ます。
何か嫌な予感したナビエの予想は的中しました。
「不快な話になってしまいますが…ラスタが傭兵を雇い、クイーンのご両親を暗殺するよう命令しました」
ナビエはハインリの言葉に驚きます。ラスタの行動に理解ができないものの、ナビエの両親はもし、戦うとなれば、屋敷に引きこもり、争いを避ける人たちで、そんな人たちをわざわざ暗殺しようとする理由…それは生まれてくる赤ん坊の邪魔になると考えたからだとナビエは推測します。
ハインリは自分の情報提供者がラスタの雇った傭兵と自分の部下をすり替えたため、この情報を知り、自分のもとに連絡をくれたことを説明します。
エレギ公爵でしょうか?ということは、あの傭兵はエレギ公爵の部下…ってことですよね?
ナビエはとても悔しく感じます。東大帝国時代、側室であったラスタの行動は皇帝であるソビエシュの責任だと考え、黙って見ていました。また、権力のある自分がラスタを抑制すれば、弱い者に共感する人々から、避難を受けると考えていました。
しかしラスタは権力を手に入れた瞬間、ナビエの両親に手を下そうとします。
「私もじっとしていられません」
「再婚承認を要求します」 144話の感想
ソビエシュ…なんかもう、おかしなことになってますね。画家にまで頼むとは…寝室にナビエと自分の肖像画を飾っているとすぐ噂になりそうですね。なんでしょう…カフメン大公がロケットにナビエの肖像画を隠し持つのは、切ない気持ちになりますが、ソビエシュは…気持ち悪く感じてしまいました。笑
ラスタの行動がナビエのもとに届きます。まさかのエレギ公爵のファインプレー。まだまだ謎おおき男ですが、ハインリと協力関係にあるエレギ公爵はまだ味方だと思っていいんですよね…?