LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の原作小説87話を翻訳しました!
前回のあらすじ
エレギ公爵のおかげでハインリとナビエは騎士たちの包囲網から逃れることができましたが、ソビエシュが公爵家に行った時に気づき、追いかけるように命じました。
87話のあらすじ ※ネタバレ注意
馬車の椅子の下は入ってみると思っていたよりも狭く、馬車が揺れるたびにぶつかるのでナビエは身体中痛みました。ナビエはできるだけ痛くならないように膝を抱えていると自分が逃亡犯になったような気がしましたが、時々ハインリが話しかけてくれたのでナビエは安心しました。
いつの間にか眠ってしまったナビエが目を覚ますと、ハインリがナビエを見つめていました。それに気付いたナビエは見られていたことに恥ずかしくなりました。馬車は国境の町に到着しており、ナビエは1人でエレギ公爵が用意した馬車で西王国の国境手前まで移動しました。小さい町につき、案内してくれた女性とも別れて1人でいたナビエのもとにハインリが馬に乗って現れました。町の中からハインリが現れたのでナビエはハインリが自分より先に到着していたことを不思議に思いましたが、ナビエとは違う道でここまで来たとはハインリは説明して、合流した2人で西王国に向かうことになりました。
2人は1頭の馬に乗り、前にナビエ、後ろにハインリというかたちでナビエが馬の手綱を握りました。乗馬が好きだったナビエは皇后になってから忙しくて乗馬をすることができなかったので、久しぶりに馬に乗れることを楽しみました。スピードを出し過ぎではないかと言うハインリにもう少しスピードを緩めようかとナビエが提案したところ、ハインリはその提案を断り、ナビエにしっかり抱きつきました。ナビエはハインリを意識して手を緩めるようお願いしましたが断られたので走るスピードを上げて意識をそらそうとしましたが、気になってしまい、スピードを落としました。
ナビエはどうしようか考えをめぐらせているとハインリが一緒に手綱を持つことを提案してきたのでそれを承諾しました。
しかし、今度はハインリに抱きかかえられることになってしまったため、ナビエは馬車やもう1頭馬を用意することを提案しましたが、もう少しで西王国だったので、ナビエは我慢しました。
ナビエは自分だけ意識しているのはおかしいと思い、ただ馬に乗っているだけだと思うようにしました。
感想
ハインリにドキドキしっぱなしのナビエがとてもかわいいです。手綱を持つことでさらに密着度をあげてくるハインリ、なかなかの策士ですね!もう少しで西王国です!ソビエシュに捕まることなく無事つきますように…続きが楽しみです!