LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
メーデイアと気持ちが離れてしまったと感じていたデキスでしたが、メーデイアの本当の気持ちを知り謝罪します。デキスは公爵になる最後の関門でベリアード家の不正を知ってしまいました。
「君の全てを奪いたい」81話のあらすじ ※ネタバレ注意
裁判当日の0時過ぎ、デキスは休憩もせずに馬を走らせ続けます。
デキスは公爵家の不正を調べるほど、それが確実のものとなり、ベリアード家は罪を犯して反映した家で今まで自分が身につけていたものや食べていたものが、誰かの命を奪って手に入れていたものだと悟ります。食事を取らなかったり、独り言を言うデキスの様子に家の使用人たちも心配するようになりました。
「何をしているの?まさかと思うけど逃げるの?」
部屋に訪れたメーデイアにデキスは「すまない」といいます。メーデイアはどうして家を出ようとするのか尋ねました。
デキスは本当はメーデイアの手をとって一緒に出ていきたいと思っていました。
”この家はね、人の命で作られた家なんだ。君は私とこの家を出ることはできるが、豊かな生活は失うことになる。それは我慢できるけど、僕が本当に怖いのは、ベリアードの不正を聞いた君が『そんなことは大したことがない、本当にお兄さんはベルアード家の人間らしくないね』と言われることなんだ。”
デキスはメーデイアに「教えてあげられない」と返すのでした。
「そうだね、そうだと思う。勝手に逃げて、一生後悔して生きて!」
69話でのデキスのメーデイアとの回想シーンはこのことだったのですね!
旅立つ日の明け方、デキスは奇妙な直感で目が冷めました。べルアード家の主のみが出入りできる保管庫にいつかメーデイアが入るだろうと思ったデキスは不正の証拠を隠します。
時を経て、メーデイアはデキスが置いたサルビアの花を頼りに不正の書類を見つけます。
「これだったんた。お兄さん。」
メーデイアもこの書類を見つけて、デキスがあの時、出ていった理由に気づいたんですね
「特別裁判の最終判決をいたします。この件に関わるものは皆斬首刑に処す。処刑は本日日が暮れる前に行う。」
特別裁判は最後に神聖な儀式をして閉幕します。
裁判所で提出した全ての公文書は聖水に浸して燃やします。帝国のすべての公文書は神聖の力で制作するので水に濡れず、火に燃えませんでした。そしてそれは神前に真実の判決がくだされたという証明であり、宣言でありました。
公文書が濡れたり燃えたりしなければ、公文書の内容は真実だと証明されるということですね!
プシュケーはメーデイアが証人を偽装していたことを心配しますが、公文書の検証はパフォーマンスでもあるため、余計な心配はやめようと思います。
しかし公文書に火を近づけた時、燃え広がり、周りにいたものは全員驚きを隠せませんでした。
”どうしてだ?すべて終わったというのに。書類は偽装していない。そもそもずっと保管庫に隠されたもので私は触れる暇も…ホルン!お前の仕業だな!”
ホルン侯爵は怪しく笑います。
メーデイアは裁判長に書類をもう一度確認して、問題がないことを証明すると伝えました。
”この事件は何年も前からお兄さんが私に任せたんだ。逃げずに立ち向かった私の選択が正しかったとみせなけらばならない。虫けらのようなものが、邪魔をするな!”
メーデイア、ホルン侯爵をめちゃ睨んでます!!
「君の全てを奪いたい」81話の感想
デキスとは正反対の道を進むメーデイアはこの裁判によって、自分が正しかったことを証明したかったようです!しかし、最後の最後にホルン侯爵…なかなかしぶとい!メーデイアは今後どうするのでしょうか?判決は一旦くだされましたが、デキスは未だ到着せず…この状況を打破するキーパーソンになるのでしょうか?