「君の全てを奪いたい」ネタバレ 103話 最新話のあらすじと感想

君の全てを奪いたい 君の全てを奪いたい
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

崩壊した城壁付近で男が焼身自殺を謀り、それをペロンがギリギリのところで救い出します。その時、イアロスがやってきました。

←「君の全てを奪いたい」102 話 あらすじと感想

「君の全てを奪いたい」103話のあらすじ ※ネタバレ注意

イアロスの筋書きでは、犯人の焼身自殺を止められない無力な枢機卿、そしてこの事態を皇室が収めることを描いていましたが、実際はペロン自身で鎮圧を成功させてしまい、イアロスは不機嫌を顕にします。

犯人を皇室の地下牢獄に移送しようとするイアロスにペロンはまず、犯人の治療が必要だと言います。

イアロスは移送した後でも治療は可能で、それよりも先に国民を救助しなければいけない、それにどうせ治療しても死刑になるのだからと言います。

「罪人がオディレイを叫びながら体に火をつけたという目撃者も多かったが…なんて言ったかな。『傲慢な帝国の奴らに与える神罰』だっけ?」

「全部お前がやらせたんだろ!」

「いくら私が憎くても、証拠もないくせにでまかせを言ってはいけない」

イアロスはここは皇室が指揮をするから関係ないものは立ち去るように言います。

抵抗するペロンにイアロスは、叙任式に災いが起こるのは、神が新しい枢機卿を望まないからではないかと言いました。

”お前が神を論じるのか。他の誰でもないイアロスが?”

そるくん
そるくん

イアロスは自称神でしたね。笑

ペロンはイアロスの業報が以前見た時より真っ黒に膨らんでいると感じます。

「一発だけ…」

ペロンはイアロスに殴りかかろうとしますが既のところで拳を止めます。

「一発殴ったらよかったのに。そしたらそのまま処刑できた。残念だ。」

”一発殴らなきゃいけなかったのに。あの頃のように”


ペロンたちは幼い頃、神殿で会ったことがありました。

その時、イアロスが自分にくっついた猫を蹴り飛ばしたため、ペロンがイアロスを殴り、どうしてそんなひどいことをするのかと怒ります。

「僕は行く手を邪魔されるのが一番嫌いだ」

ペロンは最初、この言葉を猫に言ったものだと思いました。しかし、のちのイアロスの行動から自分に対してなのだと感じ、イアロスを不気味に感じます。


皇居の大会議室では叙任式を一時中断し、緊急会議が開かれていました。

イアロスは7日間行う叙任式のうち1日を減らし、犠牲者を追悼する儀式を行うことを提案し、他の貴族も同意します。

しかし、それを聞いたメーデイアは、追悼式を行うことで、主役のペロンを失墜させ、イアロスが指揮権を持ち、自分の立ち位置をさらに堅固にする狙いがあることを感じ取りました。


公爵邸に戻ったメーデイアは仕事を進めます。内外が大騒ぎしているこの時、自分だったら動くだろうが、傍系たちが静かなところを見ると、よかったと思う反面、だから自分には勝てないのだろうとも思います。

「情けない…」

そこにヘリオがお茶を持ってやってきました。お茶が薄いと指摘するメーデイアに濃いと徹夜をしてしまうだろうからとわざとそうしたことを言います。

「お前は私が寝ないつもりだったことをわかっているくせに。…。わかった。」

「おやつも一緒に召し上がってください。」

そるくん
そるくん

ヘリオの押しにメーデイア負けちゃいましたね。笑

おやつはデキスお手製のチョコレートです!!

「慰めましょうか?久しぶりに」

「…そうだな。」

メーデイアとヘリオはキスをし、ヘリオは上着を脱ぎ始めます。

「君の全てを奪いたい」103話の感想

イアロスの思い通りにならなくてよかったですが…それでも、城壁の崩壊により、叙任式でのペロンの立場が弱くなってしまいました…

ペロンの目に映る業報は罪を犯せば犯すほど、黒くなっていくんですね…もうイアロス真っ黒でした!だからペロンには悪いことをしているかどうかが一目でわかるんですね!

教皇もまあまあ真っ黒でしたが…今回の崩壊の件、絡んでたりするのでしょうか…?

そして最後のシーン…え、メーデイアとヘリオはそういう関係だったの?師弟的なイメージだったのでびっくりしました!いや…もしかしたら違う意味かも…次回が楽しみです!!笑

続き(「君の全てを奪いたい」 104話)を読む→

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