「再婚承認を要求します」ネタバレ 129話(小説)最新話のあらすじと感想

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そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

ラスタが落ち込んでいると、偽両親がやってきたので、慰めて欲しいと思い部屋へ招き入れます。しかし、偽両親から最初に出てきた言葉は妹のことでした。

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「再婚承認を要求します」 129話のあらすじ ※ネタバレ注意

偽両親の妹を見つけたかという質問に、ラスタは驚きを隠せませんでした。

”どうして今妹の話をするの…?偽の親子なのに、忘れてしまったの?”

偽両親の頭がおかしくなったのかとラスタは思いますが、本心を隠し、妹を探すと言います。

ラスタの偽の両親は人柄が良く、自分の娘たちを探すために全財産を使うほどだったため、周りから同情を誘い、そんな両親を大切にするように周りの貴族たちがラスタに言ったからでした。

ラスタはすぐに見つかるだろうと2人を慰めますが、なかなか2人が帰ろうとしないので、腹立たせながら他にも何か用があるのかと尋ねます。

「ねえ、どうやってこの広い国で探すつもり?私たちも手伝うわ!…捜索隊を編成するのはどう?」

2人がお金を無心しているのだと感じたラスタは、すぐに返事をすることができませんでした。

偽の両親は無駄使いをしないだろうが、過去に娘を探すために全財産を使ったこともあり、ラスタが黙っていると、「妹のためだ」と泣き出します。

もし、ここでお金を出さず、その噂が広まれば、自分は冷たい人間だと言われるだろうと考えたラスタは、2人の提案を承諾し、何か必要なものがあれば、ラント男爵に頼るように言いました。

そるくん
そるくん

偽の両親もなかなか癖がありますね…笑


西大帝国では、常時泉への進撃に向けて準備が迅速に行われ、慌ただしくしていました。コシャールが常時泉との戦いに向けて出発した頃、ローズがムレイニー令嬢について調査したことを報告します。

ローズはムレイニー令嬢の家の事情について調べていました。ムレイニー令嬢の父親はアマレス侯爵で、現役時代はさまざまな事業で大きな利益を上げるほどの手腕を持っていました。そんな彼の後継は妻の甥であり、リバティ公爵の三男ウィリアムで、とても優秀だと噂されるほどの人物でした。

ムレイニー令嬢が後継者になりたいと家族は知ってるものの、信頼がないため、折衷案として財産はムレイニー令嬢に、そして爵位はウィリアムに与えるということになっているとローズは報告します。

そるくん
そるくん

リバティ公爵ってクリスタ派の人ですね…

もし、財産を手に入れたムレイニー令嬢がウィリアムから爵位までも奪おうとすれば、周りはその行為を理解することは難しい。しかし、ムレイニー令嬢からしたら、本来自分が受け継ぐはずだった爵位を奪われたも同然でした。

「ムレイニーさんがウィリアムさんより優秀であることを証明してあげなければいけませんね」

ナビエはそう言うと、2人を自分のもとに呼びようにと指示しました。



後日、ナビエはムレイニー令嬢とウィリアムを呼び出し、2人に同じ書類を渡して、貿易を手伝って欲しいと話します。

ナビエがルイフトとの貿易の件を話すと、2人は大陸間の距離や過去の商人たちの経験から利益を得るのは難しいのではないかと話します。

それを聞いたナビエは交互に2人を見て微笑み、ルイフトとの交易を成功させるために、どのような商品を扱えばいいか調べて欲しいとお願いしました。

「アマレス侯爵は多くの事業を成功させるほどの手腕をお持ちだと聞きました。あなたたちはその侯爵の後継者ですから、匹敵するほどの才能をお持ちでしょう。それを私に証明してください。」

そるくん
そるくん

これで2人の実力を測るんですね!


その日の夕食の時間にナビエが今日のことをハインリに話すと、ハインリは心配そうに経験の少ない2人に仕事を任せても大丈夫なのかと言いました。

ナビエはもちろん任せるつもりはなく、自分でも調査を行うが、今回の結果で誰が優秀なのかは知ることができると話します。

ハインリはもしムレイニー令嬢よりウィリアムの方が優秀だった場合はどうするのかと尋ねます。

ふざけているような表情で難しい質問をするハインリに、ナビエはわざとナイフで音を立てて、「自分にとって都合の良い方をサポートし、もう1人はどうやったら使えるようになるか考える」と冗談で返しました。

しかし、ナビエの冗談はあまり人に伝わらないことが多いため、自分が冷たい人だと思われたらどうしようと不安になります。しかし、ハインリの反応は奇妙なものでした。

「クイーン、私はクイーンがそのような振る舞いをするたびに興奮します。」

顔を赤くして、熱い視線を送ってくるハインリにナビエは困惑します。

「私の趣味が何かご存じですか?」

ナビエが躊躇いがちに「荒っぽい扱いをされるのが好きなのですか?」と言います。

以前からナビエが冷たい態度をすると、ハインリの顔が赤くなることがありました。しかし、気まずく感じたナビエはそれ以上何も言わずに食事を続けます。

「そうです。クイーンに荒っぽくされるのが好きなのです。」

水を飲もうとしていたナビエはハインリの言葉に驚き、咳き込みます。

するとハインリはナビエに近づき、ナビエの耳にかかる髪を後ろに流して耳元で囁きます。

「私にこうされるのは嫌ですか?」

ハインリの手が耳に触れたナビエは思わず身震いをします。

ナビエは初夜の時に恥ずかしがっていたハインリはどこにいったのだろうかと考えていると、返事をしないナビエにハインリが落ち込んだ様子で「嫌でしたか?」と尋ねます。

「嫌ではありません…」

ナビエの返事を聞くとすぐにハインリはキスをします。落ち込んだように見えたのはふりだったのかと、ナビエは少し騙された気分になりました。


カルル侯爵はソビエシュにエルギ公爵について調べたことを報告します。

わかったことは2つで、1つは証拠はないものの海賊との噂があること、もう1つは社交界でスキャンダルを多く残していることでした。

しかし、1つ目は海洋家であるブルーボヘアン国が海賊と癒着しているという噂は有名で、2つ目のことに関してもすでにソビエシュが知っていることでした。

カルル侯爵の報告にソビエシュはすでに知っていることだと返すと、カルル侯爵は躊躇いながら2つ目のことについて詳しく話し始めます。

スキャンダルではいつもエルギ侯爵が被害者側で、相手は大きな代償を払う事態になったこと。何が起きたかは相手が黙っているため、わからないこと。そして今、エルギ公爵はラスタと仲良くしているため、何かが起きる前にエルギ公爵を追い出した方がいいのではないかと提案しました。

「再婚承認を要求します」 129話の感想

全てを手に入れたかのようなラスタでしたが、愛するソビエシュは離れていき、偽の両親は自分のことを見てくれず…だんだんとラスタのしたことが返ってきてる感じがしますね…

一方のナビエはだんだんと良い方向に!実質ムレイニーVSウィリアムVSナビエですね!ここでもいかにナビエが優秀なのか判明しそうな予感です!そして最後のハインリとの掛け合い…ハインリは1覚えたら10吸収しますね!笑

一見ハインリがナビエの尻に敷かれているようですが、実はハインリがナビエを振り回してますよね。笑

ハインリの急成長に驚きを隠せません。笑

続き(「再婚承認を要求します」 130話)を読む→

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