「君の全てを奪いたい」ネタバレ125 話 最新話のあらすじと感想

君の全てを奪いたい 君の全てを奪いたい
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

プシュケーの起点で、メーデイアの命が助かり、いよいよ決勝戦が始まります。

←「君の全てを奪いたい」 124話 あらすじと感想

「君の全てを奪いたい」125話のあらすじ ※ネタバレ注意

”今のプシュケーの中にはメーデイアがいるはず”

無事作戦が成功したと思っているイアロスは、プシュケーの体の中にメーデイアがいることを証明するために、あるモノを用意します。

「殿下、教皇様よりお土産がございます。」

侍従が教皇からの贈り物があると言い、イアロスとプシュケーのもとに持ってきます。

その贈り物の中には、プシュケーであれば反応するであろうものが入っていました。

そるくん
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プシュケーが反応しなければ、今メーデイアがプシュケーの中に入っていると確認できるんですね!

「うっう…」

贈り物の中身が開かれると、その場でプシュケーがうずくまります。

”なぜ…反応するんだ?もしかして今もプシュケーなのか?”

「一体どうなっているんだ」

そうボソリとつぶやいたイアロスは、教皇のお土産への礼を言うと、侍従に喉が渇いたから、飲み物を持ってくるようにと指示し、お茶を飲みます。

「茶葉が古いんじゃないか?」

”隠語を使われた…その意味は、作戦に問題があるからもう一度調べろ”

イアロスの隠語に気づいた侍従は「新しく入れ直します」と言って、その場から離れました。

そるくん
そるくん

周りに気づかれないようにあらかじめ隠語を決めておき、堂々と指示する…用意周到ですね。

どこから作戦が崩れていたのか…イアロスが考えていると、決勝戦の開始の挨拶が始まります。

中央競技場では次々と決勝戦に進出する貴族が登場し、その中には血だらけのメーデイアの姿もありました。

メーデイアが決勝戦に出場できるのは運だという人も入れば、運だけでここまで勝ち進めないという人々もいる中、あまりにもメーデイアが血を流しているので、すぐに治療をしたほうがいいのではないかという声が上がります。

そんな声を聞きながらもイアロスは「大会は続行する」と宣言します。

大会の公正さを保つためとイアロスは言いますが、内心は”神に逆らった罰だ。当然の報いだ。しかし、私に許しを求めれば、助けてやらないこともない”と思います。

そるくん
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ここで言う神は多分、イアロス自身のことですよね…

それを聞いたメーデイアはボソリと「悪趣味だな」とつぶやきました。


決勝戦のルールは至ってシンプルで、最後の1人になるまで戦い、その間の手段と方法に制限はありませんでした。決勝戦に残ったのはメーデイア、ディオン、ヘリオ、そしてベリアードの傍系の4人でした。

初めに傍系の1人が棄権を宣言し、続いて、ヘリオに脅されたディオンも棄権したので、決勝戦はメーデイアとヘリオの2人になりました。

続けて棄権者が出るので、会場の観客たちは、以前、2人が恋仲だったという噂もあり、ヘリオがメーデイアへの愛のために棄権するのでは、と思います。しかし、ヘリオには棄権の意志はなく、すぐに決勝戦が開始されます。

2人の剣がぶつかり、会場が盛り上がる中、ヘリオはメーデイアに聞こえる声で言います。

「押されてますね。この程度なら軽く返せるのに。こんな状態でどうして私にあのようなことをおっしゃったんですか?」

武闘会が開かれる前、メーデイアは2人が決勝戦で会うことを予想し、その時は棄権せずにお互い全力で戦おうとヘリオに言っていました。

「命令は従います。全力で行きます。あなたが私を育てたので、私の実力がどのように成長したかお分かりになるでしょう。しかし、このような話をする度に、私の想いはあなたにとって知る価値がないと…。何度も気付かされます。」

「君の全てを奪いたい」125話の感想

イアロスが用意したもの…一体何だったのでしょうか?プシュケーにとって恐怖心を煽るようなもののようですが、そんなものがあるなんて…恐ろしいですね…

しかし、それによって、メーデイアがプシュケーの中にはいないことを確認できたイアロス。隠語を使って状況を確認するように侍従に指示をしますが、爆発の前にプシュケーたちが入れ替わっていたことに気づくことはできるのでしょうか?

また、最後のヘリオの様子…普段、紫色の綺麗な瞳が赤色に…何か闇に囚われている感があるのですが、ヘリオの身に何が…メーデイアに忠実なヘリオですが、メーデイアは自分の命を顧みないところもあるので、メーデイアを愛するヘリオにとって、そういったところで我慢の限界なのかもしれません…

続き(「君の全てを奪いたい」 126話)を読む→

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