「君の全てを奪いたい」ネタバレ 126話 最新話のあらすじと感想

君の全てを奪いたい 君の全てを奪いたい
そるくん
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LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

武闘会の決勝戦、メーデイアと対戦するヘリオは、メーデイアに何も話してもらえないことに無力感を感じます。

←「君の全てを奪いたい」 125話 あらすじと感想

「君の全てを奪いたい」126話のあらすじ ※ネタバレ注意

”そうだ。私はこの瞬間を待ち侘びてたんだ。公爵様の実力が世に知らされる今日を”

時間は少し遡り…

決勝戦直前、ヘリオはこの決勝戦でメーデイアの実力を世に知らしめることができると胸を踊らせます。しかし、会場に入ったヘリオの目の前に現れたのは、怪我で傷だらけのメーデイアでした。

”どうして私に何も教えてくれなかったんだ…いや、きっと事情があったんだ。”

そう思うヘリオはメーデイアの視線の先にイアロスがいることに気づきます。

”そうか。私に教えてくださらない理由も、私と目を合わせないのも、全部…気にする価値もないからだ”

そるくん
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メーデイアに剣の飾りをあげた時も、メーデイアが何を考えているか教えてくれないことに傷ついてましたね…

一方、イアロスを見つめるメーデイアは、イアロスの表情を伺い、プシュケーの突然の行動やその後の攻撃から、イアロスが自分達の秘密に気付いたのではないかと推測します。

そして、現状でメーデイアがとる最善の行動は優勝をして自分の実力を見せつけることだと思います。


試合開始前、ふとヘリオからもらった剣の飾りを見たメーデイアは爆発に巻き込まれたせいで取れそうになっていることに気が付きます。

”ヘリーが知ったら面倒なことになるな…”

試合が開始し、メーデイアはヘリオを見ます。

”!。あの表情は、ちょっと面倒どころではないな。”

メーデイアとヘリオの剣がぶつかり合い、ヘリオが優勢の状況になり、会場が盛り上がります。

会場がヘリオを応援する中、ヘリオはメーデイアにつぶやきます。

「おかしいですよね。僕は誰よりも公爵様の勝利を望んでいるのに。彼らは何のために私を応援しているのでしょうか」

そう言いながら、ヘリオは再び無力感に襲われます。

メーデイアが怪我をしても心配することもできない。イアロスが強行してもそれに反逆することもできない。終いにはメーデイアが一番輝く瞬間も自分の手で壊してしまう…ヘリオはそう思いながら、メーデイアに言います。

「あなたの前で私はどれだけ無力なのでしょうか。あなたを信じてこの選択をしました。しかし、その結果がこうなるとは。」

血まみれのメーデイアを見てそういうヘリオに、メーデイアは何か何か誤解をしていると感じます。

ヘリオはメーデイアへの攻撃を続けながら、言います。

私たちは同じ道を歩いていたが、見ていたものは違った。自分はメーデイアの勝利を願い、そのためなら自分の命も惜しくなかった。そうしてでも、勝利して笑うメーデイアの姿が見たかった。過去にメーデイアが自分を救ってくれたように、自分もメーデイアの過去の束縛から救ってあげたいと考えていたが、その方法が間違っていたと言います。

そるくん
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ヘリオは両親を突然失い、メーデイアは父親から歴史に名を残す人物になれと執拗なまでの教育を受けていた過去の呪縛がありましたよね…

「もう、あなたを無力に眺めることはしたくないです。この武闘会の優勝者はどんな願い事でもきいてもらえるとか。私は陛下にお願いすることは何もありません。だから、私が優勝しても願い事は公爵様にお譲りします。その代わり、公爵様が私の願いを聞いてください。私にあなたの人生に関われる権利をください。私と婚約してください。」

そるくん
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ヘリオがプロポーズしたああああああ!

ヘリオは最後の一撃をメーデイアに加えるために剣をかかげます。

ヘリオが剣を振りかざす瞬間、メーデイアはヘリオの剣が脆くなっているところを的確に攻撃し、ヘリオの剣先が折れ、飛んでいきます。

「ヘリー。お前は今、正気じゃない。お前を育てたのが私だと忘れたのか?」

メーデイアは鋭い目つきでヘリオを見つめます。

「すまない。私が勝つ」

「君の全てを奪いたい」126話の感想

大好きな人が自分の知らないところで傷つき、しかもその理由を聞くことすらできないのは辛いですよね…今回の話はヘリオが普段思っても伝えれなかったこと、それをメーデイアに伝えました。ヘリオの気持ちはシンプルに”メーデイアの笑顔を見たい、幸せにしたい”ってことですよね。ただ、できれば自分の手で…という思いが強い気もしますが…笑

正気でないヘリオの言葉をメーデイアはどう受け止めたのでしょうか…?

最後の言葉、勝者はメーデイアになるのでしょうか?

続き(「君の全てを奪いたい」 127話)を読む→

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