LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
リバティ公爵はクリスタからの手紙に書かれたナビエの離婚の理由は不妊症だという事実を確かめるためにラスタの元へ人を送りました。
「再婚承認を要求します」 142話のあらすじ ※ネタバレ注意
クイーンはぐったりしており、ナビエは慌てて医者を呼ぶべきかと思います。しかし、今はクイーンに姿のため、どうしたらいいか迷ったナビエはマッケナを呼ぶことにしました。
マッケナはクイーンの姿を見て一言、「酔っ払い」と言います。
「陛下は酔っ払うと鳥の姿に変身してしまいます。放っておけば勝手に起きますよ」
マッケナがそう説明すると、ナビエは安心しました。
マッケナが去った後、ナビエはジュベール伯爵夫人にスープを頼み、クイーンをベットに寝かせます。
「どうしましょう。ハインリから離れられなくなってる…」
ナビエは自然と笑ってしまいました。よく考えれば、酔っ払っていることに気づけたのに、マッケナを呼んでしまった…そう思ったナビエは寝ているクイーンに言います。
「あなたには秘密が多い。あなたを愛したら大変なことになるのはわかってるのに…全てあなたのせいよ」
そう言ってナビエはクイーンのお尻を叩くと、その後キスをしました。
ナビエ、クイーンのお尻叩くの好きですよね…?笑
ハインリはマッケナのいう通り、しばらくしたら目を覚ましました。
「私が何か失態をしましたか?」
そう尋ねるハインリをナビエは可愛く思うものの、これ以上ハインリに夢中にならないよう、仕事に没頭します。
”ハインリを愛しすぎて、辛くならないように…”
幸い、ナビエには仕事がたくさんあり、ルイフトとの交易も順調に進んだため、数日はまともに寝れないほどでした。
ナビエは仕事の報告を待つため、執務室にいると、睡魔に襲われ、いつの間にか眠ってしまっています。目を覚ますと、横になっており、ハインリが自分に腕枕をしてくれていました。
「私の酔っ払った姿がそんなにひどかったのですか?クイーンはあの日以来、私を避けて、会えるのは夜だけ。そんなに酔って鳥になった私の姿が嫌だったのですか?」
「違うわ。仕事が忙しかっただけで…」
ナビエは自分を追い込もうと仕事をしていたものの、ハインリを傷つけてしまい、自分のやっていることが間違っているのではないかと思います。
しかし、正直にハインリに「あなたのことを適度に愛したいの」と言っていいものかと悩みます。
衝動に駆られたナビエはハインリにキスをし、ハインリの額に自分の額を押しつけます。
「あなたは本当に美しいわ。ハインリ」
そう言ってナビエは耳元、目尻とキスをしていき、シャツの中に手を入れます。ハインリがうめき声が上がると、感情が爆発したナビエはハインリの下半身に手が伸びます。
「クイーンは私の体にしか興味がないのですか?」
葛藤した様子のハインリは恨めしそうにナビエを見つめました。
そういえば、ハインリは以前、マッケナにナビエが自分の体にしか興味がないと相談していましたね…笑
ラスタは数時間後に行われるパーティの用意をしていました。額の傷跡は前髪で隠し、大きくなったお腹の負担にならないドレスを選びます。
ラスタのお腹は何度も張るようになり、体も重く、思うように動くことができなくなってきました。
”もう少しで生まれるのかな?”
そう思いながらラスタは赤ちゃんの性別が気になりました。以前であれば、どちらでもいいと思っていましたが、ソビエシュとの仲が不安定な今、男の子が生まれて欲しいと願います。
東大帝国では過去に女性の皇帝はいなかったみたいです!
その時、使用人がラスタ宛の手紙を持ってきました。
手紙の内容を読んだラスタはニヤリと笑います。
「面白い知らせだわ」
そしてラスタは返事を書き始めました。
ーナビエ様が不妊かどうかは私も詳しくはわかりません。しかし、長い間、皇帝陛下との間に子供ができなかったので、不妊の可能性が高いと思います。
離婚の原因が不妊であることは間違いありません。
でも、憶測でナビエ様を切り捨てるのはかわいそうです。ナビエ様は良い皇后だから、窮地に追い込まないであげてくださいー
ラスタは使用人に返事の手紙を渡すと鼻歌を歌うほど気分が良くなりました。
庇っているようで見下してるラスタ…この手紙の先出人はおそらくリバティ公爵…この手紙を読んで「ラスタ様優しい!」ってなったら、リバティ公爵は見る目がない人ですね!
ティーパーティーに行くとラスタは貴族に残念そうに「赤ちゃんが元気に育つと良いですね」と声をかけられます。
なぜそんなことを言うのかとラスタが不思議に思うと、別の貴族が「代々皇室に忠実だったトロビー公爵家も次期皇帝には忠誠を誓わないかもしれない」と言うので、ラスタも納得します。
もし自分の子供が皇太子になれば、トロビー公爵は邪魔をしてくるかもしれない。また、パルアン侯爵もコシャールのことで自分を恨んでいるので、敵になるかもしれないと考えます。
”赤ちゃんの邪魔をする者は全て始末しなきゃ”
もう人を殺すことに罪悪感を感じなくなっていくラスタ…怖すぎます
ティーパーティの後、ラスタは傭兵を呼び出します。
「トロビー公爵夫妻を殺してきて。私の赤ちゃんが生まれるまでに」
そう言ってラスタは傭兵の前に宝石を投げました。
「トロビー公爵夫妻を殺すのにこれでは足りません。最低でも1万クランはないと」
「…1万クランも?」
「護衛をすり抜けてトロビー公爵夫妻を殺すのも、そこから逃げることも大変危険です。その上、西大帝国にいる娘が自分を殺そうと人を送るかもしれない。そんな危険な依頼は1万クランでも少ないぐらいです」
ラント男爵に言えばお金はもらえるが、1万クランほどの大金となると、用途を聞かれるかもしれないとラスタは考え、悩みます。
悩んだラスタは結局エルギ公爵にお金を借りることにしました。
「良いですよ。ちゃんと返してくれますよね?」
そう言ってエルギ公爵が借用書を渡すので、ラスタはエルギ公爵の顔色を伺いながら借用書にサインをします。
「公爵様は悪魔のように美しいですね」
「悪魔…ですか?」
「気を悪くしたらごめんなさい。ただ、悪魔は人々を魅了するためにとても美しいと聞いたことがあったから」
「再婚承認を要求します」 142話の感想
今回はハインリとナビエのお互いの葛藤がありましたね…笑
一度ソビエシュに裏切られたナビエからしたら、平常心を保てなくなるほど、人を愛するのは恐ろしいこと…でもハインリは上限なく愛してくれるので、愛さずにはいられないですね!!
そしてハインリもとうとう悩んでたことを打ち明けました!側から見たら、面白いすれ違いですが、本人たちからしたら、とんでもない誤解…ぜひ今回のをきっかけにわだかまりを無くして、2人心おきなくイチャイしゃして欲しいです。笑
最後にラスタの「エルギ公爵は悪魔」発言。これは、あながち間違ってなさそうですよね…何が目的なのかは未だわかりませんが、この借用書が今後、ラスタの首をしめることになりそうですね!