「再婚承認を要求します」ネタバレ 176話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ
ホワイトモンドの使者はナビエの妊娠祝いにと貿易船と軍艦の2隻の船の権利をプレゼントしました。
←「再婚承認を要求します」 175話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 176話のあらすじ ※ネタバレ注意

公式な場でのプレゼントだったため、ナビエはホワイトモンドからのプレゼントを拒否することは難しいと感じました。また、西大帝国には港がないため、船を使うにはホワイトモンドとの友好関係が良好でなければいけませんでした。

そるくん
そるくん

豪華なプレゼントと思いましたが、ホワイトモンドもなかなか攻めたプレゼントですね

ナビエはプレゼントに対し、礼を言った上で不可侵条約に関しての話を持ち出しました。
「不可侵条約に関してですが、こちら側だけに制約があるように感じます。これではそちらに有利なのでは?」
「そんなことございません。ホワイトモンドは小国のため、侵略なんてできません」
「そちらも不可侵条約の協定を結ばなければ、こちらもしません」
ホワイトモンドの使者は考えこみ、その場を去りました。

そるくん
そるくん

侵略できないと言いながら協定を結ぶと言わないということは…


ナビエはホワイトモンドとの話をハインリに話すためにハインリを探しました。すると子供の悲鳴と叫び声が聞こえ、ナビエもその場に向かいます。
騒ぎの先には池で溺れている子供とそれを必死に助けようとする使用人、そしてジュメンシア公爵が「子供を押したのはあの男だ」と言ってリルテアン大公を指差していました。
その場にはハインリもいました。
「私はやっていない。ハインリ陛下もご覧のはずだ!」
「確かに見ていた。子供を落としたのはリルテアン大公だ!」
ハインリは騎士に指示してリルテアン大公を拘束するように指示しました。


リルテアン大公は行動には慎重な人物でしたが、カッとなりやすい性格だったため、一度腹を立てると手の付けられない一面もありました。また、嫌いな人には敵意を剥き出しにするタイプで、ナビエに対してもラスタが側室になった途端、ナビエへの賄賂をやめ、ナビエを侮辱するようになりました。

リルテアン大公は以前ジュメンシア老公爵に恥をかかされたこともあったため、リルテアン大公が今回のような事件を起こすことを疑問に思う者もいませんでした。

ナビエがリルテアン大公が拘束された部屋の前に着くとユニムがいました。ユニムはナビエが来たことをハインリに伝えるかと尋ねますが、ナビエは用が済んだら私の部屋に来て欲しいと伝言を頼みました。
扉の向こうからはリルテアン大公の叫び声が聞こえました。


「押したのではありません!ただ…」
「肩をぶつけた」
「そうです!それで池に落ちるとは思わなかったのです!」
「しかし、結果として子供は死にかけたのだ。」
「ハインリ陛下からあの時、ジュメンシア老公爵が娘を犠牲にしてまで守った孫だと聞かなければ私はこんなことはしなかったでしょう」

そるくん
そるくん

ハインリがリルテアン大公の性格を利用して、ジュメンシア老公爵の孫を池に落とすように仕向けたってことですね…それでも簡単にはめられるリルテアン大公って…

「このことはソビエシュ皇帝に抗議する」
ハインリがそう言うとリルテアン大公は騎士に連れて行かれました。


ハインリとマッケナは部屋を出て話します。

「ナビエ様を侮辱されていた時から思っていましたが、先に手が出る方でしたね」
「適当にそそのかせばいいと思っていたが、ここまで大事になるとは。子供は大丈夫なのか?」
「命に別状はないようです」
「そうか、手厚く処置して恩を売っておけ」

そるくん
そるくん

あれ…ハインリがリルテアン大公をはめた理由はナビエを侮辱したから…?笑

「この程度の問題であれば、ソビエシュ皇帝に処分を任せればよかったのではないですか?」
「いや。ソビエシュ皇帝には恩を売っておきたい。今東大帝国は生まれた娘のことで大変な状況だ。もし皇帝の娘でなかった場合、次期皇帝候補はリルテアン大公の息子になるだろう。ソビエシュ皇帝もリルテアン大公は目障りな存在だろうから、5年くらい閉じ込めておくとソビエシュ皇帝に伝えてくれ」

そるくん
そるくん

ハインリ…抜かりがないですね!


2時間ほど待っているとナビエの部屋にハインリがやってきました。
「クイーンが待っていると知っていればこちらを優先してすぐに来たのに」
「だから知らせなかったのです」
ハインリはナビエの後ろにあるプレゼントの山を見つけました。
「あれは私のですか?」
「もうプレゼントはすでに渡したでしょ?」
「あれは…」
「冗談ですよ。1つだけ選んでください。」
「全部ではないのですか?」
「それでは面白くないでしょう?」
ハインリはプレゼントの山から一番奥にあったプレゼントを選び、開けようとしますが、ナビエはその手を咄嗟に止めました。

「再婚承認を要求します」 176話の感想

リルテアン大公は確か、ナビエに珍しい布を賄賂として渡そうとしたら断られてそのままラスタに渡した人ですよね…他国のめでたい日にこんな問題を起こして…ハインリが唆した部分はありますが、それでも実際に行動してしまうのは完全にヤバイ人ですよね…
今回ハインリがソビエシュに売った恩。どのように返させようとするのでしょうか?
また、ハインリのプレゼント選び…これは確実に下着選んでますよね?笑
ナビエとハインリの次回の絡みが楽しみです!

続き(「再婚承認を要求します」 177話①)を読む→

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