LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ハインリからクリスタの話を聞いたナビエはクリスタがハインリに好意を抱いているのではないかと感じます。
「再婚承認を要求します」 127話のあらすじ ※ネタバレ注意
ハインリの話を聞いたナビエはクリスタをコンプシャーに送って欲しいと思いますが、それをハインリには言いませんでした。
自分の夫に好意をもつ女性が、そばにいるのは嫌ですよね…
西大帝国にはクリスタを慕う貴族はまだ多く、コンプシャーに送ることで、寂しい思いをするクリスタが貴族たちを呼び、さらに勢力が強くなる恐れもあったため、長期的に見ても今クリスタを強制的にコンプシャーに送るのは賢明な判断ではありませんでした。
また、ハインリは先王の不妊、急逝の疑いをかけられていたため、遺言のこともあり、クリスタの意思でコンプシャーに行ってもらう必要がありました。
ハインリは兄から王位を奪うつもりはなく、浮気者のふりをしていたのですが…王位を狙っていたと思う者もいるのですね…
ハインリから披露宴でのクリスタとのことを聞いたナビエは披露宴翌日に令嬢たちが自分に手紙を送ってくれた理由を理解しました。
この状況はいいかもしれないと思いながらも、なぜか心にしこりが残ります。
ナビエ…ハインリが好きだから心がモヤモヤになっているのに気づいていない…?
ナビエはハインリに用意してもらった執務室に書類などを移動させた後、昼食をとります。
食事をしていると、ローズがやってきて、以前ナビエが頼んでいた調査を調べ終えたと報告します。
ローズはなぜ令嬢たちが突然ナビエに手紙を送ったのかを調べており、それはある噂が原因だと話します。
ローズは言いにくそうに、ハインリとクリスタが密かに交際しており、披露宴ではクリスタがハインリの額の汗を拭いていたのを目撃した令嬢たちもいると話します。
その話を聞いたローラは持っていたナイフを落とし、クリスタを早くコンプシャーに送るべきだと言いました。
「誤解です」
ナビエはあえて笑顔で、その話はすでにハインリから聞いていると言い、心配する侍女たちに大丈夫だと言い聞かせます。そして、このことはむしろ不幸中の幸いだったかもしれないと話しました。
今まで、西大帝国の令嬢たちはクリスタを憐れんで、ナビエのことをまともに見ようともしませんでした。しかし、今回のことで友好的な手紙を送ってくれるようにまでなり、これは彼女たちの心を掴むチャンスだと話します。
アランが屋敷に戻ると、ロテシュ子爵がラスタの様子を尋ねます。
アランは悲しげにアンを抱くラスタを見て、今でもラスタのアンへの愛情は消えていないと話しました。
それを聞いたロテシュ子爵は満足そうに笑い、ソビエシュが2番目の側室を迎えたから、ラスタも大人しくなるだろうとつぶやきます。
「2番目の側室?」
アランはラスタがいるのに…と困惑し、ずっと不機嫌だったルベティは何かを考えたあと、嬉しそうに目を輝かせます。
「お父様!私は皇帝陛下の3番目の側室になります!」
え?????
ロテシュ子爵はルベティにお前を裏切ったりしない、誠実な名門の貴族の子息と結婚するのだと説得します。
裏切り、誠実…遠回しにソビエシュをディスってますね。笑
しかし、ルベティはソビエシュを自分に惚れさせ、ラスタを悔しがらせたあとに自分がソビエシュを捨ててやる、これで2人に復讐ができると目を輝かせ続けます。
ナビエが大好きだったので、どうしても2人が許せなかったんですね!
ハインリが朝食の用意をするのが当たり前になっていました。ナビエが寝ていると美味しそうな匂いが漂ってきます。ナビエが目を覚ますと、ハインリはナビエの額にキスをし、顔をシーツで隠したら、シーツを持っている指先にキスをします。観念したナビエがシーツをどかすと、ハインリはもう少しそばにいたいと囁きます。
ハインリはナビエに寄り添うのが好きなので、朝のスケジュールをこなすために、ナビエは気を使います。
ナビエが制御しなければ、ずっとナビエに張り付いてそうですね…笑
「どうしてそんなに元気なのですか?」
ナビエが朝食中にハインリに質問しますが、言った後に変なことを言ったような気がして、「体調のことです」と付け加えますが、余計おかしくなったと感じ、黙ります。
「クイーンは体力がありませんね」
「そうですね…あなたは素晴らしい体力の持ち主だわ」
「いい先生のおかげですね、クイーン」
…夜のお話になってしまいましたね。笑
ナビエがハインリを睨むとハインリは鳥に変身し、可愛い目をしてナビエの膝の上に乗ります。
最近、ハインリはナビエが怒るたびにこの行動をしていました。そうすれば、ナビエが怒らないことを知っていたからです。
ナビエが怒り、お尻を叩くと、ハインリは飛んで逃げますが、鳥の姿で共有の寝室から出るすべはなかったため、結局ナビエに捕まります。
「無邪気なふりをしても、もう騙されないんだから!」
朝食後、ナビエが湯浴みして着替える時、困ったことがありました。暑くなったので薄手の服を着ようと思っても、ハインリの痕のせいで着る服が限られてしまうからです。
ジュベール伯爵夫人は美しいドレスがあるのに、これでは着られないと嘆きます。
「痕を隠すドレスはこれしかありません…」
ジュベール伯爵夫人はナビエが数日前に着ていたドレスを出し、ナビエはそれを着て執務室に向かいました。
執務室にはハインリがおり、ナビエが作成していた書類に目を通していました。
ナビエはハインリに近づき、襟元を触ります。
「見えています…」
「何がですか?」
「赤い痕です」
ん?まさかのナビエも!!笑
ナビエはジュベール伯爵夫人がどうしてハインリに痕をつけてほしくないのかわかった気がしました。
ハインリはナビエの首元を見て、秋まで気をつけようかと提案します。
「でも他の人に見られないところは大丈夫ですよね?」
…。反省の色、一切無しですね。笑
ナビエはその質問には答えず、どうして自分の執務室にいるのか尋ねます。すると、今日は閣議があるため、ナビエも参加してはどうかと誘いにきたことを話します。
歴代の王妃たちは閣議に参加しませんでしたが、ナビエが東大帝国時代に閣議に参加していたことを知っていたハインリなりの配慮でした。東大帝国時代、ナビエは必要な閣議には参加していましたが、すべての閣議に参加しているわけではありませんでした。ナビエは悩んだ末にハインリと一緒に行くことに決めます。
閣議ではナビエの参加に関係者も困惑の色を隠せませんでしたが、しばらくすると、自分の仕事に集中するようになりました。しかし、1人だけ、ナビエを見ていた者がいました。
クリスタの従兄弟にあたるケラトン侯爵がナビエに難しい質問をします。
「常時泉に襲われる可能性が高い領地は1つですが、その周辺には5つの領地があります。6つの全ての領地から援軍が欲しいと要請を受けていますが、全てに送るとなると、兵力が分散してしまいます。東大帝国は常時泉と長く争っていたので、皇后陛下なら経験も豊富でしょう。皇后陛下はどこに援軍を送るべきだと思いますか?」
「再婚承認を要求します」 127話の感想
今回衝撃的だったのは、まさかのナビエもハインリに痕をつけていたということ…笑
あれだけ恥ずかしがっている描写があったので、ハインリが一方的にだと思っていたのですが。笑
しかし、ハインリがナビエのことを「良い先生」というということは、それを教えたのはナビエ…?
今までのナビエの印象が大きく変わった内容でしたね。(もちろんいい意味で。笑)
そして最後に登場してきたケトロン侯爵…とても嫌味な質問の仕方のように感じたのは、私だけでしょうか…?それとも、クリスタ側だという先入観から…?
今まで王妃は参加されることなく、閣議初参加の皇后にそのような意見を尋ねるのはありなのか?と色々考えてしまいました。しかし、ナビエにはコシャールがいるので、常時泉にもなんなく対応できそうですね!!
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