「ハーレムの男たち」ネタバレ 14話(小説)あらすじと感想

ハーレムの男たちタイトル ネタバレ

LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました!

前回のあらすじ

側室として来たクラインがラティルの部屋の前で待っていたので、ラティルは部屋の中に入る許可をだし、自分も入ろうとしたところにアトラクシー公爵から声をかけられました。

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14話のあらすじ ※ネタバレ注意

絶妙なタイミングでアトラクシー公爵が声をかけてきたので、クラインとのお酒を飲むのを止めに来たのかと思ったラティルでしたが、意外にもアトラクシー公爵が伝えた用件は重要でした。

アトラクシー公爵はトゥーラ皇子がラティルに対抗するために外国勢力を引き入れようとしていた事実が判明したこと、そしてどの国かまではわからないが、隣接国やカリセン帝国の可能性は低いことをラティルに伝えました。

ラティルは君主の印章を使ったかどうか聞くと、アトラクシー公爵はそのようだと答えました。君主の印章は皇帝の署名と大差なく、外国との条約の締結において効力が絶対的なものだったため、もし条約を締結した国が要求してきたら、契約の代償をラティルが履行しなければいけなくなります。

ラティルはアトラクシー公爵に国と締結した条約の内容を突き止めるように指示しました。

アトラクシー公爵が何も言わずに部屋から出ていこうともしなかったため、気まずい沈黙が流れました。ラティルが他にまだ言いたいことはあるのかとアトラクシー公爵に尋ねると、アトラクシー公爵はさっきの報告より慎重な顔でラナムンをいつ入れたらいいか言いました。

ラティルは5人側室が揃うまでラナムンをいれるつもりはありませんでした。身分の高いラムナンを先に入れてしまったら、他の側室は押されて過ごすことになってしまいます。ラティルはハーレムの中で位階秩序を作るわけにはいかないため、アトラクシー公爵に5人揃ってからだと伝えました。


屋敷に戻ったアトラクシー公爵はラムナンを呼び、書斎にいるラナムンに会いに行きました。アトラクシー公爵はラナムンの顔を見てクラインと比べました。ラナムンが皇居で何かあったか尋ねると側室としてクラインが来たことを言いました。ラナムンは問題視しませんでしたが、アトラクシー公爵はクラインはラナムンに匹敵するほどハンサムでカリセン帝国の皇子であり、異国的な魅力があると言いました。自分が1番偉いと思うラナムンは少し不機嫌な顔になりますが、父親がクラインの良いところを言うのでクラインのことが気になり、明日見に行くと言いました。


宰相はラティルとトゥーラの皇位争いで中立の立場をとったため、地位を維持することはできましたが、ライバルのアトラクシー公爵と比べると若干押され気味でした。そのため、自分の次男ゲスターを側室に押し上げ、ラティルは悩まずに合格にしました。アンジェス商談の後継者タッシールはどんな意図で志願したのか露骨に見えていたので合格にしました。ラティルは傭兵王カルレインの書類を見ました。他の候補者は美男や知性美がある男ですが、その中に荒っぽい魅力があってもいいのではとラティルは考えました。


ラムナンがクラインを見に屋敷を出て、昼過ぎに帰ってきました。ずっと待っていたアトラクシー公爵はどうだったかとラムナンに尋ねるとラムナンは会ったとだけ返事をし、そのまま通り過ぎました。アトラクシー公爵はその後を追って聞き続けました。するとラムナンはラティルは数年間クラインに片思いしていることやラムナンが側室になっても花の背景にしかならないと言われたことをアトラクシー公爵に伝えました。アトラクシー公爵は自分の息子は花の背景になるような子ではないと怒りました。

感想

トゥーラ皇子と手を組んでいた国は一体どこなのでしょうか?いまのところカイセン帝国ぐらいしか国の名前が出てきていないので予想はできませんが、傭兵王カーラインが少し気になります。クラインとラムナンは初対面の印象があまりよくなさそうですね。同族嫌悪的なものでしょうか?次々と魅力あふれる側室たちの登場に続きが気になります!

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