「ハーレムの男たち」ネタバレ 23話(小説)あらすじと感想

ハーレムの男たち ネタバレ
そるくん
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LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました!

そるくん
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LINEマンガ24話、25話の内容になります!

前回のあらすじ

カルレインのもとにラティルがいくと、カルレインは「生まれる時から待っていた」と言って、しきりにラティルの首を嗅ごうとしました。変な男だと思いながらハーレムを出ようとしたラティルのもとにクラインが走ってきて、嫉妬したことを伝えます。

←「ハーレムの男たち」 22話 あらすじと感想

23話のあらすじ ※ネタバレ注意

ラティルはクラインの真っ青な瞳を晴れた日の空のように感じました。空はとても広く深いので終わりが分からない、私がクラインを理解できないのはそのためではないかと思ったラティルは、クラインに「神秘的ですね、いつかはあなたの頭の中をのぞきたい」と言いました。褒めたことがなかったためかクラインは目を見開いて笑いました。ラティルはクラインの言葉の9割は理解できませんでしたが、何か寂しがっていることは分かりました。


ラティルはハーレムを出て自分の部屋に戻った後、カルレインとクラインに贈り物をするように侍従長に指示をしました。そして、カルレインの過去を調べるようにも指示しました。

そるくん
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生まれる前から待っていたというカルレインの発言は気になりますよね


ラティルが浴室に入った後、外で慌ててラティルを呼ぶ声がしたので入るように命令をすると侍女が獅子の宮に来て欲しいと言います。獅子の宮とは死者のための小さな家で地下には歴代皇帝夫婦の遺体が安置されていました。ラティルがどうしたのか尋ねると黒い塗料で誰かが落書きをしたようだというのでラティルは急いで服を着て走り出し獅子の宮に向かいました。


ラティルが獅子の宮近くに着くと美しい平和な平屋を真っ黒な塗料が覆っており、それを見たラティルは腹が立ち、係の者を呼びました。すると兵士が2人やってきて、6時の交代の間に起こったことだと報告します。交代で空いた時間は7分ほどで、その間に起こったならば、怪しい者がいなかったかとラティルは聞きますが、兵士たちはなかったと答えます。ラティルは騎士団長のサーナット卿を呼んで関係者の責任の有無を調べるように指示しました。すると第一発見者の兵士が近くに手紙が落ちてたことを報告し、ラティルに差し出します。ラティルは手紙を持って警備団長についてくるように命令しました。


ラティルは執務室に入るとすぐに警備団長にこの事件は皇室への冒涜で先皇帝に対する不敬なので誰がやったか必ず明らかにしなければいけないと言いました。ラティルは父のことを思い、怒りがこみ上げますが、今は犯人を捕まえることを優先しなければいけないと思い、すぐに理性を取り戻しました。そして、警備団長にこの事件は先皇を殺害した暗殺者と関係があると思うか?と尋ねます。警備団長は「実は…」と言って黒い塗料で書かれた記号がある暗殺集団が使う記号と同じように思うと答えました。それを聞いたラティルが驚くとサーナット卿が暗殺集団”黒林”が使う標識だと答え、黒林は有名な暗殺集団で依頼を終える度に目印を描いていくので有名になったと言います。ラティルとサーナット卿は獅子の宮に目印がつけられたということは、その集団が先皇を殺した可能性が高いと思いますが、先皇が亡くなって時間が経っていたので、もしかしたら犯人がその暗殺者のふりをしているのかもしれないと考えました。ラティルがサーナット卿に以前に黒林のふりをした者がいたか尋ねると、その者は黒林によって殺され、死体には逆さまに標識が描かれていたこと言います。それを聞いたラティルは警備団長にこの事件を公にして、追跡は極秘にするように指示をします。普通は反対のことをするので警備団長はどういうことか理解ができませんでしたが、ラティルが説明すると納得をします。

そるくん
そるくん

事件を公にすることで、黒林がこの事件を知り、自分たちを犯人ではないと知らせたい黒林が本当の犯人を殺すことで、ラティルは犯人を捕まえようとしているんですね!

ラティルは念の為、宮廷の警備を増やすように指示をして、警備団長は部屋を出ていきました。

ラティルはサーナット卿に「もし、暗殺者にやられたのなら、それを依頼した者がいるはずだが、それが一番問題だ。サーナット卿は誰か見当がついていますか?」と言うと心当たりが無いと答えます。

そるくん
そるくん

暗殺者は拷問に強いというので、もし黒林がやったとしたら、依頼人を調べるのが難しいですね。

ラティルは7分で犯行を行うには、その空白時間を知っていなければできないので、担当警備兵の中に犯人がいるのではないかと思います。

ラティルは手紙を取り出して開けたラティルは苦笑いしました。

”お前のお父さんを殺したのはお前だろ?”

感想

前半のほのぼのしたクラインの会話とは打って変わって、ここでいっきにラティルの父である先皇の暗殺者についての話が進みました!自分の親が眠る場所を荒らされ、父親を殺した犯人がわかるかも知れないと思ったラティルの心情は怒りと焦りがこみ上げてくると思いますが、目の前のことを優先し、理性で抑えて物事を考えるラティルはさすがだな、と思いました。最後の手紙、そのままの意味で読んだら、ラティルが犯人ということですが、一体どういう意味なのでしょうか?続きが気になります!

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