「再婚承認を要求します」ネタバレ 108話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

LINEマンガ未公開話になります!

前回のあらすじ

結婚式の行進では国民に無視されてしまいナビエは落ち込みます。夜の披露宴でラスタがナビエの用意した手形と同じ金額の寄付をすると聞き、ラスタと話をするためにナビエは翌日の仮面舞踏会でダンスに誘います。

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「再婚承認を要求します」 108話のあらすじ ※ネタバレ注意

ラスタはナビエが近づいて緊張しますが、手を差し伸べられてダンスに誘われると予想しなかったといった表情で目を丸くしました。そしてそれは周囲の貴族たちも同じでした。ナビエがダンスを披露する舞台を手で指すと、ラスタは当惑したようでしたが、ナビエと一緒に舞台の中央に行きました。それを見た楽士は驚き、一度演奏が中断しますが、新たな音楽が演奏されました。その曲はラスタに配慮されたためか、男女の踊りが区別されない、相手と同じように踊ればいい曲でした。

ラスタは踊るための姿勢をとり、落ち着くと、ナビエに尋ねます。

「そんなにもラスタに勝ちたいですか?」

「?」

「ラスタより踊りが上手だと、言われたいんじゃないですか?今」

「…。」

ナビエはラスタの想像力に驚きますが、つまらないことで優先順位をつける必要もなかったので本来の目的を伝えます。

「ラント男爵と親しくして、困ったことがあったら、カルル侯爵に助けを求めてください」

ラスタはナビエが話す意図を理解できていないようですが、ナビエは話を続けます。

ナビエはカルル侯爵が国のためなら助けになってくれることを伝え、周りの関わり方についてアドバイスします。ナビエはラスタのためというわけではなく、母国のための助言だと言い、渡した手形について尋ねます。手形について聞かれたラスタは青白い顔をしますが、ナビエが回収できるのなら回収し、無理ならば今後は私費で後援するようにと言うと、ラスタはナビエがお金を惜しくなったから言ったのだと思い、鼻で笑いました。

”そうじゃない、ラスタ”

ナビエはもしそのお金のせいで問題が起き、後援した機関にまで火の粉が飛ばないようにするための助言でした。しかし、ナビエは最悪の事態を防ぐ方法は伝え、それ以上は伝えませんでした。それ以上情報を与えると、問題が発生する場合に備えてラスタが他人に罪を被せる準備をするかもしれないと考えたからでした。

その時、ラスタが悲鳴をあげながらしゃがみこみます。

お腹が痛いというラスタのもとにソビエシュが駆けつけ、ナビエの顔を伺いました。その表情はナビエがラスタを攻撃したと思っているような表情ではありませんでした。

そこにハインリもやってきてソビエシュに早く医者に見せなければいけないと助言します。ソビエシュはラスタを抱えて出ていきました。


医者に見てもらうとラスタの体には異常がなく、痛みはストレスによるものではないかと答えました。医者が部屋を出て、ソビエシュがラスタの横に近づき、手を握ります。

「陛下、見たでしょ?皇后が私を脅しました」

「何も見ていない」

「皇后が私を脅かしました」

「皇后が何で君を…」

「私を…」

言いかけたラスタは、脅迫されると言うことは自分にその弱みがあると言っているようなものだと気づき、言葉をつまらせます。しかし、手形のことも相談できないラスタは涙を浮かべて布団を抱きしめました。その姿を見たソビエシュは、ナビエは脅迫をするような人ではないが、ナビエの言葉をラスタが脅迫と受け取ってしまったのではないかと思い、怯えている様子のラスタに休むように言って部屋を出ました。

「バカみたい!」

ソビエシュが部屋を出た後、ラスタは自分とソビエシュがナビエのことを皇后と呼んでいることに気づき、声をあげます。自尊心が傷つけられたと感じたラスタに再び痛みが走ります。

「私だけでは足りず、私の赤ちゃんまで狙っているのね」

そるくん
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すごい被害妄想!

ラスタは全てナビエの策略だと思います。徐々に治る痛みとともにナビエが残した手形の話が気になりました。しかし、今更ラント男爵から手形を取り返して確認するとしてもラント男爵に怪しまれるのではないかと考えたラスタは、ナビエのうわごとだと思うようにしてそのままにしました。


ナビエがソビエシュではなくラスタに手形を任せたのは、ソビエシュに自分が良い妃であるとアピールしていると誤解されないようにするためでした。手形のことはもう自分から離れたので忘れようと南宮を出て外を歩くと、綺麗な光が見えました。光のもとに行ってみるとそこにはエレギ公爵が居て、小さな光はエレギ公爵の持っているネックレスから発せられていました。通り過ぎようとしたナビエですが、足音でエレギ公爵に気づかれてしまい、避けることができなくなったのでナビエはネックレスについて尋ねます。エレギ公爵は少し魔力が込められたものだとナビエにネックレスを見せるのでナビエは珍しそうに見ました。

「寂しくないですか?」

「寂しい?」

「行進の時のことです」

「仕方がないでしょう」

「人々はいつもそうです。最後のことだけを記憶します。どれだけ助けても最後の1つが気に入らなければすぐに背を向けてその前の助けを忘れます。」

返事をする代わりにナビエがエレギ公爵の顔色を伺うと、私のことを見て何か悪い記憶を思い出したことがわかりました。

そるくん
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エレギ公爵もナビエと同じような経験があったのでしょうか?

エレギ公爵はネックレスをポケットにしまいながら、「王妃様は本当に慈しみ深い。私ならちょっと腹が立つと思いますが」と普段の口調で言いました。エレギ公爵の表情がパッと変わったので何かあったのだろうかとナビエは思いますが、親しい間柄でもないのであえて聞かず、その場を去ろうと向かう場所を手で差し、別れの挨拶をすると、エレギ公爵は「送って差し上げます」と言いました。


披露宴の最終日、ナビエはハインリとたくさんの時間を過ごそうと思います。と言うのも、東大帝国にきてからパーティー前は友達と遊び、パーティーでも一度ハインリと踊っただけでだったので、ハインリが愚痴をこぼしたからでした。

ナビエはハインリの目の色である紫色のドレスを着て、ハインリを迎えに行こうとノックをしようとしたとき、後ろから名前を呼ばれ、振り返るとそこにはソビエシュがいました。

「人々が見ていたはずです。私は何もしていません」

「何の話ですか?」

「ラスタ皇妃様が倒れたのは私のせいだと言いにきたのではないですか?」

「そんな!ありえないことをどうして言うのですか?そんなはずないじゃないですか!」

以前ラスタが気絶した時、その場にもいなかった自分のせいだと言ったのに…とナビエはソビエシュをじっと見ると、ソビエシュもそのことを思い出したのか、表情が固まりました。

ナビエが何の用かと尋ねるとソビエシュはナビエの部屋を指差します。しかし、ナビエはソビエシュと1つの空間には居たくなかったのでここで話すように言います。ソビエシュはしばらくナビエを眺めてから口を開きました。

「帰ってきて欲しい」

「!」

「あなたが他の男の妻じゃなかったら良いのに」

ハインリはドアの後ろからソビエシュの言葉が聞こえ、ふと立ち止まります。ハインリはドアに寄り掛かり心臓を手で押さえるとひんやりとしました。

”これは何だよ…”

「再婚承認を要求します」 108話の感想

ナビエは手形について忠告しますが、ラスタはことの重大性に気づいておらず、そのまま放置してしまいました…ナビエの心配した通りにならなければ良いのですが…

そして最終日、ソビエシュがナビエの元にやってきました!しかもその言葉をハインリが聞いてしまった!ハインリからしてみれば、自分の部屋の前で妻に元夫が復縁を迫ってるんですから、めちゃめちゃ複雑ですよね…ハインリはその場に突入するのかな?それとも知らないふりをするのかな?ハインリがかわいそすぎます…

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